夏への扉
「夏への扉」という小説のタイトルは、これまで何度か目にしたことがあった。それは、読書をテーマにした雑誌の特集記事でのことだったと思うが、日本の小説ではなく外国文学であるということを知ったくらいで、特に触手が動いたわけでも、内容を確認したわけでもなかった。 タイトルからは、夏の海が舞台の青春小説のようなものを漠然と思い描いていた。そういえば、夏がばっちり似合う山下達郎の古いアルバムの中にも「夏への扉」という曲があったなあ・・・あれ?「夏の扉」だったっけ。あ、それは松田聖子か・・・なんてことも思った。 そういう記憶がまだ残っていた今年の春、NHKの番組 『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、またま…
2018/08/18 18:39