新 王莽の死 漸台での死闘は、矢尽き刀折れるまで続いたが、衆寡敵せず遂に王莽は殺される 平帝の妻だった王莽の娘は炎に我が身を投じる
大司馬王邑、王林、王巡らは決死の抵抗を見せました。弓や弩が雨あられと矢を降らせましたが、やがて、矢が尽きます。 絶望的な状況に、王邑の子の王睦は逃げようとしましたが、王邑はこれを叱りつけて呼び戻しました。結局、王邑親子らは戦死するまで戦い抜きました。 昼過ぎ、反乱軍は漸台へ侵入しました。抵抗を続けていた侍官は全員、戦死したと伝えます。そして、商出身の杜呉が王莽を刺殺して璽綬を奪いました…
2020/01/31 12:00