知らないうちに辞めたがる若者たち

知らないうちに辞めたがる若者たち

今でもなお、大卒の約3割は3年以内に離職しているこの国に、突如訪れた”コロナショック”が、今後若者の仕事観にどう影響するのでしょうか。リモートワーク、ソーシャルディスタンスに象徴される”新たな生活様式”が、これまでの働き方を大きく変えることは明白ですが、最も注力すべきは、これから本格化する世界規模の難局を、どう乗り越えるかという課題ではないでしょうか。「明日は今日、無名の人たちによってつくられる」いつの時代もそうであったように、苦難の中から人類は立ち上がり、新たな時代を切り拓いてきました。この言葉は、その主役が、政治家や官僚や大学教授ではなく、勤勉に働く普通の人たちであることに敬意を抱いていたドラッカーの言葉です。(P.Fドラッカー著『マネジメント・フロンティア』)この言葉を今まさに体現している私たちは、一人ひ...知らないうちに辞めたがる若者たち