持続可能な林業経営へ新たな収益源確保する方法…森林の脱炭素や生物多様性保全に果たす役割を「見える化」
2024/10/26読売新聞オンラインスマートフォンを使った生物調査に取り組むLINEヤフーの社員ら(9月19日、日田市中津江村で)大分県日田市中津江村を中心に約1200ヘクタールの森林を所有、管理する田島山業(田島信太郎社長)が、本業の木材生産とは別に、森林の持つ多面的機能に着目した新たな収益源の確保に取り組んでいる。脱炭素や生物多様性の保全に果たす森林の役割を「見える化」することで、趣旨に賛同する企業などから資金を調達して持続可能な林業経営に役立てるという、これまでにないビジネスモデルの構築を目指している。吸収したCO2を売却田島山業は今年2月、自社の森林が吸収した二酸化炭素(CO2)の一部を国の認証制度に基づき、「J―クレジット」としてIT大手のLINEヤフー(本社・東京)に売却すると発表した。J―...持続可能な林業経営へ新たな収益源確保する方法…森林の脱炭素や生物多様性保全に果たす役割を「見える化」
2024/10/26 15:59