「投資のやめ時」を考えることも成功への大切なポイント 2024年1月にスタートした新NISAのブームに乗って投資を始めた人は多いが、「痛い目を見た」というケースも聞こえてくる。 都内在住の60代男性が語る。 「退職金を新NISAの成長投資枠に年間上限額まで注ぎ込んで個別銘柄を買いました。 ところが、8月の日経平均大暴落で株価が大幅に下がったため、不安になって損切りしました。30万円以上の損失が出てしまった」 その後に株価は回復したが、もう後の祭り。 虎の子の老後資産を減らさないためには、慎重な投資先選びが欠かせない。 ファイナンシャルプランナーの鴇巣雅一氏が語る。 「今はお金の価値が減るインフ…