4月23日、新日本プロレスは株式会社ブシロードファイトの全株式を株式会社ブシロードから取得して子会社化することを発表した。 ㈱ブシロードファイトはスターダムの運営会社であり、6月28日には「㈱スターダム」に社名変更することになっている。 つまり新日本プロレスがスターダムを子会社化することになり、いままで「兄妹団体」だったのが「父娘団体」になった格好だ。(⇒ 東スポweb 2024年4月23日記事:新日本プロレスが...
プロレス、社会、歴史、思想…感じたこと思ったことを、基本は真面目に考察します。
不可思議で疑問だらけ。 シリアスさとバカバカしさが交錯し、虚構と現実の狭間にあるプロレスの世界を中心に、自分の考えを述べていきます。
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4月23日、新日本プロレスは株式会社ブシロードファイトの全株式を株式会社ブシロードから取得して子会社化することを発表した。 ㈱ブシロードファイトはスターダムの運営会社であり、6月28日には「㈱スターダム」に社名変更することになっている。 つまり新日本プロレスがスターダムを子会社化することになり、いままで「兄妹団体」だったのが「父娘団体」になった格好だ。(⇒ 東スポweb 2024年4月23日記事:新日本プロレスが...
さて、マリーゴールド旗揚げ会見では、一つの余興――いや、プロレス界ではよくある展開が一つあった。 それは、アクトレスガールズのアドバイザーを務める風香と、アクトレスガールズ選手のうち6名(青野未来、澄川菜摘、松井珠紗、後藤智香、皇希、CHIAKI)が、ロッシー小川に参戦を直訴し…… もちろんのごとくロッシー小川は「来るもの拒まず、去る者は追わず」としてこれを受け入れ、上記7名と一緒にフォトセッションに収まっ...
4月15日、かねて確実視されていたことだが―― ロッシー小川ほか所属選手が記者会見を開き、女子プロレス新団体「マリーゴールド」の旗揚げを発表した。 その所属選手は「スターダム退団組」ジュリア、林下詩美、桜井麻衣(旧名・桜井まい)、MARAI、ビクトリア弓月(旧名・弓月)の5名、 「それ以外組」高橋奈七永、石川奈青の2名、 合計7名であった。 またこの他、ボジラ(巨体女子選手)、WWE-NXTに所属していたマイラ・...
4月11日、元大相撲の横綱(史上初の外国人横綱)で総合格闘技にも参戦、プロレスラーとしても活躍した曙が、心不全で死去した。享年54歳。 もう7年ほど前から病気でプロレスの試合はしていないし、公の場に顔を出すこともなかったため、もう曙がプロレスラーであることを知らないプロレスファンさえ多いだろう。 しかし引退して辞めたわけではないため、曙は今でもプロレスラーであり、現役プロレスラーとして死去したことにな...
3月30日、全日本プロレス大田区総合体育館大会で、挑戦者の安齊勇馬(24歳)が王者・中嶋勝彦(36歳)を下して三冠ヘビー級王座を戴冠した。 24歳10か月での戴冠は史上最年少であり、しかもデビューからわずか1年半での快挙である。(⇒ 東スポweb 2024年3月30日記事:【全日本】24歳・安齊勇馬が中嶋勝彦を撃破! 史上最年少で3冠初戴冠「俺が時代をつくります」) しかしこの試合、現場ではかなり不評でブーイングも飛んだ...
3月22日、スターダムは林下詩美(25歳)・MIRAI(24歳)・桜井まい(33歳)、弓月(19歳)の4選手が3月末で退団することを正式に発表した。 他にはジュリア(30歳)が退団を決めているが、上記4人はジュリアとは異なり、ロッシー小川(66歳)がスターダムを割って出て旗揚げする新団体へ所属すると見られている。 ロッシー小川の電撃的契約解除から始まった「スターダムの乱」が、ようやく形となったのである。(⇒ 東スポweb 2...
鳥山明、TARAKO(ちびまる子ちゃん声優)に続き、プロレスファンにはショッキングな訃報が出てしまった。 あの「巨漢ピンクレスラー」吉江豊が、全日本の高崎大会(3月10日)の試合直後に容体急変して死去したのだ。享年50歳。 あまりにも若すぎるし、またこれは「試合中の事故で亡くなる」という「リング禍」のうちに入るのではないかとも感じる。(⇒ BBMスポーツ 2024年3月10日記事:【訃報】元新日本プロレス・吉江豊さんが...
3月7日、WWEはブル中野(56歳)を2024年度WWEホール・オブ・フェーム(WEE殿堂)の一人に選出したことを発表した。 日本人プロレスラーとしてはアントニオ猪木、藤波辰爾、獣神サンダー・ライガー、グレート・ムタ(武藤敬司)に続く5人目、日本人女子レスラーとしては史上初となる。(⇒ 日刊スポーツ 2024年3月7日記事:ブル中野、WWE殿堂入り「泣いてしまいました」「やっと報われたな」4・6式典出席)(⇒ ABEMA格闘TIMES 2...
3月6日(日本時間7日)、米AEWは元新日本プロレスのオカダ・カズチカと契約したことを発表した。 同日、オカダはリングネームもニックネーム“レインメーカー”も入場曲もそのままにAEWのリングに登場し、ヤングバックス(マシュー・ジャクソンとニコラス・ジャクソンの兄弟)と結託してユニット「ジ・エリート」入りした。(⇒ 東スポweb 2024年3月7日記事:オカダ・カズチカの新天地は米国・AEW 電撃登場に現地ファンも熱狂...
2月27日、東京スポーツは“お騒がせ女”ジュリア(30歳)がスターダムを3月いっぱいで退団することが明らかになった、と報じた。(⇒ 東スポweb 2024年2月27日記事:【スターダム】ジュリア 3月限りで電撃退団へ ロッシー新団体、WWE進出の可能性も) 例のスターダムの乱――団体創設者のロッシー小川が分離独立を図ったとして団体から解任された――が起こって以後、女子プロレス界ウォッチャーらの目は(当然のことながら)ロッ...
2月11日、新日本プロレスのエディオンアリーナ大阪大会『THE NEW BEGINNING in OSAKA』では、新日本を離れるオカダ・カズチカと新日本の社長となった棚橋弘至が、最後の一騎打ちを行った。 その結果は、オカダの勝利。 あのレインメーカー・ショックを知る者は誰でも、深い感慨を覚えただろう。 だが私的には、その感慨をもずっと凌駕する出来事がこの大会では起きていた。 セミファイナルの、ザック・セイバーJr.とブライア...
いま日本プロレス界で最大の「謎」と言えば――ロッシー小川のスターダムからの分離独立内幕話は例外として――、むろん中嶋勝彦の「闘魂スタイル」問題である。 いったいぜんたい中嶋勝彦が闘魂スタイルを突如名乗り出した理由は何なのか、 中嶋勝彦がアントニオ猪木と何の関係があるというのか、 なぜ猪木と愛憎繰り返す因縁にあった“過激な仕掛人”新間寿 氏がセコンドに付いたりするのか…… 何とも不可解なこの謎なのだが、そ...
2024年2月5日は、女子プロレス界にとって激震の日となった。 まず、元アイスリボン・今アクトレスガールズ所属の朝陽が、2月1日に都内で「不慮の事故」により死去していたことがアクトレスガールズから発表された。享年わずか21歳。(⇒ BBMニュース 2024年2月5日記事:【訃報】人気女子レスラー、朝陽さんが死去。不慮の事故に遭い、21歳の若さで【週刊プロレス】) これについては、ほとんど書く情報がないのだが―― 最近つ...
本当は、例の全日本プロレスの福田社長の内幕インタビューについて書くつもりだったのであるが…… 急遽予定変更して、NOAHの2月4日・仙台サンプラザホール大会でイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.が拳王を破ってGHCヘビー級王座を初戴冠したことについて書く。 本人にとってはもちろん、メキシコ人としては初めてのGHC王座戴冠だという。 これは超A級ニュースとは言わずとも、なかなかのニュースではないかと思う。(⇒ 日刊ス...
1月23日、ネット配信の世界的大手Netflix(ネトフリ)は、WWEの2大ブランドの一つであるRAW(ロー)の独占配信権を獲得したと発表。 また、2025年からそのライブ配信を開始するとも発表した。 その契約額(WWEに払う額)は、10年間で50億ドル(約7,400億円)。 これは、日本のプロレス団体が束になっても獲得できない、雲の上の金額なのは言うまでもない。 日本とアメリカのプロレス格差は、もはや絶望的なまでに開く一方と...
1月19日、新日本プロレスは突如、オカダ・カズチカが1月末で退団することを発表した。 まさにこれこそ「(第2次)レインメーカー・ショック」である。(⇒ THE DIGEST 2024年1月19日記事:「大きな痛手」新日本オカダ・カズチカの“電撃退団”を米専門メディアが異例のトップ報道! 米マット進出を示唆「支払う金額に大きな開きがある」) オカダは今後、アメリカマット界への進出が有力視されている。 アメリカマット界と言えば...
また最近、プロレスを見れていないのだが…… 1月14日、後楽園ホールで全日本プロレス『新春ジャイアントシリーズ2024 ~渕正信デビュー50周年&70歳バースデー記念大会~』が開催された。 その世界タッグ王座戦では中嶋勝彦&大森北斗組が王者・斎藤ブラザーズと対戦するも敗北し、王座奪取ならず。 だがそんなことよりオオゴトなのは(笑)、試合後のリング上での中嶋のマイクであった。「今、全日本プロレス、そしてファン...
恒例の新日本1.4東京ドーム大会が行われ、まずその観客動員数は27,422人であった。 これは昨年の26,085人を上回るが、しかしコロナ前の2020年には「東京ドーム2連戦」を初めて開催し、1.4は40,008人、1.5は30,063人を集めていたのだから、動員数が回復したと言ってもその水準に戻るのはなかなか前途遼遠に思える。 また、コロナ禍が終わった(興行としてはそう言ってよいだろう)にもかかわらず30,000人にも及ばなかったのは、...
2023年も満了直前の12月30日、キラー・カーンこと小沢正志 氏が12月29日午後10時4分に死去したことが報じられた。享年76歳。 死因は動脈破裂で、西新宿に移転オープンして間もない居酒屋「カンちゃんの人情酒場」の営業中、腕組みしてカウンター裏に座っていたところ意識を失っていることを客に発見され病院へ救急搬送されたが、意識の戻らぬまま死去したという。(⇒ 日刊スポーツ 2023年12月30日記事:「モンゴリアンチョップ...
12月23日、前日に年内最終興行を終えた新日本プロレスから、驚きの発表があった。 なんと同日の臨時株主総会・取締役会において、棚橋弘至が第11代の社長に就任することが決定したのだ。(⇒ 東スポweb 2023年12月23日記事:【新日本】棚橋弘至の新社長就任を電撃発表 アントニオ猪木、坂口征二、藤波辰爾以来史上4人目の選手兼社長誕生) いやあ、これは青天の霹靂・驚天動地のニュースである、少なくともプロレスファンに...
4月23日、スターダムは女子プロレスとして20年ぶりに横浜アリーナで大会を開催した。 ひめかの引退試合もあったビッグマッチであったが、それを搔き消すがごとく王座移動が目白押しの大会でもあった。 主なところでは―― IWGP女子王座戦では岩谷麻優がメルセデス・モネを下して新王者に、 朱里vs橋本千尋の「女子プロレス最強決定戦」では朱里が勝利、 ワールド・オブ・スターダム王座戦では中野たむがジュリアを下して新王...
4月16日、スターダム参戦中のIWGP女子王者メルセデス・モネは、自身のSNSで(日本語で)日本のファンに呼びかけた。 自分の滞在するホテルなどでの出待ち行為、そのまま自分についてくるストーカー行為はやめてくれ、という内容である。(⇒ 東スポweb 2023年4月16日記事:メルセデス・モネがファンの迷惑行為に日本語声明「私の場所の特定はご遠慮頂きたく思います」) いやはや、こんなことする人がいるのである。 しかしこ...
4月15日の岸田首相襲撃(爆殺未遂)事件で激賞の的になっているのが、犯人の24歳の男を最初に取り押さえた漁師(漁港関係者というから、たぶんそうだろう)の咄嗟の行動である。 この男性は、犯人が爆発筒を投げ込んだ直後に背後から近づき、即座にヘッドロックをかけて犯人を制圧したという。(⇒ 毎日新聞 2023年4月15日記事:「漁港のおっちゃん」称賛の嵐 首相に爆発物、容疑者をヘッドロック) さて、プロレスファンなら...
4月12日、新日本・全日本・NOAHのメジャー3団体が会見を行い、6月9日(金)に3団体参加のオールスター戦「ALL TOGETHER AGAIN~元気があれば何でもできる~」を両国国技館で開催することを発表した。(⇒ スポーツ報知 2023年4月12日記事:新日、全日、ノア3団体参加のオールスター戦、6・9両国で開催…棚橋弘至、宮原健斗、清宮海斗そろい踏みで発表) 「ALL TOGETHER」の第1回は、東日本大震災復興イベントとして2011年8月27日...
4月8日の新日本サクラジェネシスで、メイン戦でのSANADA戴冠以外について2つ書いてみる。 一つ目は、日本での初試合となったメルセデス・モネのIWGP女子王座防衛戦、スターダムのAZMと葉月との3WAYマッチである。 この試合、「もちろん」モネの勝利・防衛はわかっていた。 こんな超大物が、1回も防衛せず王座陥落なんてことになるはずがあろうか。 肝心なのは試合内容だが、全員の動きの速い好試合だったと思う。 ただ、こ...
4月8日、新日本プロレス両国国技館大会「サクラジェネシス」が行われ―― そのメインイベントで挑戦者SANADAが王者オカダ・カズチカを破り、新日本最高峰のIWGP世界ヘビー級王座を獲得した。 このブログで何度か書いてきた、そしてつい最近も書いた、いわゆる「SANADA問題」がついに(ひとまずは)解決したのである。 (⇒ 2023年3月17日記事:SANADAロスインゴ脱退、Just“5”Guys加入ーSANADA問題にやっと前進) しかしまあ、新...
プロレス・格闘技界にとって、間違いなく今年最大のビッグニュースである。 4月3日、世界最大の総合格闘技団体であるUFCと、世界最大のプロレス団体であるWWEが合併することが発表された。 もっとも完全な対等合併というわけではなく、新会社はUFCの親会社であるエンデバー社の株主が株の51%、WWEの株主が49%を保有、 トップにはエンデバー社のアリエル・エマニュエルCEOが就任、WWE会長のビンス・マクマホンJr.は「会長」...
3月28日、音楽家の坂本龍一が亡くなった。これについては、既に別ブログで記事を書いた。(⇒ 2023年4月3日記事:坂本龍一死去-ラストエンペラーは永遠に) 私にとって坂本龍一の音楽の最高傑作は映画『ラストエンペラー』のそれなのだが―― しかしプロレスファンにとっては、忘れがたき(そして今でも使われている)あの名曲、『カクトウギのテーマ』を欠かすことはできない。 これは全日本プロレスが地上波でやっていた1990...
2021年10月から1年5か月、負傷欠場していた飯伏幸太(40歳)―― とうとう所属の新日本プロレスからも(穏やかならぬ揉め方をして)退団してしまった彼が、3月30日(日本時間31日)、ついにアメリカマットで復帰を果たした。 舞台はロサンゼルス、あのジョシュ・バーネットが主催する格闘技イベント「ブラッドスポーツ9」において。 対戦相手はDDTで活躍していたマイク・ベイリー(40歳)。 試合結果は6分55秒「カミゴエ」で...
3月6日、女子格闘家のKINGレイナ(26歳)が、相棒の男性ユーチューバー(37歳)と共に大麻(マリファナ)所持の疑いで逮捕された。 こういっては何だが、まさにイメージどおりというか、あのすごいゴンダクレの眼差しは伊達じゃなかったのである。 それどころかこの2人、ユーチューブ番組で堂々と大麻をモチーフにしたアパレルブランド「KIEF」を立ち上げ―― 男の方はまた堂々と(日本でのことではない、と言ってはいたが)「...
3月19日のNOAH横浜武道館大会において、ジェイク・リー(34歳)が王者・清宮海斗(26歳)を破り、GHCヘビー級王座を奪取した。 ジェイクが全日本を辞めてNOAHに来たのは今年1月だから、スピード戴冠と言っていいだろう。(⇒ デイリースポーツ 2023年3月19日記事:ノア ジェイク・リーがGHCヘビー級新王者に 「今日から俺がノアの舵を取る!」 清宮は王座陥落) もっとも、ジェイクがNOAHの頂点に立つのは、予想されてい...
3月17日の新日本プロレス後楽園ホール大会で、内藤哲也とSANADAのニュージャパンカップ2023準々決勝戦が行われ、SANADAが勝利した。 その直後、SANADAはロス・インゴベルナブレス・ハポンからの脱退とJust 4 Guys――これでJust 5 Guysになったが――への加入を宣明した。(⇒ プロレスTODAY 2023年3月17日記事:【新日本】SANADAが『NJC』準々決勝で内藤哲也から勝利後に事件!「今日をもってロスインゴを辞めます」タイチらと衝撃...
3月13日、全日本プロレスの専務レスラー諏訪魔が、本名の諏訪間幸平(46歳)として横浜刑務所から感謝状を受けた。 保護司として再犯防止活動に尽力していることが理由だという。(⇒ 東スポweb 2023年3月13日記事:【全日本】保護司として活動の諏訪魔改め諏訪間幸平氏に横浜刑務所が感謝状「光栄に思います」) いや皆さん、知ってましたか、諏訪魔が保護司だったということを…… 2017年4月に任命されたとのことだから、もう6...
日本名Sareee、アメリカ名「太陽の戦士」サレイ(26歳)が、WWEを円満退団し日本マットに復帰することが明らかになった。 5月16日の新宿FACE大会で日本復帰戦を行うという。(⇒ 日刊スポーツ 2023年3月9日記事:【WWE】Sareeeが円満退団し日本マット復帰、13日に会見 21年から参戦) さて、これまで鳴り物入り(と言ってもいいだろう)で日本からWWEへ行った選手を我々は何人も見てきたわけだが―― 多くの人は、「やはりWWE...
3月2日、NOAHの原田大輔(36歳)が、3月9日後楽園ホール大会で引退することを発表した。 昨年8月のNOAH定期検査で首の負傷が見つかり、その後は色んな治療を試してみたが快方に向かわず、医療チームの判断もあり引退を決意したとのこと。 そして引退試合は「1分間」、相手は長年の盟友・小峠篤司と行うこととなった。(⇒ スポーツ報知 2023年3月2日:プロレスリング・ノア原田大輔、首のケガで現役引退…3・9後楽園で小峠篤司...
2月21日の武藤敬司引退大会では、一つ注目されていた対戦があった。 それが新日本の現・IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(35歳)と、NOAHの現・GHCヘビー級王者清宮海斗(26歳)のシングルマッチである。 清宮のオカダへの「顔面蹴撃」から始まり、 両者のシングルマッチ決定、 しかしオカダからの長期にわたる対戦拒否宣言、 それからのオカダの乱入による清宮のKO、 大会直前になっての「時間無制限一本勝負」への...
2月21日、東京ドームにおいて武藤敬司引退大会が開催された。 メインイベントは、武藤敬司vs内藤哲也。 その結末は、内藤哲也のデスティーノによる勝利であった。 もちろんこの結果は、大方のプロレスファンにとっては想定内のことである。 いくら何でも、あれほど両脚のハムストリングを肉離れしたと言い続けて完治もしていない武藤に、内藤が負けることはほとんど考えられなかった。 しかし試合内容はと言えば、特に武藤...
2月19日、米カリフォルニア州の新日本サンノゼ大会において―― 元WWEのメルセデス・モネ(旧名サーシャ・バンクス)が王者KAIRIを破りIWGP女子王座を獲得、2代目王者となった。(⇒ 2023年2月19日記事:【新日本】IWGP女子王者KAIRI、米国でメルセデス・モネに敗れ2度目の防衛に失敗) この結果自体は、大方のプロレスファンが予想していたことである。 なんたってメルセデス・モネ、天下の元サーシャ・バンクス。 彼女を参戦...
2月19日、全日本プロレス後楽園ホール大会で、永田裕志が王者・宮原健斗を破って三冠ヘビー級王座を奪取した。 これにより永田は、佐々木健介、高山善廣、小島聡、武藤敬司に続く5人目のメジャー3団体王座戴冠(グランドスラム)の達成者となった。 これに加え、新日本のIWGPタッグ、全日本の世界タッグ、NOAHのGHCタッグの3団体タッグ王座も全て戴冠したダブル・グランドスラムも、高山、小島、武藤に続く4人目になったそうだ...
2月11日、新日本プロレス大阪大会において―― バレットクラブのリーダーたるジェイ・ホワイトと、その同門のヒクレオが「敗者日本追放マッチ」を行った。 実績と格からは、むろんジェイの方が――元IWGPヘビー級王者――数段も上である。 だが結果は、ヒクレオの勝利。 ジェイは「日本から追放」されることとなった。(⇒ 日刊スポーツ 2023年2月11日記事:【新日本】ヒクレオ、前IWGP王者ジェイ・ホワイトを日本から追放も笑顔な...