街をさまよう

街をさまよう

いつでも、その場でやれることを真剣にやっていく。そうありたいと思う。だが、肝心の「私が今やりたいこと、やれることが、一体何なのかと言うことが、モヤモヤとしていてよく分からない。話す、話さないはともかく、自分の考えていることを、スッキリと他人に話せるようでなければ駄目だ。毎日、自分の居場所を求めて、街をうろつく。歩き疲れて、部屋に戻り、電源の落ちたパソコンの画面に映る自分の顔。覇気の無い顔。特にやる気の無い虚ろで、ぽっかりと穴の空いたような目が嫌だ。先日、女性から「コーヒーでも飲みませんか?」と誘われた。暇だった(いつもの事だ)から、多少の期待感(何のだか?)をもって、付き合ってみることにした。結果、彼女の「宗教観」を延々と聞かされる羽目になった。しかも、「あなたは生き方を間違っている。」とのこと。「余計なお世話...街をさまよう