町有地にイスラム土葬墓地建設「政教分離を定めた憲法に抵触の可能性」…大分県日出町長が答弁
2024/09/19読売新聞オンライン関西地方にあるイスラム教徒の土葬墓地大分県別府市の宗教法人「別府ムスリム協会」が同県日出町の町有地に建設を計画するイスラム教徒の土葬墓地を巡り、安部徹也町長は18日の町議会一般質問で「公の土地を宗教法人に随意契約で売却することは、政教分離を定めた憲法に抵触する可能性がある」と答弁し、改めて協会への町有地売却が困難との考えを示した。協会は、町西側の町有地約4950平方メートルに、79区画を備えた土葬墓地の整備を計画。今月4日に退任した本田博文前町長は「条例の要件を満たせば許可せざるを得ない」として、競争入札を行わない随意契約で町有地を売却する方向で手続きを進めてきた。安部町長は答弁で政教分離の問題を挙げ、「町の進め方に錯誤があった」と指摘。隣接する杵築市と宇佐市から計画...町有地にイスラム土葬墓地建設「政教分離を定めた憲法に抵触の可能性」…大分県日出町長が答弁
2024/09/19 15:20