連城三紀彦「顔のない肖像画」

連城三紀彦「顔のない肖像画」

顔のない肖像画 (実業之日本社文庫)2013年に逝去された連城さんのミステリー短編集。いずれの話も意外性のある結末が用意されていて満足度は高い。表題作である「顔のない肖像画」は、ある画家の幻の作品をその未亡人から競り落としてくれるように頼まれた若者が巻き込まれた