大阪の茶室での春の月
春は霞のせいで、月も朧な感じがします。またそのような月も趣があるものです。物思いに耽ってしまいますね。以下のような趣向でお茶を楽しみました。寄付待合短冊 「夕月夜花びらよりもかろげなる しら波がくる岩をわれゆく」 与謝野晶子筆本席軸 「暮るゝ夜のかすみにふかき山の端を しらせていつる春の月影」「庭のおも夜さゑるのもうたた寝に すだれすずしき月ぞ見るかな」「よひのまのひかりにも似ぬあはれかな 人さだまりてむかふ月かげ」「空はなほ雲けのなかのおぼ
2025/04/19 23:27