★★★★★ デビュー作『君の顔では泣けない』が良かった君嶋彼方さんの三作目となる本作も素晴らしかった。「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けら…
韓国俳優ソ・ジソブさんを応援するブログです♪ 遊びにいらしてくださいね〜^^
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★★★ しんどい。タイトルから感動ものを想像していたが終始不穏。結婚へ向かう一組の男女を軸に物語は展開する。「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」とはよ…
★★★ かつて特撮ヒーローもので主役を演じ、人気を博していた堂城駿真のジェットコースター物語。すっかり落ちぶれた駿真が麻薬を吸った帰り道、轢き逃げ事故を起…
図書館帰りにあまりに綺麗だったので、チャリンコを停めてパチリ。 紫陽花は華やかな色も美しいけれど、こんな淡い色合いがとても好きです。 …
★★★ 主人公は、正しいことが何より強いと信じている相田愛奈。元保育士で現在無職、だが銀行口座には宝くじ当選金の2億円がある。福祉団体に多額の寄付をする一…
★★★ マッチングアプリを題材にしたサスペンス小説。マッチングアプリへの警鐘を鳴らす内容かと思いきや、本当の愛を問われる作品だった。主人公は恋に奥手の唯島…
★★★ 「竜舌蘭」「結露」「この世のすべての」「林檎のしるし」「指の記憶」「グリフィスの傷」「からたちの」「慈雨」「あおたん」「まぶたの光」傷に纏わる10…
★★★ 鬱蒼とした森の中に佇むぐにゃりと歪んだ建造物。装丁から不気味さを醸し出している。カルト企業「T」の内部で行われているのは、「レクチャー」という名の…
★★★★ 斜線堂有紀さん、初の児童書だが大人が読んでも面白い。「この世界をちょっとだけ正しくしたいと思ってる」と言い切るのは謎の転校生・杜屋譲。瞬間記憶能…
★★★★ 「彼の名は」「有情無情」「わたしが告発する!」「君は認知障害で」「死にゆく母にできること」「無実が二人を分かつまで」「彼女の煙が晴れるとき」「花…
★★★★ 「結婚なんてろくなもんじゃない」「真実とクラッシャー」「親心というものは、きっと」三話収録の連作短編集。『カワイソウ、って言ってあげよっかw』で…
★★★ 「昼のはなし」「夜のはなし」二部で構成されたミステリー。主人公は交通事故で両親を亡くした高校生の鈴木茜。寝たきりの患者を訪ねる「おはなしボランティ…
★★★ 表紙はコンビニの前で一人ぽつねんと座り込む女の子。もうこれだけで切ない。物語は、半年ほど前のある雪の夜に、外で震えている少女に出会った場面から始ま…
★★★ 小学校時代からの同級生、歌子・ 厚子・瑞恵。彼女達はマンション『カーサ・ベラ・ビスタ』の最上階で共に生活する。68歳の女性3人が暮らすシェアハウス…
★★★ 様々な愛の形が描かれる。高校生の娘・千夏と、三人の恋人と共に五人で一つ屋根の下で暮らすポリアモリーの伊麻。束縛彼氏に不快感を感じながらも、交際を断…
★★★ シリーズ第3弾。家族を無残に殺された女子高生・有坂紗奈の復讐劇。K-POPダンスの人気YouTuber・江崎瑛里華としてお金を稼ぎながら、ただ一人…
★★★ 創作大賞2023(note主催)朝日新聞出版賞受賞作で本作がデビュー作。主人公は五年間勤めた大手商社を辞め、家事代行派遣会社に登録したばかりの永井…
『あなたの大事な人に殺人の過去があったらどうしますか』天祢 涼
★★ 真っ直ぐ問いかけてくるタイトルと、不安定な状態を思わせる装丁に惹かれ手に取った。物語は同じ会社で働く三人の男女を中心に展開する。子供時代に父親から「…
★★★★ 以前読了した「僕の種がない」に続き本作もとても良かった。本文中に"この物語は「小説」である”の一文があったがほぼ実話に近いと想像する。読み終えて…
★★★ 「繰り返す男」「猫に憑かれた女優」「トンネルとマヨイガ」「物の怪の出る廃校」「対決・仏像怪談」「生霊を追って」6話収録の連作短編集。主人公は、警視…
★★★★ 「街頭インタビュー」「カエル殺し」「追想の家」「速水士郎を追いかけて」「ルナティック・レトリーバー」5話収録の独立短編集。前作の『バイバイ、サン…
★★★ 「私はヒロインになれない」「ただそれだけのこと」「愛とセックスはイコールだと思ってた」「君との未来のために」「サレカノ」「沼恋の先に」6話収録の恋…
★★★★★ 圧巻。引きこもりを題材にした作品の中で過去イチ良かった。物語は、長い引きこもり生活の末に罪を犯した草鹿秀郎と、事件の真相を追う刑事・奥貫綾乃の…
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★★★★★ デビュー作『君の顔では泣けない』が良かった君嶋彼方さんの三作目となる本作も素晴らしかった。「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けら…
★★★★ 本を閉じ深い溜息が出た。1992年、福岡県飯塚市で小学1年生の女児二人が登校中に何者かに連れ去られ殺害された。犯人とされた久間三千年は逮捕・起訴…
★★★ 島本理生、村田沙耶香、藤野可織、西加奈子、鈴木涼美、金原ひとみ、千早茜、朝吹真理子、エリイ、能町みね子、李琴峰、山下紘加、鳥飼茜、柴崎友香、宇佐見…
★★★★ 「ジンが願いをかなえてくれない」「子供部屋おじさんはハグがしたい」「屋上からは跳ぶしかない」「ユキはひそかにときめきたい」「妻への言葉が見つから…
★★★ 人の心に巣食う鬼の存在を感じた一冊。物語の舞台は、人口300人ほどが暮らす岡山県津山市姫野村。終戦直後に起きた惨殺事件により、令和になった現在も鬼…
★★★★ 益田ミリさんのコミックエッセイ、シリーズ第三弾。素朴な絵とシンプルな言葉で描かれているけれど温もりを感じ、読みながら心が柔らかくなっていく。雨の…
★★★★ 益田ミリさんのコミックエッセイ。2017年に発売された『今日の人生』から3年半。第二弾のこのエッセイもしみじみと良かった。なんて事のない日常が描…
★★★ 「パンドラのひみつ箱」「食堂ミツコ最後の日」「いつかのファンレター」「孔雀石の母子像」の4話とエピローグで構成された連作短編集で『天国からの宅配便…
★★★ 『北海道新聞』連載と『暮しの手帖』などに掲載されていたものを纏めたエッセイ集。なんといっても角がない本に驚き。直角部分がまあるくカットされていてそ…
★★★★ 「赤い星々は沈まない」「ローズとカサブランカ」「soir rouge」「カラーレス」「肉桂のあと味」緩くリンクした5話収録の短編集で、表題作は第…
『セクシー田中さん』大好きだったんです。毎週欠かさず視聴していました。 生き辛さを抱えた人達がそれぞれに悩みながらも前へ進んでいく姿に心を打たれました。最終…
★★★ しんどい。タイトルから感動ものを想像していたが終始不穏。結婚へ向かう一組の男女を軸に物語は展開する。「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」とはよ…
★★★ かつて特撮ヒーローもので主役を演じ、人気を博していた堂城駿真のジェットコースター物語。すっかり落ちぶれた駿真が麻薬を吸った帰り道、轢き逃げ事故を起…
図書館帰りにあまりに綺麗だったので、チャリンコを停めてパチリ。 紫陽花は華やかな色も美しいけれど、こんな淡い色合いがとても好きです。 …
★★★ 主人公は、正しいことが何より強いと信じている相田愛奈。元保育士で現在無職、だが銀行口座には宝くじ当選金の2億円がある。福祉団体に多額の寄付をする一…
★★★ マッチングアプリを題材にしたサスペンス小説。マッチングアプリへの警鐘を鳴らす内容かと思いきや、本当の愛を問われる作品だった。主人公は恋に奥手の唯島…
★★★ 「竜舌蘭」「結露」「この世のすべての」「林檎のしるし」「指の記憶」「グリフィスの傷」「からたちの」「慈雨」「あおたん」「まぶたの光」傷に纏わる10…
★★★ 鬱蒼とした森の中に佇むぐにゃりと歪んだ建造物。装丁から不気味さを醸し出している。カルト企業「T」の内部で行われているのは、「レクチャー」という名の…
★★★★ 斜線堂有紀さん、初の児童書だが大人が読んでも面白い。「この世界をちょっとだけ正しくしたいと思ってる」と言い切るのは謎の転校生・杜屋譲。瞬間記憶能…
★★★★ 「彼の名は」「有情無情」「わたしが告発する!」「君は認知障害で」「死にゆく母にできること」「無実が二人を分かつまで」「彼女の煙が晴れるとき」「花…
この作品は文句なしの面白さ。 昨日、6月13日に文庫化されましたが、書店のポスターに私のレビューが掲載されました。 「素晴らしく面白い。作者の手のひらの上で転…
言わずと知れた辻村 深月さんの名作。この作品は本当に素晴らしかったです。 登場人物の心の機微を繊細に描いた心理描写が秀逸。先が見えない不妊治療、無精子症と…
私の嫌いな虫ワースト1がGだ。昨年の夏、初めてエアコンを稼働した日に送風口から飛び出して来たGが私のパジャマの右肩に着地した。 死ぬかと思った。 命をも脅か…
韓国で10万部超えのベストセラーでドラマ化も進行中の話題作。最近読んだ中でも一番の衝撃作でした。 衝撃を受けた。思い込みが真実へと姿を変えていく恐ろしさに…
民営刑務所が舞台だが、荒々しさは感じられず、むしろ静けさを伴いながら物語は進んでいく。五話収録の連作短編は各話ごとに視点が変化する。新人の女性刑務官・河合…
憧れのタワマンに住みながら息が詰まる日々を送る家族の物語。高層階で暮らす人は低層階の住人を見下し、低層階で暮らす人は高層階の住人を羨みながらも平常心を装う…
5月25日に大人になって賞状を頂いた話のタイトルで記事を書きました。 初めて応募したコンテストで、ベストレビュアー賞を頂いた事に気を良くした私は、翌年に開催さ…
「アルバローズの床」「わたしのいけない世界」「明るいひかげ」「わたしの素敵な世界」四話収録の連作短編集。終始不穏な空気に包まれていた。小学6年生の志摩佳…
大好きな奥田さんの新刊は17ぶりの登場・伊良部一郎あー、たくさん笑いました(≧ω≦。) スカッと爽快。「いらっしゃーい」と甲高い声で悩める患者を迎える…
最近、注目している作家さん。瑞々しい文章に惹かれます。 『アパートたまゆら』『炭酸水と犬』2021年に同日発売された二作で心を鷲掴みにされた砂村かいりさ…
第21回 『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作。帯の「二転三転四転五転の展開にねじ伏せられました」の通り転がされました。 アブナイ人大…
カナダでがんになった西加奈子さん初のノンフィクション本。 壮絶でした。乗り越える事が出来て本当に良かった。 壮絶な内容であるにも関わらず西さんの人間性に触…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『母、八十歳、認知症。姉、四十七歳、ダウン症。父、八十一歳、酔っ払い。』家族紹…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『透明な夜の香り』に続くシリーズ第二弾。 広い庭園の中に佇む古風な洋館で、香りのサロンを…
1992年に刊行された『火車』以来、時々手にしている宮部作品。 新作は『ぼんぼん彩句』 カラフルな装丁からイメージしていた物語とは全く違っていたけど面白かった…
薬丸さん、昔から好きなんです。 読んでると辛くて苦しくて、呼吸困難に陥りそうになるけれど、重厚感が溜まりません。 先日読み終えた作品は『最後の祈り』薬丸 …
来る日も来る日も本を読んで過ごしています。 物心ついた頃からずっと活字が好きで、最初は漫画本にドハマり。りぼん、なかよし、別フレ、別マ、少女コミックetcお小…
1年に1度、巡回健康診断なるものを受けている。それが今日だった。昨日、一日中降っていた雨は上がり、今日は暑いくらいの晴天。バスの中で行う検査もあって外を歩くの…
今日、5月19日は大好きな("だった"と過去形にしたくない)父の命日。2008年に亡くなってもう15年。日にち薬なんて言葉もあるけれど、寂しさは増すばかり。朝…
どなたも来られていないと思うけれど、アンニョン~♪↑久々に使ったアンニョン 2020年04月09日以来、約3年ぶりの更新です。 これといって何かあったわけでは…