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米澤穂信『クドリャフカの順番』の感想
英文タイトルが語りかける通り、読者として神山高校文化祭を楽しめた、というのが一番シンプルな感想である。 ただ、奉太郎が語り手だったこれまでの2作とは異なり、古典部の4人が入れ替わり立ち替わり語り手となって物語が進行していくため、色々な味わい方ができる作品であるとも言える。細分化すれば色々な要素が引き出せる。
2018/07/29 14:05
米澤穂信『愚者のエンドロール』の感想
『古典部』シリーズ2作目である。前作『氷菓』(当該記事)の読了後、そのまま読み継ぐ。作中の時間軸的にも、発表順としても続篇と言ってよい作品である。 …ビデオ映画という劇中劇での殺人についての推理という構成は巧い。これならば、高校生の日常と非日常的な事件を矛盾なく両立できる。
2018/07/17 23:41
米澤穂信『氷菓』の感想
既に書いてきた通り、ミステリは幾つか読んできたのだが、その殆どが殺人事件を扱うものだった。いつのまにかそれが当然のように思えており、いわゆる“日常の謎”を扱う類の作品は敬遠していたのが偽らざるところである。本作もそこに属すため、手が伸び難かったのだが、いざ読み始めてみれば、爽やかでほろ苦い作中の空気に引き込まれた。
2018/07/13 19:23
対馬美千子『ハンナ・アーレント 世界との和解のこころみ』の感想
2016年、何かの展示企画で本書を見かけ、副題にある「世界との和解」という言葉に興味を惹かれ、読み始めた。 著者である対馬美千子氏とはお会いしたことがある。しかし、お互い主役でもない集まりで、少し言葉を交わしただけなので面識があるとは云い難い。恐らく氏も憶えてはおられないだろう。 伝記のように思える側面もあるし、著書の記述を紹介して検討する解説の側面も併せ持った1冊である。
2018/07/09 22:47
2018年7月 (1件〜100件)
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