大阪の茶室で見送る春
艶やかな桜色一色の景色も緑色になろうとしています。刻々と季節は移ろいでいくものです。それを感じるのは、昔の日本人も同様のようです。以下のような趣向でお茶を楽しみました。寄付待合軸 清水寺春霞 川島梅関筆 短冊「紫の藤花散りぬ青の羽 よきつばくろのいづさ入るさに」与謝野晶子筆本席軸 「花のちるをみて うらやまし心のままに咲てとく すがすがしくもちるさくらかな」 蓮月筆花 立浪草花生 伊賀焼蹲花生 大野鈍阿造敷板 黄金壇薄板香合 安南花唐草染付
2024/04/20 21:15