4月21日、新日本プロレス全盛期を演出した「過激な仕掛人」新間寿 氏が死去した。享年90歳。(⇒ 東スポweb 2025年4月21日記事:〝過激な仕掛け人〟新間寿さん死去 90歳 猪木 vs アリ実現、WWE殿堂入りなど数々の功績) プロレス界には当然ながらプロレスラーがいて、そしてフロント組(背広組)がいる。 その中でも新間氏は、日本プロレス史上最大で空前絶後のフロントマンだったと言って間違いはない。 あの猪木vsアリ...
プロレス、社会、歴史、思想…感じたこと思ったことを、基本は真面目に考察します。
不可思議で疑問だらけ。 シリアスさとバカバカしさが交錯し、虚構と現実の狭間にあるプロレスの世界を中心に、自分の考えを述べていきます。
2024.11.17齋藤彰俊引退-十字架背負いしレジェンドレスラー
11月17日、NOAH名古屋大会において齋藤彰俊が引退試合を行った。 相手は自らが指名した丸藤正道、結果は(普段は決して使わないという)エルボー・ローリングエルボー・ランニングエルボーの連打で、丸藤の勝利。 齋藤彰俊は引退セレモニーの最後、「方舟に乗りし人生、我が心、夜空に輝く月に一点の雲なし」 と言ってリングを降りた。(⇒ スポーツ報知 2024年11月17日記事:齋藤彰俊、引退試合で丸藤正道に敗れる…リング上で...
アイスリボンまたも「新体制」-給与遅延と経営不全化もプロレスの華?
もういったい何度目だろうか、と思わない女子プロレスファンがいるだろうか。 11月1日、アイスリボンはまたも「新体制」となることを意味する発表を行った。 端的に言えば現ICE×∞王者の真白優希は退団してフリーとなり(しかしアイスリボンには継続参戦し)、 紫雷美央、咲蘭、しのせ愛梨紗、芦田美歩、グリズリー藤滝、古川奈苗の6人は今年12月31日まで継続参戦してから退団する、というものである。(⇒ バトルニュース 2024...
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4月21日、新日本プロレス全盛期を演出した「過激な仕掛人」新間寿 氏が死去した。享年90歳。(⇒ 東スポweb 2025年4月21日記事:〝過激な仕掛け人〟新間寿さん死去 90歳 猪木 vs アリ実現、WWE殿堂入りなど数々の功績) プロレス界には当然ながらプロレスラーがいて、そしてフロント組(背広組)がいる。 その中でも新間氏は、日本プロレス史上最大で空前絶後のフロントマンだったと言って間違いはない。 あの猪木vsアリ...
4月16日、新日本プロレスは内藤哲也とBUSHI(共に42歳)が退団することを発表した。 必ずしも円満退団というわけではなく、新日本は慰留に努めたが結局折り合わなかったらしい。(⇒ 東スポweb 2025年4月16日記事:【新日本】内藤哲也とBUSHIが電撃退団! 5月4日福岡大会がラストマッチ 今後は未定) 内藤哲也は言うまでもなく、今の新日本プロレスの中心人物の一人――いや、はっきり「中心」と言った方がいいかもしれな...
3月20日、DDT28周年記念大会のメインイベントで、高梨将弘はKO-D無差別級王者クリス・ブルックスと対戦。 そこでクリスの必殺技プレイングマンティスボムを2度喰らい、3カウントフォール負けを喫した。 しかし彼はそのまま立ち上がれず救急搬送、精密検査により「頚椎C5・6椎体骨折」及び「頚髄損傷」と診断され、手術は成功し術後の経過も順調に推移している、とのこと。 (⇒ 2025年3月23日記事:プロレス 首負傷で救急搬...
2月28日、プロレスラーで現役の文京区議会議員でもあった西村修が、食道ガンで亡くなった。享年53歳。 それから1週間が経つのだが、プロレスファンの皆さんの多くは、きっと感じているのではないだろうか…… この「西村修死去」に関するネット記事が、他のプロレスラー・元プロレスラーが死去したときのそれに比べて何だか際立って多いように見える、と。 これは私の個人的な感触に過ぎないのかもしれないが、つい先日のグラン...
2月27日、ワールド女子プロレスディアナは、所属選手の性的部位を強調した写真を執拗に撮影しネット上に拡散させた投稿男性へ対する裁判について、「勝訴的和解」をしたことを発表した。 投稿男性は解決金100万円(賠償請求額840万円)を支払って謝罪、 ディアナの興行には今後来場しない、 他団体の興行であってもディアナ選手がリング上にいる間は一時退出する、 ディアナやその所属選手に関するSNSなどの発信も禁止される...
2月16日、「小さな巨人」と呼ばれるプロレスラー・グラン浜田が前日の15日にメキシコの自宅で死去していたことを、(旧所属の)みちのくプロレスが発表した。享年74歳。(⇒ スポーツ報知 2025年2月16日記事:“小さな巨人”グラン浜田さん、74歳で死去…華麗な「マリポーサ殺法」で日本とメキシコで活躍) またしてもプロレス界の大物、と言うより大功労者の訃報である。 しかし残念ながら私は、現役時代のグラン浜田の試合を全...
2月15日、平成プロレス界の背広組(もはや死語か?)の大物であった永島勝司 氏が、2月10日に死去していたことがわかった。享年82歳。(⇒ 東スポweb 2025年2月15日記事:〝平成の仕掛け人〟永島勝司さん死去 82歳 新日本プロレス、WJプロレスで取締役) 永島氏といえば何と言っても思い出すのはあの名言、「カ……カテエ……!! まるで溶岩石のように凝り固まった長州のアタマ!」である。 もっともこれは漫画『プロレス地獄変...
2月13日、NOAHはKENTA(43歳)が11年ぶりにNOAHへ再入団することを発表した。(⇒ プロレスTODAY 2025年2月13日記事:【ノア】KENTA、約11年ぶりの再入団を発表「すべて出して力になりたい」) 言わずもがなだがKENTAは、日本の団体で戦ってきた有力日本人レスラーがWWEへ行くという「今では珍しくない流れ」の、少なくともイメージ的には最初の例であった。 そのWWE行きは、ほとんど鉦や太鼓の鳴り物入りで報じられ壮行された...
なんと、と言うべきだろうか―― 2月11日の新日本・大阪大会で、後藤洋央紀(45歳)が王者ザック・セイバーJr.(37歳)を破ってIWGP世界ヘビー級王座を奪取した。(⇒東スポweb 2025年2月11日記事:【新日本】後藤洋央紀が9度目の挑戦でついに悲願のIWGP世界王座奪取 長男と次女をリングにあげ「これがパパの目指した光景だ」) 何が「何と」かと言うと―― 一つは後藤洋央紀が当て馬でなく本当に王座を獲得したこと、 二つ...
1月20日、最初の話が出てもうだいぶ経つのだが、ようやく『日本プロレスリング連盟』法人化についての記者会見が行われた。 そこでやはり記者陣から質問が出たのが、1月13日の「ブシロード新春大発表会 2025」でのブシロード社長・木谷高明氏の発言――「これはアニメとカードゲームとゲームのイベントだと思って来てますよね? そのイベントでコスチュームではありますが、水着の女性見れるってことはなかなかないと思うんです...
1月5日の新日本・東京ドーム大会(レッスル・ダイナスティ)では、AEWのエースたるケニー・オメガ(しかし病気からの1年1か月ぶりの復帰戦)とゲイブ・キッドのシングルマッチが行われ、ケニーが勝利した。 「血だるまの激戦」とも書かれたこの試合、しかしそれ以上に?注目されたかもしれないのは、ケニーの試合後のバックステージコメントである、 それは哀しいとも深刻とも言える内容であったようで、抜粋して箇条書きして...
新日本プロレスはイッテンヨン東京ドーム大会に続く1月5日、やはり東京ドームでレッスル・ダイナスティを開催した。 このレッスル・ダイナスティは新日本・スターダム・米AEW・米ROH・墨CMLLの合同興行という建前で、ちょっとした世界大会である。 そこで行われたのがNEVER無差別級とAEWインターナショナルのダブル選手権試合で―― 王者KONOSUKE TAKESHITA(29歳)が挑戦者・石井智宏(49歳)を破り、王座防衛となった。 しか...
新日本プロレス1月4日東京ドーム大会を、テレ朝チャンネル2で見た。 今大会で特筆すべきは、辻陽太が「新世代=同年代」の中で最も早く、IWGPの名がつくシングルタイトル(IWGPグローバルヘビー級=旧IWGP-USヘビー級)を奪取したことだろう。 この王座は新設1年で、まだデビッド・フィンレーとニック・メネスの2人しか戴冠していないという「最も若手が獲りやすそうな」王座ではあるものの、しかしIWGPはIWGPである。 これで...
2024年は故あって、プロレス・格闘技をほとんど見ることができなかった。 そんな中2024年の最後になって鮮烈な印象を放ったのが、大晦日RIZIN大会において桜庭和志の長男・桜庭大世が、MMAデビュー戦で矢地祐介をわずか26秒でKOして破った一戦であった。(⇒ スポニチアネックス 2024年12月31日記事:【RIZIN】“桜庭和志の息子”桜庭大世 衝撃26秒KO勝利デビュー!「七光りでも強いんだぞ」)(⇒ スポニチアネックス 2024年12...
11月17日、NOAH名古屋大会において齋藤彰俊が引退試合を行った。 相手は自らが指名した丸藤正道、結果は(普段は決して使わないという)エルボー・ローリングエルボー・ランニングエルボーの連打で、丸藤の勝利。 齋藤彰俊は引退セレモニーの最後、「方舟に乗りし人生、我が心、夜空に輝く月に一点の雲なし」 と言ってリングを降りた。(⇒ スポーツ報知 2024年11月17日記事:齋藤彰俊、引退試合で丸藤正道に敗れる…リング上で...
もういったい何度目だろうか、と思わない女子プロレスファンがいるだろうか。 11月1日、アイスリボンはまたも「新体制」となることを意味する発表を行った。 端的に言えば現ICE×∞王者の真白優希は退団してフリーとなり(しかしアイスリボンには継続参戦し)、 紫雷美央、咲蘭、しのせ愛梨紗、芦田美歩、グリズリー藤滝、古川奈苗の6人は今年12月31日まで継続参戦してから退団する、というものである。(⇒ バトルニュース 2024...
10月14日、新日本プロレス両国国技館大会での大きな出来事は、何と言っても次の2つとなった。(1) 棚橋弘至の引退表明(2) ザック・セイバーJr.のIWGP世界ヘビー級王座戴冠(⇒ スポーツ報知 2024年10月14日記事:棚橋弘至、25周年記念試合で電撃「引退」表明…「棚橋のゴールを決めました。2026年1月4日」…10・14両国)(⇒ スポーツ報知 2024年10月14日記事:ザック・セイバーJr.、内藤哲也を破り「IWGP世界王座...
プロレス界にはファンの期待する「夢の対決(ドリームカード)」というのがある。 それは過去にはジャイアント馬場vsアントニオ猪木を頂点として、実現可能性がなさそうならなさそうなほど夢があって盛り上がる話題であった。 そして、2024年の今―― 確か過去においても「ファンの考えるドリームカード」の上位にラインナップされたことはなかったと思うが(笑)、思いがけぬ夢のカードがリング外で実現した(?)。 それは、...
9月2日、ドーピング疑惑のさなかにある格闘家・平本蓮が緊急記者会見を行った。 弁護士2人を従え、スーツと眼鏡を着用しての「重武装」のような会見は70分に及んだが、要約すればドーピングを完全否定する内容であった。(⇒ デイリースポーツ 2024年9月2日記事:平本蓮がドーピング疑惑否定「自分は一切やっていない。お願いした事実は全くない」「今は検査結果を待ちたい」白スーツ、眼鏡姿で緊急会見 弁護士同席)(⇒ ゴング...
8月18日、新日本プロレスのG1クライマックス34(2024)決勝戦が両国国技館で行われ、ザック・セイバーJr.(37歳)が辻陽太(30歳)を下して初優勝、イギリス人としても初優勝を飾った。 試合後のリング上のマイクでは、他団体の選手にも関わらず、つい先ごろ引退した小川良成の名を出して感謝を叫ぶなど、非常にエモーショナルであった。(⇒ 日刊スポーツ 2024年8月18日記事:【新日本】「世界一テクニカルなレスラー」ザックが...
4月23日、新日本プロレスは株式会社ブシロードファイトの全株式を株式会社ブシロードから取得して子会社化することを発表した。 ㈱ブシロードファイトはスターダムの運営会社であり、6月28日には「㈱スターダム」に社名変更することになっている。 つまり新日本プロレスがスターダムを子会社化することになり、いままで「兄妹団体」だったのが「父娘団体」になった格好だ。(⇒ 東スポweb 2024年4月23日記事:新日本プロレスが...
さて、マリーゴールド旗揚げ会見では、一つの余興――いや、プロレス界ではよくある展開が一つあった。 それは、アクトレスガールズのアドバイザーを務める風香と、アクトレスガールズ選手のうち6名(青野未来、澄川菜摘、松井珠紗、後藤智香、皇希、CHIAKI)が、ロッシー小川に参戦を直訴し…… もちろんのごとくロッシー小川は「来るもの拒まず、去る者は追わず」としてこれを受け入れ、上記7名と一緒にフォトセッションに収まっ...
4月15日、かねて確実視されていたことだが―― ロッシー小川ほか所属選手が記者会見を開き、女子プロレス新団体「マリーゴールド」の旗揚げを発表した。 その所属選手は「スターダム退団組」ジュリア、林下詩美、桜井麻衣(旧名・桜井まい)、MARAI、ビクトリア弓月(旧名・弓月)の5名、 「それ以外組」高橋奈七永、石川奈青の2名、 合計7名であった。 またこの他、ボジラ(巨体女子選手)、WWE-NXTに所属していたマイラ・...
4月11日、元大相撲の横綱(史上初の外国人横綱)で総合格闘技にも参戦、プロレスラーとしても活躍した曙が、心不全で死去した。享年54歳。 もう7年ほど前から病気でプロレスの試合はしていないし、公の場に顔を出すこともなかったため、もう曙がプロレスラーであることを知らないプロレスファンさえ多いだろう。 しかし引退して辞めたわけではないため、曙は今でもプロレスラーであり、現役プロレスラーとして死去したことにな...
3月30日、全日本プロレス大田区総合体育館大会で、挑戦者の安齊勇馬(24歳)が王者・中嶋勝彦(36歳)を下して三冠ヘビー級王座を戴冠した。 24歳10か月での戴冠は史上最年少であり、しかもデビューからわずか1年半での快挙である。(⇒ 東スポweb 2024年3月30日記事:【全日本】24歳・安齊勇馬が中嶋勝彦を撃破! 史上最年少で3冠初戴冠「俺が時代をつくります」) しかしこの試合、現場ではかなり不評でブーイングも飛んだ...
3月22日、スターダムは林下詩美(25歳)・MIRAI(24歳)・桜井まい(33歳)、弓月(19歳)の4選手が3月末で退団することを正式に発表した。 他にはジュリア(30歳)が退団を決めているが、上記4人はジュリアとは異なり、ロッシー小川(66歳)がスターダムを割って出て旗揚げする新団体へ所属すると見られている。 ロッシー小川の電撃的契約解除から始まった「スターダムの乱」が、ようやく形となったのである。(⇒ 東スポweb 2...
鳥山明、TARAKO(ちびまる子ちゃん声優)に続き、プロレスファンにはショッキングな訃報が出てしまった。 あの「巨漢ピンクレスラー」吉江豊が、全日本の高崎大会(3月10日)の試合直後に容体急変して死去したのだ。享年50歳。 あまりにも若すぎるし、またこれは「試合中の事故で亡くなる」という「リング禍」のうちに入るのではないかとも感じる。(⇒ BBMスポーツ 2024年3月10日記事:【訃報】元新日本プロレス・吉江豊さんが...
3月7日、WWEはブル中野(56歳)を2024年度WWEホール・オブ・フェーム(WEE殿堂)の一人に選出したことを発表した。 日本人プロレスラーとしてはアントニオ猪木、藤波辰爾、獣神サンダー・ライガー、グレート・ムタ(武藤敬司)に続く5人目、日本人女子レスラーとしては史上初となる。(⇒ 日刊スポーツ 2024年3月7日記事:ブル中野、WWE殿堂入り「泣いてしまいました」「やっと報われたな」4・6式典出席)(⇒ ABEMA格闘TIMES 2...
3月6日(日本時間7日)、米AEWは元新日本プロレスのオカダ・カズチカと契約したことを発表した。 同日、オカダはリングネームもニックネーム“レインメーカー”も入場曲もそのままにAEWのリングに登場し、ヤングバックス(マシュー・ジャクソンとニコラス・ジャクソンの兄弟)と結託してユニット「ジ・エリート」入りした。(⇒ 東スポweb 2024年3月7日記事:オカダ・カズチカの新天地は米国・AEW 電撃登場に現地ファンも熱狂...
2月27日、東京スポーツは“お騒がせ女”ジュリア(30歳)がスターダムを3月いっぱいで退団することが明らかになった、と報じた。(⇒ 東スポweb 2024年2月27日記事:【スターダム】ジュリア 3月限りで電撃退団へ ロッシー新団体、WWE進出の可能性も) 例のスターダムの乱――団体創設者のロッシー小川が分離独立を図ったとして団体から解任された――が起こって以後、女子プロレス界ウォッチャーらの目は(当然のことながら)ロッ...
2月11日、新日本プロレスのエディオンアリーナ大阪大会『THE NEW BEGINNING in OSAKA』では、新日本を離れるオカダ・カズチカと新日本の社長となった棚橋弘至が、最後の一騎打ちを行った。 その結果は、オカダの勝利。 あのレインメーカー・ショックを知る者は誰でも、深い感慨を覚えただろう。 だが私的には、その感慨をもずっと凌駕する出来事がこの大会では起きていた。 セミファイナルの、ザック・セイバーJr.とブライア...
いま日本プロレス界で最大の「謎」と言えば――ロッシー小川のスターダムからの分離独立内幕話は例外として――、むろん中嶋勝彦の「闘魂スタイル」問題である。 いったいぜんたい中嶋勝彦が闘魂スタイルを突如名乗り出した理由は何なのか、 中嶋勝彦がアントニオ猪木と何の関係があるというのか、 なぜ猪木と愛憎繰り返す因縁にあった“過激な仕掛人”新間寿 氏がセコンドに付いたりするのか…… 何とも不可解なこの謎なのだが、そ...
2024年2月5日は、女子プロレス界にとって激震の日となった。 まず、元アイスリボン・今アクトレスガールズ所属の朝陽が、2月1日に都内で「不慮の事故」により死去していたことがアクトレスガールズから発表された。享年わずか21歳。(⇒ BBMニュース 2024年2月5日記事:【訃報】人気女子レスラー、朝陽さんが死去。不慮の事故に遭い、21歳の若さで【週刊プロレス】) これについては、ほとんど書く情報がないのだが―― 最近つ...
本当は、例の全日本プロレスの福田社長の内幕インタビューについて書くつもりだったのであるが…… 急遽予定変更して、NOAHの2月4日・仙台サンプラザホール大会でイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.が拳王を破ってGHCヘビー級王座を初戴冠したことについて書く。 本人にとってはもちろん、メキシコ人としては初めてのGHC王座戴冠だという。 これは超A級ニュースとは言わずとも、なかなかのニュースではないかと思う。(⇒ 日刊ス...
1月23日、ネット配信の世界的大手Netflix(ネトフリ)は、WWEの2大ブランドの一つであるRAW(ロー)の独占配信権を獲得したと発表。 また、2025年からそのライブ配信を開始するとも発表した。 その契約額(WWEに払う額)は、10年間で50億ドル(約7,400億円)。 これは、日本のプロレス団体が束になっても獲得できない、雲の上の金額なのは言うまでもない。 日本とアメリカのプロレス格差は、もはや絶望的なまでに開く一方と...
1月19日、新日本プロレスは突如、オカダ・カズチカが1月末で退団することを発表した。 まさにこれこそ「(第2次)レインメーカー・ショック」である。(⇒ THE DIGEST 2024年1月19日記事:「大きな痛手」新日本オカダ・カズチカの“電撃退団”を米専門メディアが異例のトップ報道! 米マット進出を示唆「支払う金額に大きな開きがある」) オカダは今後、アメリカマット界への進出が有力視されている。 アメリカマット界と言えば...
また最近、プロレスを見れていないのだが…… 1月14日、後楽園ホールで全日本プロレス『新春ジャイアントシリーズ2024 ~渕正信デビュー50周年&70歳バースデー記念大会~』が開催された。 その世界タッグ王座戦では中嶋勝彦&大森北斗組が王者・斎藤ブラザーズと対戦するも敗北し、王座奪取ならず。 だがそんなことよりオオゴトなのは(笑)、試合後のリング上での中嶋のマイクであった。「今、全日本プロレス、そしてファン...
恒例の新日本1.4東京ドーム大会が行われ、まずその観客動員数は27,422人であった。 これは昨年の26,085人を上回るが、しかしコロナ前の2020年には「東京ドーム2連戦」を初めて開催し、1.4は40,008人、1.5は30,063人を集めていたのだから、動員数が回復したと言ってもその水準に戻るのはなかなか前途遼遠に思える。 また、コロナ禍が終わった(興行としてはそう言ってよいだろう)にもかかわらず30,000人にも及ばなかったのは、...
2023年も満了直前の12月30日、キラー・カーンこと小沢正志 氏が12月29日午後10時4分に死去したことが報じられた。享年76歳。 死因は動脈破裂で、西新宿に移転オープンして間もない居酒屋「カンちゃんの人情酒場」の営業中、腕組みしてカウンター裏に座っていたところ意識を失っていることを客に発見され病院へ救急搬送されたが、意識の戻らぬまま死去したという。(⇒ 日刊スポーツ 2023年12月30日記事:「モンゴリアンチョップ...
12月23日、前日に年内最終興行を終えた新日本プロレスから、驚きの発表があった。 なんと同日の臨時株主総会・取締役会において、棚橋弘至が第11代の社長に就任することが決定したのだ。(⇒ 東スポweb 2023年12月23日記事:【新日本】棚橋弘至の新社長就任を電撃発表 アントニオ猪木、坂口征二、藤波辰爾以来史上4人目の選手兼社長誕生) いやあ、これは青天の霹靂・驚天動地のニュースである、少なくともプロレスファンに...