季節は巡り、爽やかな風が吹く5月のある朝だった。 いつものように、和と咲月が二人で並んで登校しているときだった。 前方から、すらりと背の高い男子生徒が、にや…
松井玲奈さんと松井珠理奈さんが大好きな じゅりれなクラスタです。主に妄想小説書いています。
投稿タイトル 「世界が泣いてるなら」 「強がり時計」 「片想いFinally」 などなど
松井玲奈さん親友である我妻三輪子さんが玲奈さんの画像と動画を上げてくれました すると新木優子さんがいいねをしてくれました。 3人はドラマ「100万円の女たち…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~29(終)
(平手友梨奈side)私は外に出るとすぐに理佐の後ろ姿を見つけて声をかける。 「理佐~~まってよ。」 その声に理佐は立ち止まって振り向いた。 「久しぶりだね友…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~28
理佐とは実に3年振りの再会だった。 「いらっしゃいませ!なんになさいますか?」 事情をしらない“ねる”が私の横で注文を聞く。 「じゃあ、塩ラーメンで。」 理佐…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~27
理佐と別れてから,私は立ち直るのに随分かかった。 それだけ私は理佐を愛していたんだ。 理佐は私に人を愛することの大切さを教えてくれたんだ。 本当に感謝している…
(not) HEROINE movies /ノットヒロインムービーズ 公式@NotHeroineM #よだか片想い https://t.co/1JTPDd…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~26
友香は電話で理佐と話を続けている。 「友梨奈のあんな姿、見てられなかったわ…きっと理佐も友梨奈と同じぐらい・・・いや、それ以上に傷ついているでしょ?本当にごめ…
昨日7月27日は松井玲奈さんの31回目の誕生日。 ますます役者として飛躍する玲奈さん。 何時までも応援させていただきます。
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~25
やがて、泣き止んだ友梨奈が友香に口を開く。 「友香・・・ごめん、一人にしてくれないか・・・思えば自業自得だよ。沢山の女性を傷つけた罰かもしれない今は一人で色々…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~24
友香は理佐の部屋の手前まで行きドアを開けて発言する 「冗談じゃないよ。」 すると、部屋の中は綺麗に整理され、荷物が無くなっていたのだ。 友梨奈はその光景を見て…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~23
(第三者視点)その日の夜のことだった、 友梨奈は仕事を終えて、理佐の待つ部屋へと急いだ。 あれだけ、一人の女性に執着できなかった友梨奈が今では理佐だけを愛して…
【公式】なりゆき街道旅@nariyukikaido 里崎智也×松井玲奈×ハライチ澤部と鴨川をなりゆき街道旅!放送には惜しくも入らなかった未公開トークを…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~22
それから2カ月後私達は2DKのマンションに引っ越して同棲を始め愛を育んできた。 そして、半年が経過して私が大学3年の6月のことだった・・・ ある土曜日友梨奈が…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~21
そんなある日、友梨奈の部屋にいる時の出来事だった 私達は夕食を食べていた。 「ねえ、理佐・・・あと2カ月で年が明けるけど、来年になったら、一緒に暮さない??」…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~20
友梨奈は現在“仲のいい友達”は3人いる。 私は自分のことを優先せず、友梨奈が会いたいと云う日だけ会っていた。 そう、彼女でありながら都合のいい女に自らなってい…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~19
翌日、学校での出来事だった・・・ 私は昼休み菅井友香さんと校庭で話をしていた。 「また友梨奈とつき合うことになったのね。」 「え??もう知ってるの??」 「友…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~18
友梨奈にあっけなく門前払いされた、宮脇咲良さんは嘆く。 「そんなあ・・・せっかく、久しぶりに友梨奈と日曜日に会えると思って楽しみにしてたのに」 咲良さんは今に…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~17
友梨奈はアパートを見上げて発言する 「ここの2階だよ」 「ホント、古くて狭そう」 私達は階段を上がり2階へ到着する。 するとそこに一人の女性が通路に立っていた…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~16
結局その日は病室で一夜を明かし 友梨奈の退院の日を迎えた。 二人で看護師さんに挨拶をして病院を出た。 その後は二人で友梨奈の下宿先へ向かう。 久しぶりに友梨奈…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~15
やがて、夕食を済まし、時計が午後8時を差した。 面会時間が終わり私は帰らなければならない。 「じゃあ、また明日くるからね」 「まって、理佐・・・帰らないでもら…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~14
友梨奈に交際を断られた飛鳥さんは蒼い顔色で発言する。 「そうよね・・・分ってるでも本当に友梨ちゃんのこと愛してるよ。」 飛鳥さんはそう言って泣きながら病室を出…
今月号のananに松井玲奈さん登場 体づくりの事を話されており 久しぶりに素肌を晒した写真を公開しています。 ファンは必見です
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~13
友梨奈の見舞いに来た飛鳥さんは友梨奈に抱きつき謝罪していた 飛鳥さんが抱きついても友梨奈は彼女の体には触れようとはしなかった。 私からみればある意味残酷な仕打…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~12
迎えた土曜日、この日は学校が休みなので私は朝から病院に出向いた。 私が病室へ向かうと丁度友梨奈は検査で病室を離れる所だった。 私は病室で勉強しながら友梨奈の帰…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~11
小池さんの申し入れに友梨奈は淡々と答える 「悪いけど、美波とはつき合いないよ。美波は特別な仲のいい友達だよ!!」 「どうして・・私は・・・」 「はい!ストップ…
しろ🌻@shirorororo_111 松井玲奈のまるで抜け殻のような表情がこわい&すごい #オクトー2022年07月15日 00:03 ヨーク@dra…
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~10
私が見舞いに訪れてから30分後だった・・・ 病室のドアがあいたのだ。 「友梨奈~~~なんで連絡してくれなかったの。店長に聞いたら、入院したって聞いたから」 一…
私達は暫く談笑し、時計の針が20時を差した。 面会が終了の時間だ。 私はイスから立ち上がり、友梨奈に声をかける。 「じゃあ、また明日来るからね。」 「もう、そ…
私は友梨奈のことを知る覚悟を決め彼女に話しかける 「いつまで入院してるの??」 「4日後の日曜日に退院だよ。」 「だったら、私が今日から友梨奈の世話をするから…
友梨奈の両親は亡くなっていたのか・・・ ひょっとしてご両親の死が今の友梨奈を作り上げてしまったの? 「どうしたの?そんな悲しそうな顔をして」 「ごめん・・・私…
私はベッドに近づき友梨奈を覗きこむ こうしてみると虫も殺さぬ綺麗な顔してるよ。 なんだろ・・・ この感じ・・・ 友梨奈の寝顔をみてると安らかな気持ちになれるよ…
翌日・・・ 茜といつものように下校していた。 「じゃあ、今日、本当にお見舞いに行くのね」 茜が確認してきた 「うん、とりあえず文句の一つでも行ってくるよ。」 …
私に友梨奈に会うように言った菅井さんは改札内に去って行った たしかに友梨奈の怪我は心配だ。 でも、今更逢ったところで・・・ 「行きたいんでしょ?だったら、行っ…
菅井さんはゆっくりと口を開く 「あのね・・・友梨奈は昨日から入院したの。」 え??? 友梨奈が??? どう云うこと?? まさか・・・なにか重い病気なの?? 私…
いきなりの菅井さんの発言に私は戸惑い彼女に尋ねる。 「友梨奈を救うってどう云うことなの?」 「なんて説明したらいいかわからないけど、とにかくもう一度友梨奈と会…
【第1話TVer配信中】オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜【次回7月14日(木)】@8octo_ytv / #オクトー 放送まで あと6️⃣日🎨 \ …
サイレントマジョリティー ~Lost emotions~ 体を溶かすような熱い日差しを浴びていた夏が過ぎもうすぐ、鈴虫の音色が聞こえてくる秋だ。 私は高校3年…
12月31日 午後23時55分 玲奈と珠理奈は近くの神社で初詣をしようと既に新年が開けるのを多くの人々一緒に待っていた。 玲奈と珠理奈は手袋をすることもなく …
翌日、植草から連絡が入った。 稲垣は隠し持ていたナイフで 監視カメラから死角になるように 腹を切り裂いて失血死したのである。 まるで、これまでの罪を痛みに代え…
12月24日 玲奈と珠理奈は他に迷惑をかけないように 朝から珠理奈が通う空手道場の近くにある公園に来ていた。 玲奈と珠理奈は砂場のある小さな遊び場の3人がけの…
「いいとこ、住んでるね!」 珠理奈はソファーに玲奈と並んで座った。 「話って、なあに?」 小林由依は一人がけのソファーへ座った。 「あんたまだ稲垣とコンタクト…
クリスマスイブ7日前。 珠理奈と玲奈は大阪へと来ていた。 時間にして午前9時30分 玲奈と珠理奈は電車で移動している。 「急に押しかけても小林さんいるかしら?…
そして、食事が終わり信一の誘導で珠理奈は良子と洗い物をすることに、 信一は仕事の電話と称し席を立ったのだ。 そう、玲奈と亀梨を二人きりにするための信一の策略な…
12月に入り大学は冬休みに突入した。 ある日の土曜日、 鍋を囲んだ夕食時父親の信一が客を連れてきた。 「紹介するよ!父さんの部下の亀梨君だ。」 キッチンに招か…
今日は大学での予定はゼミでの勉強会だけである。 玲奈達は3回生になり、ゼミナールに入らなければならない。 当然、珠理奈と玲奈は同じゼミに行き赤西もついてきたの…
現在、珠理奈達は大学3回生になっており 稲垣が再逮捕されてから3年の月日が流れていた。 稲垣の両親は死去しており、 唯一の肉親である弟も九州にいるために 一度…
TWO ROSES -聖夜に死を- 過去のエピソードは下記リンクからどうぞ TWO ROSES TWO ROSES ~危険な妹~TWO ROSES ~愛が止…
友梨奈がいなくなると知った理佐は無我夢中で駆けだしたのだ (なんで貴方は何時も勝手なのよ) 友梨奈と過した時間が走馬燈のように蘇ってくる。 理佐は途中で何回も…
NEWSの全力!!メイキング/次回深夜1:10〜@zenryokumaking #全力メイキング 🛠 あす、7月1日(金)0時50分〜放送 芸能界き…
それから2週間が過ぎた。 あの茜の部屋での件があって以来友梨奈は一度も登校していなかった。 理佐は心配ではあったが、もう友梨奈と関わるのはよそうと決心したので…
一方、友梨奈は頬を押さえながら、ゆっくりと膝から崩れ落ちる そして、放心状態になっていたのだ。 そこに二人の様子を影から見ていた守屋茜がやって来る。 友梨奈は…
外は曇りがちであったが丁度二人が出てくると雨が降り出してきた。 マンションを出てすぐの所で理佐立ち止まり友梨奈に話しかける 「で??私に話ってなんなの?」 「…
やがて、みんなが集まって2時間が経過した。 そんな時部屋のチャイムが鳴ったのだ。 「はぁ~~~い!!」 茜はハイトーン声をだしてドアを開けた「友梨奈、なんで?…
迎えた土曜日の午後18時 茜が下宿するマンションに女生徒が10名も集まっていた。 茜はお金持ちのお嬢さんで、一人で 2LDKのマンションに住んでいた。 理佐は…
一方、理佐を振った友梨奈は何時もとは様子が変であった。 昼休み、友梨奈は一人で校庭の角でパンをかじっていた。 理佐とつき合っているときは理佐と毎日昼食を食べて…
それから2週間が経過した。 理佐が振られたことが知れ渡り昼休み一人校庭でいた理佐に守屋茜が声をかける。 「友梨奈と別れたんだって?」 「守屋さんの言うとおりだ…
友梨奈の言葉を聞いた理佐は返す。 「え??何言ってるの??」 「わかったよ・・・じゃあ、私達別れよう」 友梨奈のその一言に理佐は血の気が引いた 「な・・・なん…
そして、放課後 「どうしたの?」 友梨奈が屋上にやって来た。 「私達恋人だよね!」 「そうだよ、なによ、今更」 友梨奈は鼻で笑った 「だったら、なんで私がいる…
楽しみすぎる~~~
それから、4カ月が過ぎた 理佐と友梨奈は順調だった。 だが相変わらず友梨奈には“仲のいい友達”が2名いた。 しかも、その二人は原田葵と上村莉奈ではなかった。 …
「ブログリーダー」を活用して、sinnjiさんをフォローしませんか?
季節は巡り、爽やかな風が吹く5月のある朝だった。 いつものように、和と咲月が二人で並んで登校しているときだった。 前方から、すらりと背の高い男子生徒が、にや…
そして、ある日の放課後だった。 いつものように咲月の練習を見に行こうと、和が教室を出てグラウンドへ向かう渡り廊下を歩いていた時だった。 行く手を阻むように、…
あっという間に授業が終わり、 放課後。 「和、私、部活行ってくるね!新入生も来たし、気合入れてかないと!」 鞄を肩にかけ、咲月が元気よく言う。 彼女は陸上部の…
休み時間になると、早速、咲月の前の席に座った女子生徒、中西アルノがくるりと身体を後ろに向けた。 「ねえねえ、菅原さんと井上さんって、姉妹なの?顔にてないけど双…
高校2年の新学期を迎えた、春の日。 A高等学校。 ここは共学で、各学年に5クラスが編成されている。 新学期のクラス発表の掲示板には、今年も「2年A組 井上和」…
井上和(いのうえ なぎ)、17歳。 高校2年生。 菅原咲月(すがわら さつき)、 16歳。同じく高校2年生。 二人は一つ違いの姉妹。けれど、血の繋がりはない…
あれから数日。東京の空は、何事もなかったかのように青く澄んでいた。 だが、裏通りに吹き溜まる空気は、まだどこか湿り気を帯びている。 喫茶「ブラックレイン」。 …
最初の標的、宮本は派手好きで、女好きだった。 その夜も、彼は西麻布の会員制ラウンジで、取り巻きを侍らせて高級シャンパンを浴びるように飲んでいた。 その中に、ひ…
筒井あやめが、震える指で闇サイトのエンターキーを押した翌日。 松井玲奈のスマートフォンが、無機質な振動音を立てた。 ディスプレイに表示されたのは、非通知の番号…
北村匠が筒井あやめから弟・隼人の相談を受けてから、 一週間も経たないうちに、その恐れていた事態は最悪の形で現実となった。 深夜、けたたましく鳴り響く電話の音…
その頃、東京の別の街角。 賑やかなカフェのテラス席で、北村匠は深刻な表情の筒井あやめと向かい合っていた。 高校時代の同級生である彼女は、明らかに憔悴しきってお…
ガラスを割れ~東京ノクターン~ 東京、その巨大な都市の片隅、 迷路のような路地裏に、その店は存在した。 ドアに刻まれた控えめな「L」のサイン。 そこは、かつて…
最後までご愛読していただきまことにありがとうございます。 この物語「遠距離恋愛の終着駅」は、そのタイトルの通り、愛し合う二人が距離によって翻弄される難しさ、…
それから、1ヶ月が過ぎた。 ある金曜日の夜、私は昴さんと、少しお洒落なバーで食事をしながらお酒を飲んでいた あれ以来、友梨奈は一度も私に接触してこなかった。 …
その日以来、友梨奈は私に気安く話しかけることはなくなった。 やがて週末を迎え、友梨奈の歓迎会が営業所全体で行われた。 営業職、事務職合わせて30名が参加する、…
そんな4月のことだった。 「ねる~~、今度の人事異動の話、聞いた??」 明るい声で私に話しかけてきたのは、同期の事務員である渡邉理佐だった。 彼女はいつも明る…
あれから2年。私は社内の給湯室で、営業部の男性社員と二人きりになった。 湯気が立ち上る中、彼の低い声が耳に届く。 「ねる…今晩、少しでも会えるかな?」 私は少…
友梨奈は、しばらくの間、テーブルの一点を見つめていたが、やがて、意を決したように顔を上げ、真っ直ぐに私の目を見て言った。 「ねる…本当に、ごめん。でも…私は…
どれくらい彷徨っただろうか。 気づけば、私は煌々と明かりの灯る、ネットカフェの個室ブースの中にいた。 もう、終電の時間はとっくに過ぎている。東京へ帰る手段も…
夜の21時過ぎ、私は友梨奈のマンションの前に立っていた。 ドキドキしながら、合鍵を使って、できるだけ静かにドアを開ける。 (友梨奈、ただいまー!って言って驚か…
(平手友梨奈side)病室を2人ででたときに、私は正気になった。 「ごめん!取り乱したりして!ほんと、ごめん!」 理佐は、ニッコリ笑いながら答える 「いいのい…
次の日、 私は目がさめるとある覚悟を決めていた。 おそらく、この体調不良は白血病が慢性から急性に変化したのであろう。 でも、不思議と恐怖はなかった。 なぜな…
理佐の体調の異変に気付いたのは、12月の終わりのことだった。 私はいつものように、理佐の家にお泊まりに来ていた。 食後のコーヒーを私の元へ運ぼうとした時、理佐…
私は理佐の家に泊りに来ていた 家政婦の佐藤さんが作ってくれた今日の夕食はパスタだった。 いつ食べても佐藤さんの料理はおいしい。 食後、理佐が先にお風呂にはいり…
二人で海を見に行ってからというもの、 理佐からのラインが頻繁にはいるようになった。 友梨奈にはやく会いたいよとか、今日はカレーだからねとか、今度は映画行きたい…
(平手友梨奈side)突然、私の頬に感じた温かさに、私は驚きとともに動揺を覚えた。それは理佐からのキスだった・・・ 「タイム!!いきなりすぎだよ。覚えてない!…
(渡邉理佐side)翌日、私は退院し、迎えに来た佐藤さんとタクシーに乗って帰宅した。 友梨奈は部活の合間を縫って2日に1回は自宅に遊びに来ては夕食を共にしてく…
私は歩きながら、ラインで玲奈さんに理佐が目を覚まして、少しよくなったことを伝えた。 そのメッセージを送った後、私の心は少し安堵した。 私は家で仮眠したのち、D…
私の手は、理佐の手をずっと握りしめている。 その手の温もりが私の心を満たしている。 彼女の手は、柔らかくて小さく、私の手の中で完全に包み込まれている。 理佐は…
どれだけの時間が経ったのか目を覚ますと友梨奈の顔が視界に浮かんでいた。 「友梨奈、ここはどこ?」 「病院だよ、理佐。試合中に突然倒れてしまったんだ。でも大丈夫…
暫くすると、医者(せんせい)が処置室からでてきて、佐藤さんに説明をはじめた。 「薬の副作用による、吐血と貧血ですね。数値は安定していますが、念の為一週間程入…
いよいよ、試合当日。 客席は、まばらにしかお客さんがいなかった為に、理佐の居場所がすぐに確認できた。 彼女の笑顔が私の心を落ち着かせ、自信を与えてくれた。 私…
(渡邉理佐side)私が部屋で本を読んでいるときだった。 窓から差し込む夕日が部屋を暖かく照らしていた。 その時、スマホが振動し、画面には友梨奈からのラインが…
(平手友梨奈side)食後、佐藤さんが入れてくれたコーヒーを飲み終えた後に私は発言する 「もう、こんな時間か?遅くなると両親うるさいから、わたし帰るね」 理佐…
(平手友梨奈side)私が持参したDVDを見せると、理佐の顔は一瞬で明るくなった。 彼女の目はキラキラと輝き、その笑顔はまるで太陽のように輝いていた。 しかし…
(渡邉理佐side)思いがけない友梨奈の一言が、私の心の奥底に眠っていた思い出を呼び覚したのだ。 彼女の瞳は、私の心の中に深く入り込み、私の過去を探り始めた。…
それから3日後、毎日のようにラインのやり取りをしてようやく彼女からの招待のラインが届いた。 私の心は喜びで満ち溢れ、そのことを監督の玲奈さんに伝えると、 「え…
(渡邉理佐side)私は友梨奈の強引さに驚いた。 彼女は突然私の前に現れ、私の日常を一変させた。 それはまるで台風のようなものだった。 しかし、その強風に吹き…
どれぐらい時間が経過したのだろうか。 私の頭は、柔らかな感触とハチミツのような甘い香りに包まれていた。 それは、まるで夢の中にいるかのような感覚だった。 しか…
(平手友梨奈side)私の名前は平手友梨奈、都内の某大学に通う3回生で、まだ21歳の若さだ。 今は夏休みで、私が所属するバスケットボール部の練習に大学の広々…