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金丸文武
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2016/01/11

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  • 最後のブログ

    今、日付が変わって夜中の1時前です。さっきまで流していたトムウェイツも消して、静まり返った店内で晩ごはんを食べ、シャワーを浴びてこのブログを書いています。思えば25歳から始めたこのブログというもの。色んな場所で書いてきました。日本中、世界中

  • オンザロードアゲイン 最終章

    久しぶりに居酒屋の暖簾をかけた。店内の大掃除をし、ガタがきている部分を直し、設備関係も業者に頼んで手入れしてもらった。本当に久しぶりに綺麗になった店内。明かりを灯す。梁や柱、戸板の全てに思い出が染みついている。ここが俺の居場所だ。数ヶ月ぶり

  • オンザロードアゲイン 9章

    「あー、こんにちはー。◯◯テレビの高橋と申しますー。今日はよろしくお願いしますー。小野さんどうもお久しぶりですー。」「あー、高橋さんご無沙汰ですねー。お元気でいましたか?」翌日、待ち合わせ場所になっていたカフェにテレビ局のスタッフさんたちが

  • オンザロードアゲイン 8章

    それから不思議な4人旅が始まった。全員、自分の食い扶持は自分で稼ぐというやりかたで、甘えは一切なし。生活レベルも稼ぎ次第ってわけだ。俺とカッピーは路上で演奏し、ショータ君は女性の写真を撮って稼ぐ。イクゾーもなんとか路上で頑張って弾き語りをし

  • オンザロードアゲイン 7章

    街路樹は寒々しく枝を伸ばしている。冬も本番となり、全ての色が褪せ、空だけが抜けるように青い。ベンチには枯葉が積もり、人々はモコモコと厚着をして白い息を吐きながら歩いている。いい加減にこれ以上寒いのは耐えきれない。早いところ南に下らなければ。

  • オンザロードアゲイン 6章

    ヒッチハイクはその後も順調にいき、各地の路上で稼ぎながらドイツ南部からスイスを抜け、フランスへと進んでいった。凍える夜、国境での別室送り、寝てるところに現地の悪ガキに石を投げられたり、酔っ払いにテントを倒されたり、目が覚めたら雪が降り積もっ

  • オンザロードアゲイン 5章

    アスファルトにドサリと荷物を下ろす。ここは郊外の一本道。道路標識にはドイツの街の名前とキロ数が表示してある。その道路標識を見てスペルを確認しながらギターケースの裏にガムテープをちぎって文字を書いていく。これが俺の昔からのヒッチハイクのやりか

  • オンザロードアゲイン 4章

    飛行機は無事、着陸した。通路を進み、イミグレーションに到着すると、新しく取り直したまっさらなパスポートにスタンプが捺される。弦を張り替えたギター、荷物を詰め込んだ古びたバッグパックをレーンで受け取ってゲートを出るとそこは懐かしいドイツだ。

  • オンザロードアゲイン 3章

    美々津の砂浜はとても穏やかだ。波打ち際に流木が打ち上げられていて、それをいつものお爺さんが集めては燃やしている。それを眺めながら遊歩道で入念にストレッチする1人のオッさん。そう、俺。ジャージとスニーカーなんて格好いつぶりだろう。まだ何もわか

  • オンザロードアゲイン 2章

    数週間後、俺は東京に来た。なんとなく、ただ時間が無駄に過ぎて行くことに耐えられなくて、久しぶりに美々津の町を出て何も考えずに飛行機に乗った。羽田の空港に着き、ずいぶんと久しぶりにやってきた東京。人の波に飲まれながら地下鉄の階段を降り、切符を

  • オンザロードアゲイン 1章

    潮騒に混じってお経が聞こえる。ザザーン、ザザーンと寄せては引く音が遠い記憶を連れ戻してくる。規則的な波の音と、規則的なお経の声。夏の太陽がアスファルトが焼き、そこを黒い喪服を着た人たちがやってくる。小さな過疎の港町。この町でたくさん人が集ま

  • 最近の諸々

    えー、今日の晩ごはんはナスとミートソースのオーブンチーズとフライドポテトでした。これ食べてるの24時です。全然健康じゃないです。も、もう41なんだから食生活に気をつけないと………最近はひなた屋では暮らしてなくて、お店の近くに賃貸で家を借りて

  • 皆さん、お付き合いありがとうございました!!

    終わったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

  • 日本一周の終わり

    2006年 年末【宮崎県】タカフミの家で目を覚ました。ゆうべは朝まで2人で飲み語った。色んなやつが結婚したり仕事についたりしてる話を聞いた。宮崎市に向け車を飛ばす。今日はこれから新聞の取材、そして夜にラジオの収録。日本一周という青春の全てを

  • 美香との再会

    2006年12月24日 【宮崎県】車を降りると満天の星空が広がっていた。真っ白な息が浮かんでは消える。防寒着に身を包んで歩き始めた。まだ真っ暗な高千穂河原。ここはニニギノミコトが天から降りてきた山だ。日本を一周し、日本の美しさに触れてきたこ

  • 日本一周、最後の町へ

    2006年12月21日 【鹿児島県】九州は暖かい。去年の今頃はスキーウェアをぶくぶくに着込んで毛布にくるまって震えながら寝てたってのに、今日も汗をかいて目を覚ました。九州は暖かい。薩摩半島南部の山の中、隠れ里のような小さな町、知覧にやってき

  • マジの奇跡の再会

    2006年12月19日 【鹿児島県】徳川家康により全国統一がなされると、それまで1藩内にいくつもの城があったのを、藩に城は1つだけ!!という一国一城令が下される。鹿児島県東部、薩摩藩の城は鶴丸城。しかしそれ以外に各地方に外城という役所のよう

  • 日本一周、47県目に突入

    2006年12月17日 【熊本県】昼過ぎに熊本市内に入った。福岡の専門学校時代の友達であるタイキと夕方から会うことになっている。それまでに熊本市内を制覇だ。中心部からちょっと離れたとこにある武蔵塚にやってきた。閑静な公園の中央に建っている宮

  • 旅最後のライブは吐くほどラブリーなイベント

    2006年12月15日 【熊本県】ゆうべの稼ぎのおかげでやっとこさエンジンオイルを交換することができた。これがラストの交換だな。エンジンオイルを替えても相変わらずボロボロなファントム号でやってきたのは、天草の玄関口大矢野島にある天草四郎メモ

  • 熊本スタートと天草での夜

    2006年12月13日 【熊本県】九州山脈の名峰、阿蘇山の高原は一面黄金色のすすきに覆われて……………いるのだが霧で何ひとつ見えず。この辺りになってくるともう宮崎にいた頃のテリトリー内だ。車の免許とりたてのころなんかよく友達たちとドライブに

  • 壱岐と対馬で佐賀・長崎フィニッシュ!!

    2006年12月11日 【長崎県】小田原の名君、北条氏を倒し名実ともに天下統一を果たした豊臣秀吉。農民出から天下人にまで登りつめた野心家秀吉の次なる狙いは朝鮮半島の制覇だった。「みんなで同じ敵をやってけるみゃー!」と国内の士気を統一するのが

  • 楽しい唐津での日々

    2006年12月8日 【佐賀県】さぁ、佐賀県に戻ってきたぞー!!死にかけのファントム号にむち打ってやってきたのは佐賀県立九州陶磁文化館。九州最大規模の焼物博物館で、江戸時代からの有田焼や古伊万里をはじめとする九州各地の名品がズラリと展示され

  • 修学旅行生ってなんで名前彫ったキーホルダー買うの?

    2006年12月6日 【長崎県】目を覚ますとそこは長崎半島の先っちょ、権現山展望台の駐車場。いーい天気だ。晴れやかな海を臨むと、紺碧の海にポツンと浮かぶ灰色の島が見える。あれが軍艦島か。海底炭鉱の基地として栄えたあの小さな島には、1950年

  • 車がもう限界

    2006年12月4日 【長崎県】ゆうべはあれから目をつけていたライブバー『わおハウス』にちょこっと情報収集に行ってから路上に行き、4000円のあがりだった。米軍基地があるおかげで佐世保の町はそこらじゅうネイビーだらけ。その中でイルミネーショ

  • 歴史に翻弄された隠れキリシタンと軍港の町

    2006年12月2日 【長崎県】島原半島の南部に向け走っていく。いたるところにかまぼこ型の墓碑、処刑場や神学校跡など、キリシタン弾圧の傷跡が寂しげに残っている。「島原はね、家の軒先にしめ縄を張っとるんよ。正月だけやなかよ。年中。そんで仏壇も

  • 長崎県島原での路上

    2006年11月30日 【長崎県】『日本三大』ってマジでいくつあるんだろう?そう思いつつ、京都の伏見、茨城の笠井に並ぶ日本三大稲荷の祐徳稲荷へ。朱塗りで極彩色の装飾が施された建物がとても鮮やか。鉄筋コンクリートの要砦みたいな神殿にお参りし、

  • 佐賀名物のムツゴロウに会ってきた日

    2006年11月28日 【佐賀県】4年前、福岡で必ずまた再会して飲もうと約束していた浜ちゃんと、久しぶりに専門学校時代の話で盛り上がった昨日の夜。「おー、広島も山口も行ったんかい!?平和公園も!?前にあそこの献花台の千羽鶴がかばちな大学生に

  • 美香のお父さんのお見舞いへ

    2006年11月26日 【宮崎県】ゆうべの大牟田での路上は楽しかったな。「当たり前やろーも!!九州人はギャン熱かったい!!」大盛り上がりで歌い、16000円のあがりを持って車に戻り、そこから夜の山の中を走り続け睡魔に襲われたのが朝の5時。テ

  • 明日死ぬと思って歌え

    2006年11月24日 【福岡県】ゆうべの下関での稼ぎは5000円だった。路上を終え、車に乗り込み、いざ関門トンネルに突っ込み、海底をくぐって地上に出るとそこは門司の街だ。久しぶりすぎる九州。この4年、本当に日本中を走り回った。総走行距離っ

  • 山口県の日本海側から本州最後の町、下関へ

    2006年11月22日 【山口県】阿武川から分かれる松本川と橋本川に挟まれた中洲に形成されているこの萩市。この中洲全体が城下町のままの古い迷路になっている。土塀の平安古鍵曲り、久坂玄瑞の旧宅、伊藤博文などの若き青年が勉学に通った円政寺などを

  • 萩でかかってきた美香からの電話

    2006年11月20日 【山口県】修学旅行でだったか家族旅行でだったか忘れたけれども、とにかくずいぶんと昔にここ山口の秋芳台に来たことを覚えている。セピア色の記憶の中では、ものすごい地の果てに行ったような印象なんだけど、その地の果てにこうし

  • 山口市ってマジで住みたくなる町

    2006年11月18日 【山口県】徳山を出発し次の町の防府に入り、まずは阿弥陀時へ向かった。森の中にある広大な境内を静かな雨が濡らしている。国宝・重文の寺宝もあったようだが、そんなにそそられなかったので次へ急ぐ。国分寺という名前の寺ってどこ

  • 吉田拓郎のお友達とお喋り

    2006年11月16日 【山口県】「金丸さん………………金丸さん起きて下さい。もう12時です。」目を覚ますと、そこはアツシ君の部屋の中だった。ゆうべ寝たの朝だったよな……………寝ぼけ眼をこすって一緒に車に乗り、アツシ君の案内で岩国一の名所、

  • 厳島神社で広島フィニッシュ!!

    2006年11月15日 【広島県】広島市内の建造物は、原爆によりほとんどが灰燼に帰したため、歴史的文化財はほとんど残っていない。しかし山麓という条件が幸し、難を逃れたお寺もある。それが市北部にある不動院だ。知らない町の片隅、生活感が漂う路地

  • かつて地獄と化した広島

    2006年11月13日 【広島県】呉市から南に走ると、いくつもの小さな橋でつながっている小島群がある。今日は島巡りだ。海の中を走るような気分で最奥の鹿島にやってきた。港からせり上がる山の斜面に広がる棚田と穏やかな入江の風景がとてもよくマッチ

  • 尾道探検と毒ガスの島へ

    2006年11月11日 【広島県】ハナ金の夜に歌えなくて思いっきりフテ寝して10時に目を覚ますとまだ雨が降っていた。おいおい、今夜も雨じゃねぇだろうな。とにかくまずは尾道巡りに出発だ。瀬戸内海に面した山すそに建物が密集する尾道。泳いで行けそ

  • 広島の山側は渓谷まみれ

    2006年11月9日 【広島県】日本各地のいろんな棚田を見てきたが、石積みで畝を作っているのは中国地方の特色なのかな。その石積みの棚田の代表が井仁の風景だ。んー、日本の原風景。さてさて、中国地方最大の都市を擁する広島県に入ってきたわけだが、

  • 津和野で島根県フィニッシュ!!

    2006年11月8日 【島根県】分銅屋のおかみさんオススメの古寺、曹洞宗の永明寺にやってきた。苔むした石段を登り境内に入ると、大きな萱葺き屋根の本堂と見事なまでのもみじの紅葉の美しさに、思わず息をのんだ。これぞ日本の美だ。この町出身の歴史博

  • 石見銀山。人が来ないとこまでとことん探検

    2006年11月6日 【島根県】島根には出雲大社ともう1つ、全国に誇る名所がある。それが石見銀山。かつての銀鉱山の跡地で、世界遺産登録を目指して頑張っているほどの規模らしい。鉱山跡は鯛生、足尾、夕張などなど、今まで数多く行ってきたけど、栄枯

  • 神話の聖地、出雲巡り

    2006年11月4日 【島根県】8時に目を覚ました。眠い目をこすってヒゲさんを送っていき、今日は早速松江巡りだ。3連休の中日、朝イチからうじゃうじゃと他県ナンバーで溢れかえっている松江。そんな観光客たちのお目当ては、松江城とその周辺の武家屋

  • 遠流の島、隠岐諸島ダッシュ

    2006年11月2日 【島根県】ああああああ!!!島めんどくせええええ!!!でもここはさすがに行かないと!!あの有名な隠岐諸島だもんな。隠岐諸島へ渡るフェリーが出ている港は2ヶ所。その1つ、七類港へやってきたのは10時30分。もちろん寝坊。

  • 島根突入!!

    2006年10月28日 【島根県】いろんなことを考えながら車を走らせる。北海道の折り返しから故郷の宮崎に少しずつ近づいているんだけど、美香との溝は深まるばかりだ。俺がこれ以上旅を続けなければすぐにでもこの溝は埋まるはず。しかし俺の心の中は美

  • 讃岐の幻のうどんを知ってますか?

    2006年10月23日 【愛媛県】松山の街を走りぬけ、海岸線を今治方面へ向かう。そして北条の手前にある食事処『花』に挨拶に行った。ここでもずいぶんとお世話になった。笑顔の素敵なママにお礼を伝えて店を後にする。全国でも珍しいお堀に海水をひいて

  • ヒッピーすぎてまったくついていけないです

    2006年10月21日 【高知県】朝、なかひらの大将とアーケードにある喫茶店『ひいらぎ』にやってきた。古き良き純喫茶といった雰囲気のこの店では、遍路中に汚い格好で日記書かせてもらったんだよな。ママにお礼を伝え、大将と別れて中村を出発した。日

  • 座って歌うなんて10年早いと言われた夜

    2006年10月19日 【高知県】安芸でお世話になった方がもう1人いる。エガワ食品の社長さんだ。路上中に声をかけてくれ、1軒流しに連れて行ってくれた後に会社の事務所で寝かせてくれたんだよな。会社まで挨拶に行き、お礼を伝えて安芸を出発した。香

  • 大歩危小歩危、そして祖谷の山奥へ

    2006年10月17日 【徳島県】大股で歩いても小股で歩いても危ないという意味の大歩危・小歩危の渓谷はなかなかの美しさだ。山深いこの山城は妖怪の里とも言われており、あの有名なこなきジジイもこの地方出身とのこと。山の中、赤ちゃんの泣き声が聞こ

  • テキ屋さんの親分と淡路島へ

    2006年10月15日 【兵庫県】四国には戻ってきたんだけど、一旦兵庫県に行こう。また関西!?いやいや、関西といっても淡路島なんだけど。兵庫回ってる時に淡路島行ってなかったんだよな。淡路島に渡るものこれまた高い。マジ一瞬の距離なのに渡るだけ

  • 四国に戻ってきた

    2006年10月13日 【岡山県】岡山県川上町にある婆ちゃんちで目を覚ました。のそのそと居間に行きぼんやりとテレビを眺める。24歳、健康な体、平日の昼前、寝グセ頭でお茶をズズズ。「はよー帰って仕事せまーおえんでぇ。」野良姿でそう言ってくるお

  • 世界の旅に行きたい

    2006年10月7日 【神奈川県】ユウキの部屋を出発する前に、きれいにお掃除をした。あいつは朝から仕事に行っており、部屋には俺1人。綺麗に掃除をしたら、ファントムの中からカメラを持ってきて玄関に置いた。旅の前半に新宿で買ったこのアナログな一

  • 東京の出版社に突撃してもちろん撃沈した話

    2006年10月3日~ 【三重県~東京】目を覚ましてカーテンを開けると、しとしと雨が住宅地を灰色に覆っていた。ここは横浜のユウキの家。出版社にギターを持っていくつもりだったが、この雨で電車移動だとびしょびしょになってしまう。まぁ演奏まではせ

  • 出版社からの連絡がきた

    2006年9月30日 【三重県】夕方18時。松坂にあるライブハウス『ロケットバー』に到着した。日の短くなった秋の空はすでに真っ暗だ。今日が関西でのラストライブ。俺をあの怪物、遠藤ミチロウさんに引き合わせてくれた大事な盟友、剛兵太さん、そして

  • 本の出版ってどうやるんだ?そして初めての西成へ

    2006年9月28日 【三重県】亀山のトラステで目覚め、いつものようにドライバーしかいない食堂で飯を食べ、図書館にやってきた。最近ネットでずっと調べているのは、本の自費出版についてだ。興味ある人たくさんいるんだろうな。関連ページがズラリと出

  • 初めての野狐禅のライブ

    2006年9月24日 【滋賀県】今日も今日とてライブだー!!ハンドルをにぎって和歌山県の田辺から滋賀県は八日市市を目指す。毎日運転距離長すぎ!!!!八日市に入り、商店街の中にある立派なイベントホール『太子ホール』に15時30分に滑り込み遅刻

  • 関西に戻ってきた。そして加川良さんに会った日

    2006年9月22日【和歌山県】石川県からかっとびで和歌山県田辺市に向かう。なんであんなにも富山・石川を飛ばしていたかというと、今夜田辺でものすごいライブが行われるから。その出演者がハンパじゃない!!ちょっと怖いくらいのメンバーが一堂に会す

  • 夜の西茶屋街を夜風に吹かれながら

    2006年9月20日 【石川県】車の中で目を覚ますと体中がビッキビキに筋肉痛だった。痛すぎる……………運転席に行くのもつらい……………立山キツかったあああ……………さてと、北陸のメインを終えた今、残りは石川県のちょこちょこ。何とか今日中に終

  • 能登半島から地獄の立山登山

    2006年9月17日 【石川県】1日で能登半島1周してやる!!うおー!!ムボー!!でもやるしかねぇ!!時間ねぇ!!!まずは気多大社で縁結び絵馬を買っているカップルを冷ややかに眺め、海岸線を北上。荒々しい奇岩の景勝が続く海岸線、能登金剛で日本

  • ギャルに無愛想にされてショックだった夜

    2006年9月15日 【富山県】綺麗な家の中、バタバタという音で目を覚ました。朝から元気に走り回っているのは双子の息子、陸飛君、海飛君。まさしさんと奥さんの狙いは2人をジャニーズに入れることらしい。確かにカワイイ!!ヨコカワ板金という会社を

  • 知り合って数時間しか経ってない男を家に泊められる?

    2006年9月13日 【富山県】富山県。富山………………富山?んー…………………マジで何も浮かばない。あ、黒部ダムがあるな。黒部ダムと………………一体どんな県なんだ?北陸のマイナーな県、富山。探検開始だ。宇奈月温泉に流れる黒部川を源流まで遡

  • 新潟完了。俺はお笑い芸人じゃない

    2006年9月11日 【新潟県】朝、起きると豪邸の中に1人。マジでビバリーヒルズみたいな豪邸の中に1人きり。えーっと……………何から盗もうかな。ってのは冗談で歯を磨いているところに社長がやってきた。社長の車に乗せてもらい、営業先回りに同行し

  • 佐渡島でヤ◯ザさんの出所祝いで歌った夜

    2006年9月9日 【新潟県】ついに、ついに、金丸文武、宮崎到着ライブの会場・日時が決まった。日本一周が完了し、宮崎に到着した時に記念ライブをやろうと、このところずっと地元のお世話になってる人たちと計画を進めていた。共演は俺の師匠であるテデ

  • 粟島探検、新潟市、柏崎まで

    2006年9月7日 【新潟県】「はっ!!」やべぇ!!目が覚めるともう10時だった。最近涼しくなってきたおかげでぐっすり眠れるようになってる。急いでフェリー乗り場に行ってみると、まだ船は岸壁に停泊していた。よかった。……………ん?あれ?やべぇ

  • 新潟デカすぎないですか?

    2006年9月5日 【新潟県】「トンネルを抜けるとそこは雪国だった。」川端康成の有名な小説『雪国』の冒頭の一節。このトンネルというのは群馬県と新潟県の境、JR上越線の清水トンネルのこと。雪国にやってきた小説の主人公は、越後湯沢の温泉街に降り

  • 最後におばさんにホテルに連れ込まれそうになって長野終了!!

    2006年9月3日 【長野県】長野の数ある観光道路の中でももっとも美しい道、ビーナスラインをかけぬけ北上していく。ツーリングの観光客でにぎわう見晴らしのいい高原を快適にとばす。新潟に入る前にちょこっと長野市に寄ってみた。お世話になったスナッ

  • 諏訪湖花火大会と4度目の夏の終わり

    2006年9月1日 【長野県】うう……………気持ち悪い………………飲みすぎた……………俺二日酔いなりすぎ……………ゆうべはライブの後、わんずのマスターと2人、シメのつもりでラーメンを食べに行ったのだが、マスターが、飲みに行こうようううううう

  • ライブハウスでやらかして怒られた夜

    2006年8月30日 【長野県】目が覚めたらいづみママのスナックのイスの上だった。ううう………………気持ち悪い……………ゆうべ飲みす、うげえええええええ!!!オロロロロローーーー!!!!!!「おーい、大丈夫かい?」大丈夫じゃありません………

  • 長野市での熱すぎる夜

    2006年8月29日 【長野県】長野県の北東部は温泉の宝庫。マップルの地図を見てみると、もう数えきれんくらいの温泉マークが密集している。しかし全てを回っていては体がふやけてしまう。どれか1つ狙いを絞って入浴するとしよう。湯田中温泉から東に走

  • 国宝四城と戸隠神社

    2006年8月27日 【長野県】国宝四城といえばさぁどこ?答えは、姫路城(兵庫県)彦根城(滋賀県)犬山城(愛知県)そしてここ長野県の松本城だ。日本には無数のお城が存在するけど、国宝に指定されているのはたったの4つ。ではその国宝に指定される条

  • 諏訪の男たちが熱すぎて乱闘

    2006年8月25日 【長野県】江戸時代、木曽山地の森林は幕府直轄の国有林だったらしく、「木一本首一本、枝一本腕一本」といわれていたほど森林が厳しく管理されていたそうだ。勝手に伐採するのがそれほど重罪だったんだな。そんな深い山の中に木曽福島

  • 長野は山すぎてマジで時間かかる

    2006年8月23日 【長野県】これまで旅の中でたくさんの日本酒の酒蔵を巡ってきた。最初のころは全部行ってやろうくらいの気持ちで手当たり次第に回っていたけど、現在日本には1800の酒蔵が存在する。普通に全部なんて絶対無理なので、このごろでは

  • 飯田から諏訪へ。長野攻略開始

    2006年8月20日 【長野県】目をさますとそこはM浦さんちのアパートの駐車場。M浦さんの部屋でシャワーと洗濯機を借りて、昼ご飯に行った。2人とも全身バキバキの筋肉痛でヒョコリヒョコリとおかしな歩き方。「カネヤン元気でなー。楽しかったわ。」

  • 富士山に1合目から登るとマジで死にかけます

    2006年8月18日 【山梨県】「………………んん……………はっ!!」目が覚めたら7時だった!!!ぬおおおお!!!ヤベェ!!!!ゆうべ車でビール飲み過ぎて寝たの2時だもんな。こんな寝不足状態で登ろうなんて日本一の山なめすぎ。M浦さんをゆすり

  • 昔の悪友とのブログに書けない日々

    2006年8月15日 【東京都】M浦さんとユウキの3人での東京はロクなもんじゃなかった。ロクなモンじゃないけど、まぁ10代のあの頃みたいな悪ふざけのノリはもちろん楽しかったんだけど。寝起きで高円寺にヌキに行ったり、秋葉原のメイド喫茶に行って

  • M浦さんがやってきた

    2006年8月13日 【三重県】「あ、金丸?俺やけど。遊ぼーぜぇー。」その電話はいきなりだった。当時19歳のいたいけな少年だった俺に夜の遊びを教えてくれた男、その名はM浦さん。旅を始める前に資金作りのために働いていた鳶会社の先輩だったんだけ

  • 長野県スタートは飯田市から!

    2006年8月9日 【長野県】大平峠を越えると古びた宿場町跡が目に入る。長野の山の旧道には、いたるところに宿場跡が残っている。地図上で国道を反れた細い道があるとついそっちに入ってしまう。国道が通ったためにほとんど交通量のなくなったさびれた街

  • 有名店、松坂マクサでのライブ!!

    2006年8月5日 【三重県】よっしゃああああああああ!!ライブ当日!!!!!場所は全国から実力派ばかりが集まるあの松坂マクサ!!!!!!めっちゃ有名なプロミュージシャンも数多く名演を繰り広げてるステージ!!!!!ぎえええええええ!!!!吐

  • 津の巨乳の女の子

    2006年8月3日 【滋賀県】山口さんの車の中で2時間ほど眠ってから亀山の駅に送ってもらった。始発に乗って滋賀の甲南に着いたのは8時。疲れ切った体に、北海道みやげも入った重いバッグが食いこむ。連日の寝不足で意識が朦朧として、倒れこむように駅

  • 三重のトラックドライバーと爆走

    2006年7月30日 【東京都】今日はセンジ君と上野にやってきた。いつも行くガード下の立ち食いソバ屋でかき揚げ丼を食べ、アメ横の古着屋をぶらつく。今度の松坂『マクサ』でのライブの衣装を買いに来たんだけど、アメ横は知名度ばっかりでどこも同じよ

  • ユウキとセンジ君と東京ぶらぶら

    2006年7月28日 【北海道~神奈川県】今日から富良野の一大イベント、北海へそ祭り。あー、去年もこの祭りの時に富良野を出発したよなぁ。短い滞在だったけど、やれるだけのことはやった。また近いうちに旅人バスをグレードアップしに戻ってくるぞ。中

  • 志多らの洗練されたステージ

    2006年7月26日 【北海道】今日はいよいよ志多らの本番当日だ。会場に向かう前にまずは鴇田君とラジオ富良野へ行き、鴇田君の番組の収録でゲスト出演させてもらった。放送は今夜の19時だから公演の真っ最中だが、ラジオ聴いてからでも遅くないので来

  • 旅人バスの今。そして志多らメンバーとの再会

    2006年7月24日 【北海道】中田さんちの奥の間で柔らかい布団の中、目を覚ました。よし!!今日は忙しいぞ!!今回の来道の目的は和太鼓グループ『志多ら』の公演を観るため。4ヵ月前に志多らと出会い、「もっと演奏できる場所を探している」という彼

  • 第2の故郷へ

    2006年7月22日 【北海道】南千歳の駅を出た瞬間、ひんやりとした空気が髪をなでた。すがすがしい青空。やっぱり北海道は空気が違う。早速ヒッチハイクを開始した。トラックに乗せてもらい国道36号線を下っていく。その後も順調で、2台目の乗用車で

  • ちょっとリアルタイムのことも

    2006年6月29日 ~ 2006年7月21日えー……………お遍路中に書いていたように、日記帳を無くしたことにより、この1ヶ月間の記録が綺麗さっぱり消失しています……………ぐおおおおおおお………………どこ探してもねええええええ………………お

  • お遍路完了

    2006年6月25日 【香川県】42日目。高松のオフィスビル街の道端で目を覚ました。ううう…………昨日楽しかったな…………汚い体を起こし、駅から始発で鬼無に戻ってきた。すると駅のホームの待合所でテントを張ってる遍路がいた。こ、こんな小さな駅

  • 歩き遍路で集まってキャバクラへ

    2006年6月21日 【香川県】38日目。ようやく最後の県、讃岐の国は香川県に入った。ここまで来るともう体も完全にお遍路仕様になっており、そこまで辛さは感じなくなる。足の裏なんてもはや原始人並に強靭になっている。ちなみに遍路道は県ごとにそれ

  • 歩いて、飯食って、寝る

    2006年6月17日 【愛媛県】34日目。56番・泰山坊、57番・栄福寺、58番・仙遊寺、59番・国分寺と打ちまくる。そんな中、59番の門前でタオルのお土産物屋さんを見つけた。今治はタオルの町だからな。ここはその名物のタオルに好きな言葉をそ

  • 不思議な感覚をおぼえた日

    2006年6月14日 【愛媛県】31日目。昨日の地獄の1日を終え、バス停のベンチで目を覚ました。よかった…………生きてるわ…………出発の準備をしていると、ちょうどおとといの遍路宿で見かけた美人遍路、ミホさんが通りかかった。「あー、偶然ですね

  • 遍路中、マジで空腹で死にかけた日

    2006年6月11日 【愛媛県】28日目。宇和島から大洲へ向けて歩いていく。この日で41番・龍光寺、42番・仏木寺、43番・明石寺と周った。この大洲にはとある弘法大師の言い伝えがある。かつて弘法大師が四国を周っているとき、この大洲にたどり着

  • 創価学会のオッさんに絡まれた夜

    2006年6月8日 【高知県】25日目。コイン精米所の中で目を覚まし、濡れた白装束を着込んだ。もちろん全然乾いてないので冷たいけど、歩いてればそのうち乾く。三原村の山を抜け、やっとこさ国道に出てきた。文明に喜びつつ、24時間ぶりの飯を食おう

  • ずぶ濡れの体、コイン精米所の中

    2006年6月4日 【高知県】21日目。一晩中蚊にさされまくった体をかきむしりながら四万十川を越え、中村という町に到着した頃には辺りも暗くなってきていた。アーケードの中を歩き、結構賑わっているネオン街を見つけて歌っていると、近くの居酒屋『な

  • 足が進化。人体すごい。でも蚊はどうにもならん

    2006年5月31日 【高知県】17日目。朝起きると、足の痛みがほとんどなくなっていた。恐る恐る足の裏を見てみて驚いた。昨日までベロベロに皮が剥げて赤い肉が見えていたのに、わずか数時間で完全に硬化してカチカチの新しい皮に覆われていた。す、す

  • 怒り狂った爺さんに弁当投げつけられた夜

    2006年5月27日 【高知県】13日目。 ゆうべ眠らせてもらった事務所を出て、ヒッチハイクで昨日のバス停まで戻ったら、さぁスタートだ。四国には色んな人がいる。空海は今も遍路道を歩いているとマジで説いてくる人。ある程度徳を積むと寺の仏像と会

  • 高知県スタートは地獄の歩き

    2006年5月24日 【徳島県】お遍路10日目。今日もジロー君、アナイ君の3人で歩いていく。遍路には色んなパターンがある。『移動』…………歩き、チャリ、バイク、車、バスなど。『宿泊』…………野宿、寺の通夜堂、宿坊、遍路宿、ホテルなど。『期間

  • 歩きお遍路同士、仲良くなる

    2006年5月21日 【徳島県】ゆうべ、善根宿で一緒に泊まったおじさんは、歩きながら鳥の羽を集めるのが趣味だった。大きいやつ小さいやつ、色鮮やかなやつ、色んな羽をクリアファイルの中にコレクションしている。ただひたすらに歩き続けるこのお遍路で

  • 史上最強のお遍路さんとの出会い

    2006年5月18日 【徳島県】 はぁ………………日記帳なくしたからなんとか思い出しながら書いていくか………………この日は『お遍路ころがし』といわれる遍路中最大の難関、12番焼山寺へ向かった。まぁここはきつかった。今思い出してもほんとここが

  • 立ち直れんほど悲しかった出来事

    2006年5月17日 【徳島県】昨日のベンチより少しクッションのきいているベンチだったため、快適に眠ることができた。といってもベンチだけど。ここコインランドリーだけど。外はどしゃ降りだ。これでは動けないので、そのままコインランドリーの中で日

  • お遍路出発。めちゃくちゃ足痛い

    2006年5月14日 【四国お遍路】よっしゃ!!!いざ出発だ!!婆ちゃんがいつも山に入る時に使うセゴ(背にからう麻のカゴ)を貸してもらい、それに最小限の荷物を詰めこんでいく。大好きな婆ちゃん手作りのキンピラごぼうをかきこみ、爺ちゃんに高梁の

  • 岡山でお遍路の準備期間

    2006年5月11日 【岡山県】迷子になっていた。はるかな空の下、広大な山地の中の谷間をちょろちょろと走っていく。木々の中にぽつぽつと見える民家は、日本昔話によく出てくるような屋根のおっきな農家だ。農道がうねうねと山の中にアミダのように通っ

  • ラスト東大寺で奈良県完了!!!

    2006年5月9日 【奈良県】ひたすら日記を書きまくる。どこかに行かなきゃいけないのに、どうもやる気が出ない。このまま先に進んでしまおうか。もう頭の中はお遍路でいっぱいだ。奈良の次はあの四国お遍路に行くことに決めている。そのためにも、奈良を

  • 柳生の里と障害者のこと

    2006年5月7日 【奈良県】目が覚めると外はまだどしゃ降りだった。ゆうべ、あれから奈良まで走って歌おうと思ったのだが、実際来てみたら奈良市には飲み屋街らしいものがなかった。それに雨もひどかったのでゆうべは路上は諦めて車に戻った。雨の中、昨

  • 独唱パンクからの春一番コンサート。どっちも究極

    2006年5月5日 【愛知県】「はーい、出発だよー。」ミュージシャンたちがゴロゴロとひっくり返ってる部屋の中に声が響いた。ノソノソと起きて楽器を抱えて外に出るシンガーたち。それぞれの車に乗り込み、名古屋市内にあるビルに囲まれた広い公園にやっ

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