いわくに ほぐし堂の晴々日記

半フィクション 32 久保課長

どうも、久保でしゅ久保さんは、今までお世話になった人たちに手当たり次第電話しているああ、どうも久保でしゅが、この度はフリーペーパーの会社に入ったので、ぜひ広告…

2023/06/30 08:37

半フィクション 31 情熱の久保さん

さあ、久保さん、行きましょう。助手席に座った久保さんは...結構デカいそして、めっちゃ汗かく"久保さん、暑い時言ってくださいね""わしゃりました"久保さんの喋…

2023/06/28 14:59

半フィクション 31 続久保さん

久保さんはジブンより20個ほど歳が上の男性だ。田代先生に言われて作った名刺の肩書きが課長その名刺が印刷会社から納品されたあと、田代先生から、"久保さんは課長と…

2023/06/27 09:25

半フィクション 30 久保さん

townは中途採用で様々な人が面接に来る。そうか、今日は50歳くらいの男性が面接にくる、と社長が朝礼のときに言っていた。うちの会社の事務所は特別広くなく、営業…

2023/06/26 09:18

半フィクション 29 結果的に

12月号で掲載された、まんぷく亭の忘年会コースは結果的に、めちゃくちゃ反響があり、木下さんからもお礼の言葉を貰った。ただ、いまだにカメラがおかしかった原因はわ…

2023/06/25 09:14

半フィクション 28 逆転なる

今日の15時、まんぷく亭に改めて謝罪に行く。アポなしだ。そして、大切なのはまず心からの謝罪、そして...まんぷく亭の近くのモールの駐車場に停め、歩いて3分。左…

2023/06/24 09:45

半フィクション 27 奇跡なり

まんぷく亭の事故から3日たったが、ミーティングでみんなに共有した。社長も後輩も一度も経験ないことらしく、いまだに謎だ。念の為、カメラを点検に出したが、そろそろ…

2023/06/23 11:40

半フィクション 26 破壊

今までしたことのないミスが起きてしまった。心が折れた、いや、完全に破壊してしまった木下さんが激しく閉めたドアそこに飾ってある南国風の木彫りがキコキコと揺れる音…

2023/06/22 08:24

半フィクション 25 撮影にて

あの日は、本当に普通の朝だったあの日とは、まんぷく亭の撮影の日だ。あの日の朝は、いつものように食パンにマヨネーズを塗り、トースターでこんがり焼く。トースターの…

2023/06/21 08:45

半フィクション 23 予感なし

フリーペーパーに広告なんて出しませんよ、というオーナーさんもいる。うちは出すお店じゃないうちは他と違う、出してるお店と同じように思われたくない等々、理由は様々…

2023/06/20 09:30

半フィクション 22 計算ずく

フリーペーパーの営業で入社したとはいえ、することは割とある。もちろん、広告を取るという"営業"、広告が取れたら"撮影"それに伴う"編集"そして、納本、というな…

2023/06/17 19:26

半フィクション 21 連続にて

入社2日目で、新規の広告をGETした大西くんひとつ不安なのは、いままでの経験上、コネや知り合いから最初に広告をもらった営業は"あとが続かない"ことがほとんどだ…

2023/06/16 08:50

半フィクション 20 初日から

さて、今日から新人の大西くんとしばらく同行だ。ジブンより9つ下らしいが、まあフリーペーパーの営業がどれだけ大変か、まあ広告を取るまでどれだけの努力が必要か、そ…

2023/06/15 13:47

半フィクション18 新時代

彼の名前は、大西 亮(20歳)誰が見てもイケメンだそして時間を守る、立って挨拶する、頭を下げる、うん、若いのにしっかりしてる。ある意味これらは当たり前なのだが…

2023/06/12 09:25

半フィクション 18 その後の社長

ふと思ったのが、田代先生のリアリティ。めちゃくちゃミステリアスだけど、経営には長けている。20代のジブンにとっては、かなり不思議な存在だtownは地元ではかな…

2023/06/11 10:13

半フィクション 17 バトンタッチ

townに入って2年半が経つが、相変わらず編集は楽しいと日々実感している。先月号、ジブンの中でも、キターというキャッチフレーズが出来たはやし人形店の雛人形の広…

2023/06/10 18:16