令和6年4月19日今年の大和路は又兵衛桜に代表されたように桜、桜のシリーズでした。次を考えると私の一番行きたいところは吉野の喜佐谷の象の小川である。わが命常にあらぬか昔みし象の小川を行きてみむため(3-335)大伴旅人が大宰府に赴任していた時、もう一度象の小川を見て死にたいと恋焦がれた清流です。2年後,上京の時鞆の浦でむろの木の歌、3首を残しています。我妹子が見し鞆の浦のむろの木は常世にあれど見し人ぞなき(3-449)私も前回、平成9年4月、いまから27年前に同様の例会山行を行いました。その時見た象の小川の神秘的な情景を思い出し、また行きたいと思い企画しました。吉野山は今は桜で有名ですが万葉時代には「水の吉野」が有名でした。都の飛鳥川は小さな小川のような川でしたが、吉野川は水量も多く岩を砕いでながるる激流...来年お大和路探訪は・・・吉野山に行きます