一方、獣人たち劣等人種はその交合を通して逆に進化してしまった。高等人種の犯した罪とは「獣姦(ソドミー)」なのであり、かくて、ランツは獣人を「ソドムの猿」と呼ぶのである。(6)
『図説奇形全書』マルタン・モネスティエ原書房1999/9<奇妙な人あれこれ><しっぽのある人>・1910年に旅行家のW・スローンは、ニューギニアの奥地で、四肢に加えてしっぽのある部族を発見した。公式発表によると、それはしっぽ状の突起物で、ヒヒのしっぽと同じくらいの長さがあった。・しかし、新たな報告が三つなされている。その内容はこれまでに述べたものとほとんど変わらなかったが、この報告をきっかけに、ヨーロッパ各地でしっぽのある人間の問題が再び取り上げられるようになった。一つ目は、フィリピンのルソン島に住むブトク族について、フォルバン医師が1926年に収集した観察に関するものである。この部族の者は、著者が撮影した多くの写真が示すように、たびたび長いしっぽを備えていた。二つ目の報告は、1928年にさかのぼり、最も...一方、獣人たち劣等人種はその交合を通して逆に進化してしまった。高等人種の犯した罪とは「獣姦(ソドミー)」なのであり、かくて、ランツは獣人を「ソドムの猿」と呼ぶのである。(6)
2024/03/04 06:57