生きるぼくら
(内容)いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから?人生は四年ぶりに外へ!祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていたー。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。久しぶりの原田マハ作品にやられてしまった。読んでいる途中で何度もうるうるして涙腺がヤバかった。電車の車内やったから我慢出来たが、家やったら多分あかんかった。それぐらい良かったし、感動した。主人公の人生含めた全ての人間がいい人であり、「カッコいい大人」。そんな「カッコいい大人」になっていく人生とつぼみ。お米の大切さもわかったし、多くのことを学べた作品だっ...生きるぼくら
2019/11/28 20:16