「書と文字は面白い(石川九楊)」を読んで
古代から近代まで、さらっとコラム形式で書かれていました。戦後の前衛書家の作品は書とはいえない、だったかな。ならば、現代の漢字書家・仮名書家の作品は、現代一般人に全く読めないから、同じ。そしてトップ書家?同士が対立し、それ以上話さなくなり、そっぽを向いた。現代人達がそんな深く思っていない事に拘って、そのトップ書家が仲違いしてしまって今に至る・・・。今、手元に本が無いのだけど、現代書をなんとなくそんな感じで述べていた。まあ、20年前の出版物。その当時はこういう結論なんだろう。けど、面白くない事・問題点までコラムにして、その解決の糸口も述べず、さらっと次の話題に移る。その文章に、書の何が面白いんだろうというという、疑問を抱かせる書籍。この本を読んで、面白い!書家になりたい!と思う御方がいるだろうか。疑問や問題点があっ...「書と文字は面白い(石川九楊)」を読んで
2020/04/10 13:41