日本資本主義の父を訪ねて
3月20日深谷市を訪れました。わが町と大して変わらない田舎から偉大な人物がなぜ生まれたのか、大いに興味があります。2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公に取り上げられ、2024年からは新しい一万円札の肖像画になることも決定している人物、渋沢栄一。幕末から昭和初期までの激動の時代を生きた実業家です。91歳で亡くなるまでに、設立に関わった企業数はなんと約500社!さらには約600もの社会公共事業に携わるなど、数々の功績を残したことから「近代日本経済の父」や「日本資本主義の父」と呼ばれています。栄一の説く合本組織(株式会社)は、個人主義に基づく利潤の追求ではなく、国の発展や国民の真の自立といった次元の高い理想と大きな立場での合本組織(株式会社)の活用だったのです。『道徳に沿った活動でなければ、淘汰される』...日本資本主義の父を訪ねて
2022/03/24 17:18