激動の時代を走り抜けた高杉晋作(長州藩)
高杉晋作をご存知ですか?私自身は少し前まで、ほとんど気にも留めなかった明治時代の人物です。ところが私が住んでいる品川宿の歴史に目を向けると、意外なところで高杉晋作とつながってきます。旧東海道品川宿。この品川宿に幕末の志士たちが集まる旅籠屋「土蔵相模」がありました。土蔵相模は品川でも有数の規模と格式を誇った妓楼で、高杉晋作、伊藤博文ら幕末の志士たちが密談を行った場所、隠れ家、尊王攘夷の拠点でした。長州藩士は遠い遠い長州藩(山口)から徒歩で品川までやってきたのですね。疲れた脚をここで休め、ちょっと遊び、密談したのでしょう。文久2年の長州藩士による英国公使館焼き討ち事件の際は、ここ土蔵相模から藩士が出発しました。リーダーは高杉晋作です。副リーダーは久坂玄蕃、火付け役が伊藤博文、井上馨という、錚々たるメンバーです...激動の時代を走り抜けた高杉晋作(長州藩)
2022/10/04 20:08