流星ワゴン
(内容)死んじゃってもいいかなあ、もう…。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そしてー自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのかー?「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。重松作品はこれで5作目。親子をテーマにしたファンタジー小説。ファンタジー小説自体があんまり好きではないので入り込みにやや苦労した。長い話の割には話のあらすじがほぼわかってしまい、その通りになって拍子抜けした。子を持つ親としていくつかの大事なことは理解することが出来たが、感動する感じではなかった。結構評価も高い人気作家なのだが、なんとなくあんまり好きになれないのはなんでなんだろう?もう少し他の作品も読んでみたいと思う。★★★☆☆流星ワゴン
2020/06/25 07:46