人間の尊厳が守られる社会へ
「低すぎる生活保護費hが違憲だ」として、1957年に裁判を起こした朝日茂さん。私は高校の倫理社会の授業で初めてこのことを知りました。憲法25条が保障する「生存権」をどのように活かしていくのかが問われた裁判です。朝日さんが亡くなり、婿養子が裁判を引き継ぎましたが、憲法で保障された権利は、そのままでは権利として保障されないどころか、常に権利を活かす努力をしなければ、権力者によって奪い取られるのが常。「ヒューマニズムとは、言葉の上では美しく耳ざわりもよい。しかし、裏のヒューマニズムは非人間的な圧迫に対して闘うことではないだろうか。・・・いかなる弾圧にも屈せず、不屈の闘いを続けるものこそ、真のヒューマニストであると、私は思うのだ」とは、朝日茂さんが残した言葉。今に生きる言葉です。昨日、大阪高裁で関西電力高浜原発3、4号...人間の尊厳が守られる社会へ
2017/03/29 10:42