『日本資本主義の精神』山本七平
日本の資本主義の発展の基礎には、江戸時代の藩が経済的合理性に立脚していたことにあること、また、宗教的修行のスタイルが世俗の業務に浸透したことにあると論じる。日本人が一生懸命に働く背景には、修行と同じ精神があるという見方には、納得できるものを感じる。その弊害として、経済性を無視してひたすら働くことが評価される社会を生んだとの指摘も、的を射ているように思う。 藩閥は藩がなくなっても機能し、派閥とい…
2019/08/27 23:45
2019年8月 (1件〜100件)
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