パントンケント揃い踏み
「最近カナダのダイアナに心酔している」と書くと、ダイアナ・クラールのこと?なんて思われるかもしれないが、少し・・・いや、ずいぶん違う。ちょっとこわいダイアナ・クラールの声とは正反対のイノセント・ヴォイス。いわゆる、かわいい系の声だが、その声の置き方や音程の取り方にも、天性と思えるキュートな味わいがあるジャズシンガー。正解はダイアナ・パントンだ。 2年ほど前、たまたま手にした彼女のセカンドアルバム『ムーンライト・セレナーデ ~月と星の歌』で、その声と雰囲気にたちまち捉えられてしまった。ベースやピアノのマルチプレイヤーであり彼女の師匠でもある巨匠ドン・トンプソン、ベテランギタリストのレグ・シュワガ…
2017/11/05 19:02