純白胸として
梔子と語らう純白胸として安らぐ日々の言を選びて夜明けを待って君と向き合う朝が幸せ・・幾重にも重なり合う第一陣の外側の花びらが・・僕が先遣隊だぞ・・・今の世の中どうなっての?コロナと言うやつがお前たちを困らせないか・・・僕が先に行くぞ・・・そう言わんばかりに・・外側の花びらが開いた・・あれっ~一重でなかった筈・・そう思った次の日・・・・芯室から…重なり合った純白の花びらが開いて居た・・あっ~そう・・・・・・この姿が梔子の花よね。梔子の花の開き方をゆっくり観たのは初めて・・・梔子が語り掛ける花のドラマの神秘さを話さずには居られない心境に駆られた。夜明けに向き合う梔子に癒されながら・・・ひと日が始まる・・純白の衣を纏いて・・・言を選んで幸せに繋ごう・・・純白胸として
2020/06/24 05:42