じゅりれなよ永遠に

月が雲に隠れる夜 3

夜も更け、友梨奈と理佐は車に戻った。 友梨奈はエンジンをかけ、ヘッドライトを点けると、静かに車を発進させた。 カーラジオからはまだ穏やかな音楽が流れていた。 …

2024/08/31 00:00

月が雲に隠れる夜 2

夜が深まるにつれて、友梨奈と理佐の間に流れる静かな時間は、ますます特別なものに感じられた。 カーラジオの音楽が背景に流れ続け、ふたりの心をつなぎとめていた。 …

2024/08/30 00:00

月が雲に隠れる夜 1

月が雲に隠れる夜 平手友梨奈は、夜の静けさが好きだった。 特に、月明かりが優しく照らす公園のベンチに座ると、心が落ち着くのを感じた。 彼女は、カーラジオから流…

2024/08/29 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～20（終）

それから、3か月後 私は長年勤めたTBCテレビを退社して、 四国に行くことにした。 私は荷物を持って、東京駅にいた。 すると、改札前には友梨奈がいたのだ。 「…

2024/08/22 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～19

＜平手友梨奈side＞ 「じゃあ、おやすみなさい！」 「本当に、ありがとう。友梨奈・・・」 私は玲奈さんの部屋を後にした。 あ～あ！ なんで、玲奈さんの背中を…

2024/08/21 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～18

 健さんに告白された夜 私が考毎をしながら歩いていた するといつの間にか自分のマンション前に到着していた。 そして、私の目の前に優しい笑みを浮かべる友梨奈がい…

2024/08/19 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～17

そして、その日仕事を終え 私は健さんとBARで落合うことに。 カウンターに座る健さんの右横に私は座った。 「お待たせしました。」 「すまんなあ、呼び出して。 …

2024/08/17 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～16

局にもどり、私と友梨奈はADの控室に向かった。 ドアを開けるとなんと健さんがいるではないか！ 「佐藤さんなにか？？」 「今日、仕事が終わったら少し時間をくれな…

2024/08/16 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～14

＜平手友梨奈side＞私は家に向って帰宅途中であった。 玲奈さんの私に対する気持ちを確かめるために二人でデートしたんだ。 そして、玲奈さんは間違いなく私に好意…

2024/08/15 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～15

 ＜松井玲奈side＞ ロケ地での仕事を終えて 電車で局にもどる途中であった。 つり革を持ちながら 私は友梨奈にはなしかける。 「ねえ、また今度あのジャズバー…

2024/08/15 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～13

そして、夕食の場所に案内されたのがお洒落なジャズバーだった。 店内は30名ぐらい客が来ていた。 「私、ジャズが好きなんですよ。」 「へえ～～そうなんだ」 「あ…

2024/08/13 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～12

＜松井玲奈side> 流れから、友梨奈とデートすることになってしまった。 でも、この間久しぶりに友梨奈と二人きりで話せて本当に楽しかった。 いつも近くに居て当…

2024/08/11 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～11

（平手友梨奈side)色々考えている内に いつの間にか仕事が終わり 私は玲奈さんと居酒屋に来ていた。 「おつかれ！」 「お疲れ様です。」 乾杯すると玲奈さんは…

2024/08/09 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～10

＜松井玲奈side>友梨奈が神木君と映画にいくのか・・・ 別にいいじゃない。 なんで、そんなに私は友梨奈をきにしているんだ？？ 友梨奈は可愛い妹のようなものだ…

2024/08/07 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～9

 ＜平手友梨奈side＞昨日は神木君と初めて二人きりで食事をしたんだ。 決してまだつき合っているわけではなくどんな人なのか知りたくて二人であったんだ。 神木君…

2024/08/06 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～8

＜松井玲奈side>翌日、仕事が20時に終わり、 私は友梨奈に声をかける。 「どこかで、ご飯でも食べて帰らない？？」 「すいません。今日は、神木君と ごはんに…

2024/08/04 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～7

＜平手友梨奈side＞びっくりした・・・ まさか、神木君に告白されるとは夢にも思っていなかったよ。 私は玲奈さん一筋だから 他の人とつき合うことなんか考えてい…

2024/08/03 00:00

抱きしめたい ～抱擁LOVE～6

そして、1か月後 三浦さんの送別会が居酒屋を借り切って、総勢約50名が集まって行われていた。 「沢山人がいますね。」 私の横に座っている友梨奈が言った。 「三…

2024/08/01 19:03