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CLASSIC ROCK LOVE https://blog.goo.ne.jp/flamebyflame

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について 気の向くままつぶやきます♪

CLASSIC ROCK LOVE
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2014/12/21

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  • AVALANCHE / TEMPLE BALLS 2023年11月

    なぜか私は1980年代型のメロディのあるハード・ロックが好きなんですよね。アメリカでは死に絶えているこうしたタイプのロック・バンドがなぜか北欧ではすごく盛んで、インターネットの力で、世界的に薄く広くマニア向けに存在意義を示しています。日本でもファンが多いです(どちらかというと40代・50代以上ですけど)。この手のトップランナーは以前私がご紹介したスウェーデンの「エクリプス」なんですが、いろいろなバンドがいるので、機会あるごとに紹介したいと思います。今回はフィンランドのテンプル・ボールズ。エクリプスほど知名度はないものの、ポテンシャルは高いと思います。2009年に結成され、昨年発表された作品で4作目。フロント・マンはArdeTeronen–Vocalsで、張りのある声質が見事にこのジャンルにはまっています。...AVALANCHE/TEMPLEBALLS2023年11月

  • C. J. スネアよ永遠に Firehouse - Reach for the Sky 1992年

    Firehouse-ReachfortheSky訃報が入った。何と64才で逝ってしまった。ちょっと早すぎるだろ!と思わざるを得ない。遅れてきた80年代のアメリカン・ハード・ロックのヒーロー、ファイアー・ハウスは90年代初期に活躍した。最近は、活動が活発化しそうだとちょっと期待していたのだが、何と帰らぬ人に。この曲と、「オーバーナイト・センセイション」は私の大好きな曲だった。Firehouse-OvernightSensation(Live)ご冥福をお祈りいたします。R.I.P.C.J.スネアよ永遠にFirehouse-ReachfortheSky1992年

  • STAND UNITED / FIREWIND 2024年3月

    FIREWIND-SalvationDay(2023)//OfficialMusicVideo//AFMRecordsギリシャ出身のギター・ヒーロー、ガスGが率いるパワー・メタル・バンドの作品も10作目となりました。現在のメンバーはギターのガスG以外はヴォーカルがドイツ出身のハービー・ランガンズベースがベトロス・クリスト(出身国不明)、ドラムがベルギー出身のヨハン・”ジョー”ニューンツと国際色豊か。このバンドには以前スリランカのヴォーカルもいましたね。今年5月に来日も予定されています。この最新作を聴いて準備している人は多いと思われます。ガス・Gの本名はコンスタンティノス”コスタス”カラミトロウディスという名前で、まるで、世界史に出て来るギリシャやローマの時代の人の名前のようですね。世界の人に知ってもらうた...STANDUNITED/FIREWIND2024年3月

  • Sweet Little Rock and Roller - Rod Stewart, Keith Richards & Faces 1974年 ロンドン

    SweetLittleRockandRoller-RodStewart,KeithRichards&Faces TheMidnightSpecial久々に友人のK君からリクエストをもらいました。フェイセズ時代のロッド・スチュアートがキース・リチャーズと共演している珍しい映像です。テレビ番組の映像がパッケージ化されて発売されたようですね。山内テツが参加した後期のフェイセズにキースが参加しているみたいです。キースとロン・ウッドが並んでギターを弾いていると、まるでストーンズのようです。ドラムスはケニー・ジョーンズ、キーボードはイアン・マクレガンだと思います。曲はチャック・ベリーのSweetLittleRockandRollerで、ノリノリですね。全盛期のロッドの姿と声を楽しめる作品です。このカヴァー曲はフェイセ...SweetLittleRockandRoller-RodStewart,KeithRichards&Faces1974年ロンドン

  • Here Comes the Sun / Steve Harley & Cockney Rebel 1976年

    HereComestheSun3月17日、SteveHarleyが死去しました。私は1974年ごろからロックを聴いていたのに、彼というか彼が率いるコックニー・レベルというバンドはあまり聞いたことがありませんでした。でも、もちろん名前は知っていました。当時よく読んでいたミュージック・ライフ誌ではこのバンドはグラム・ロックのバンド群の一つとして取り上げていたような記憶があります。日本では、あまり人気がなかったし、ラジオでもかからなかったのですが、コックニー・レベルという名前がすごく印象的で、頭にこびりつきました。コックニーとはロンドン子という意味で、「コックニー訛り」なんて言葉もあったと思います。直訳はロンドンの反逆者という意味のようです。さて、何曲か彼ら(彼)のヒット曲を振り返ってみると、イギリス特有のひね...HereComestheSun/SteveHarley&CockneyRebel1976年

  • The Loco-Motion / GRAND FUNK RAILROAD 1974年

    中学生の時に初めて聞いたGFRの曲がこれ。当時はかなりヒットしてましたねー。全米一位ですからね。ビートルズを除き、ポップスばかり聴いてなかった当時の私にとって、ハード・ロック入門曲としてはこれ以上ないほどふさわしい曲はなかったと思います。プロデューサーのトッド・ラングレンが選曲したのでしょうけど、見事にはまったカヴァー曲でした。たぶん、当時はポップなハード・ロックというのはそんなにない時代で、ラジオから流れてきて、ごく自然に耳に馴染んだのを覚えています。そのあと、同じくヒット曲の「アメリカン・バンド」を聴いて、初期の後楽園球場の伝説的ライブや「ハート・ブレイカー」を知ることになるのですが、この曲がほかの曲を聴くきっかけになったのは間違いありません。まあ、ロックを聴いていこうと思っていた時期ではありました。...TheLoco-Motion/GRANDFUNKRAILROAD1974年

  • デビュー50周年で、若さ溢れる19作目 Invincible Shield / Judas Priest 2024年3月

    最近新作を発表したローリング・ストーンズのミック・ジャガーは80才(若い頃は30才になったらロックなんてやっていないなんて発言をしてました笑)。その彼には負ける73才ですが、やっているのは、ブチ切れるハイトーン唱法のヘヴィ・メタル。まさかまさかの70代のヴォーカリスト!がロブ・ハルフォードです。彼のメタル魂というかロック魂には敬意を表せざるを得ません。そんな、ロブ・ハルフォードを擁するJudasPriestの最新作をご紹介します。今作品はYouTubeでボーナス・トラックを含め全曲配信です。スマホさえあれば、別にサブスク契約がなくても、全曲聴けます。時代は変わりましたね。このバンドは日本でデビューした1976年からずっと追っかけていますが、まさか48年後も新作を発表しているとは当時は想像もしなかったと思い...デビュー50周年で、若さ溢れる19作目InvincibleShield/JudasPriest2024年3月

  • 心に突き刺さる青春のサウンド The Struts - How Can I Love You (Without Breaking Your Heart) (Lyric Video)

    TheStruts-HowCanILoveYou(WithoutBreakingYourHeart)(LyricVideo)2月9日配信されたばかりの曲。この曲がいいんですよねー。70年代、80年代に青春時代を過ごした方なら、ドストライクの曲調。ヴォーカルのルーク・スピラーによれば、ロッド・スチュアートやフリートウッド・マックの雰囲気があるということですが、すごくハート・ウオーミングな感じです。2012年結成され、ストーンズやクイーン、グラム・ロックや、ニュー・ウエイヴ等の懐かしいブリティッシュ・ロックを現代風に再現する優れた英国バンド、ザ・ストラッツの作る曲はまさに変幻自在。この曲は本当に心に突き刺さります。若い人が聴くと、古臭いかな?でも、いいんです。私は大好きですね。なお、2月23日にはもう一曲配信...心に突き刺さる青春のサウンドTheStruts-HowCanILoveYou(WithoutBreakingYourHeart)(LyricVideo)

  • Eclipse LIVE 東京公演 at 渋谷WWW 2024.2.19(月) LIVEレポート

    私と同世代の洋楽ファンの方は、最近だとボズ・スキャッグスの日本公演の話題になるんでしょうけど、ハード・ロック好きの私は、こちらに行ってきました。スウェーデンが誇るメロディック・ハード・ロックの雄、Eclipseの東京公演です。まずは、はるかかなたの北欧の地から、極東の日本まで足を運んでいただいたEclipseの4人のメンバーとスタッフ、そして、日本で彼らを支えたAKIKOTOMIYAMA様と関係者の方々のご尽力に深く感謝いたします。ありがとうございました。それでは、長々とリポートを書きます。ファンの人だけに読んでもらえばいいと思ってます(笑)。また、最近は洋楽のライブに行っていないおじさん世代のメタル系、ハードロック系ロックファンの方々の参考になればいいなと考えます。私自身が、久々のハード・ロック系のライ...EclipseLIVE東京公演at渋谷WWW2024.2.19(月)LIVEレポート

  • Skin in the Game /The Immediate Family 2024.2 リリース 伝説の職人たち健在!

    1970年代のウエスト・コースト・サウンドの職人的ギタリストとして、有名なダニー・コーチマー。その彼が属するバンド、TheImmediateFamilyのセカンド・アルバムが発表されました。このバンドは伝説のバンド「ザ・セクション」のメンバー、ダニー・コーチマー(g)、リーランド・スカラー(b)、ラス・カンケル(D)、に加え、やはり職人的ミュージシャンのワディ・ワクテル(g,v)、スティーブ・ポステル(g,v)が参加したまさに大人のアメリカン・ロック・バンド。ザ・セクションについては、このブログの2021.1.10の記事(カテゴリーはクロスオーバー)、ダニー・コーチマーについては2021.9.5の記事(カテゴリーはAOR)ごご覧ください。アルバムの内容は、まさに、多様なロック・サウンド。みんな、おじいさん...SkinintheGame/TheImmediateFamily2024.2リリース伝説の職人たち健在!

  • Memoirs of an Officer and a Gentleman / EL&P 1978年

    EL&Pのラスト・アルバム(その後再結成しているが再結成後はもう元のレベルになかったので、個人的にはこの作品がラスト・アルバムと考えます)で、アトランティック・レコードとの契約上作らなければいけなかったという「ラブ・ビーチ」に収められた大作が、この曲。「ラブ・ビーチ」はアルバム・タイトル、ジャケット、音楽性、全てにおいて、厳しい評価が下された作品だったと思います。彼らのの代名詞でもあったプログレッシブ・ロックがほぼ感じられない内容であったことが大きかったですね。当時は、ロック仲間の中でも、「こりゃ何だ?」みたいな感じで、この作品の話題に触れないようにしていた気もします。「でも、ポップ・アルバムとしては、悪くないんじゃない?」という声もあったんですね。さて、問題のこの曲。ピート・シンフィールドが作詞に参加し...MemoirsofanOfficerandaGentleman/EL&P1978年

  • Jupiter「Theory of Evolution」 2018年8月

    私は、別にビジュアル系のファンではありません。そしてXのファンではありません(でも、ハード・ロック、メタルのファンです。)。歌舞伎の女形が好きなわけではありません。ニューハーフ好きでもありません。ましては、宝塚のファンでもありません。でも、お蝶婦人(巻き髪で昭和のスポ根アニメ「エースをねらえ」を思い出しました笑)のような女形ギタリストのHIZAKIさんのギターを弾いている姿をみると、たまらなく美しく、かっこいいと思うのです。そのHIZAKIさんがかかわるバンドの曲で、最もかっこいいと思うのがこの曲。X的なメロディというか、まさにメロディがはっきりしている昭和歌謡的なメロディ展開で、これは、中高年の方が心に響きそう。大げさなイントロもツボにはまります。そして、「速弾きキャバ嬢」と言われるHIZAKIさんの、...Jupiter「TheoryofEvolution」2018年8月

  • ROAR (Official Music Video) / ulma sound junction 2023年10月

    ulmasoundjunction-ROAR(OfficialMusicVideo)ウルマ・サウンド・ジャンクションは2005年結成の沖縄県石垣島のバンドです。「うるま」とは珊瑚の島という意味だそうです。ジャンル的には、プログ・メタル、すなわちプログレッシブ・メタルで、ダークなイメージのサウンドを売りにしています。クリーン・ヴォイスとグロウル(デス声、咆哮)を使い分け、現代的なメタルバンドと言えると思います。デス声が嫌いな音楽ファンは敬遠すると思いますが、昨年10月に発表されたこの曲「ROAR」は心を震わせるほどのメロディと繊細なサウンドが打ち出され、なかなかの名曲に仕上がっていてかなりの魅力を放っています。曲が始まったとたんにドキドキ、ワクワクを感じさせる雰囲気は只者ではないオーラですね。なぜ、彼らがこ...ROAR(OfficialMusicVideo)/ulmasoundjunction2023年10月

  • Dolly Parton 豪華な共演 「Rock Star」 2023.11.17リリース

    ドリー・パートンといえば、アメリカのカントリー・ミュージック界のスーパースター。1/19生まれなので、78才になったところです。何と、グラミー賞8回受賞!彼女が昨年11月に出した企画アルバム「ロック・スター」がすごい。ゲストが、ビートルズ組のポール&リンゴ、ピーター・フランプトン、ミック・フリートウッド、スティング、エルトン・ジョン、ジョーン・ジェット、スティーブ・ペリー、リッチー・サンボラ、ジョン・フォガティ、スティーブン・タイラー、マイケル・マクドナルドなど多数。どれだけお金をかけたんだろう?ロックの有名な曲をオリジネイターと共演したりしてるので、けっこう楽しめるのではないでしょうか?ロックのクラシック・カヴァーが21曲入っているそうです。まあ、クリスマス・アルバムなのかな?この曲がやはり一番印象に残...DollyParton豪華な共演「RockStar」2023.11.17リリース

  • たまには最近のプログ・メタル系を Haken、Riverside、katatonia 、そしてポップなA.C.T

    クラシック・ロック好きではあるのですが、最近のロックもジャンルを選んで、いろいろ聴いています。最近のプログレッシッブ・ロックもけっこういいものがあるので、取り上げたいと思います。まずはイギリスのヘイケン。2007年結成のモダン・プログレ。マルチプレイヤーのリチャード・ヘンシルとヴォーカルのロス・ジェニングスを中心に結成されていて、メディアでは「プログ」なんていう省略化された呼び方をされてますね。どうも海外で使われるようになったようです。最新アルバムは昨年の春に発表された7枚目「Fauna」。そこから、最もポップだと思われる「Lovebites」を紹介いたします。レゲエのテイストがあって、面白い曲です。オリジナリティありですね。Haken-Lovebite(OfficialVideo)もう一曲行きましょう。...たまには最近のプログ・メタル系をHaken、Riverside、katatonia、そしてポップなA.C.T

  • Ballad of a Misspent Youth / Tuk Smith and The Restless Hearts 2022.11(日本2023.12)

    昨年末に日本デビューを飾ったバンドを紹介しましょう。すごくいいバンドです。「遅れてきたピュア・ロックンローラー!」という売り出し文句はよく考えたものです。まさにそんな感じのタック・スミス。昨年末、2022年にアメリカ本国でデビューしたTukSmithandTheRestlessHeartsのファースト・アルバムが大手ソニー・ミュージックから日本発売されました。約1年遅れとなりましたが、力が入っています。70年代のグラム・ロックやあのシン・リジィ、モトリー・クルーの雰囲気を持つバンドということでレコード会社が考えたのか、何と邦題だらけです!アルバムタイトルは『しくじった青春のバラッド』(BalladofaMisspentYouth)です。そして、ファースト・シングルは「イースト・サイドの女たち/Girlso...BalladofaMisspentYouth/TukSmithandTheRestlessHearts2022.11(日本2023.12)

  • RIO / TREVOR RABIN 2023年10月

    ブログ復活します。能登半島地震で被災された方に、一刻も早い平穏が訪れますようにお祈りいたします。余震等が早く収まり、復旧活動の本格化することを望んでおります。日本は地震国家であることを、改めて感じました。どこで地震が起こっても不思議ないんですね。さて、ブログ再開の第一回めはイエスのメンバーとして大活躍したTREVORRABINのソロ作品「RIO」です。昨年10月リリースされました。34年ぶりにヴォーカルをフィーチャーした作品とのことです。例によって、ゲストはいるものの基本的にマルチプレイヤーぶりを発揮しています。まさに、天才、多才と言った感じの作品が満載で、イエスの「ロンリー・ハート(90125)」が好きなら、たっぷり、あの世界が満喫できると思います。楽器はうまいし、歌は上手いし、アレンジ能力も高く、そし...RIO/TREVORRABIN2023年10月

  • カンタベリー・ロック特集 26 Space Shanty / Khan 1972年

    最後はカーンで行きたいと思います。1971年、SteveHillage(g,v)、NicholasGreenwood(b,v)、PipPyle(d)、DickHenningham(k)で、結成。Pyleはすぐ脱退して、EricPeachyに交代。1972年にはHenninghamが脱退するも、SteveHillageの友人であるエッグのDaveStewartがゲストで全面的に参加し、1stアルバムの「SpaceShanty(宇宙の船乗り歌)」を録音、リリースします。その後、エッグをやめたDaveは正式メンバーになりますが、セカンド・アルバムをレコード会社に拒否され、1972年秋に解散。SteveHillageはケヴィン・エアーズ・バンドを経てゴングへ、DaveStewartはハットフィールド&ザ・ノースを...カンタベリー・ロック特集26SpaceShanty/Khan1972年

  • カンタベリー・ロック特集 25 Egg / Egg 1970年

    カンタベリー・ロック特集も今回を入れて、残り2回です。今回は、前回予告したとおり、ナショナル・ヘルスのデイヴ・スチュアートがいたエッグ。モント・キャンベル(ベース、ヴォーカル)、デイブ・スチュアート(キーボード)、クライヴ・ブルックス(ドラム)というキーボードをメイン楽器とするロック・トリオです。もともとはユリエル(Uriel)というバンド名で、ギターにスティーブ・ヒレッジがいたようなのですが、脱退し、その後バンド名をエッグに変えたという経緯があります。このバンドは、ロンドン出身なのですが、モントとデイヴがカンタベリー系ミュージシャンと合流したことにより、このバンドもカンタベリー・ロックの一群の中に捉えられるようになりました。Eggは3枚のアルバムを残しています。1970年にファースト・アルバム「Egg」...カンタベリー・ロック特集25Egg/Egg1970年

  • カンタベリー・ロック特集 24 Of Queues and Cures / National Health 1978年

    長らく続けてきたイギリスのカンタベリー・ロック特集ですが、ついにカンタベリー・ロックの最終形態「ナショナル・ヘルス」の事実上の最後のアルバムとなりました。セカンド・アルバム、「OfQueuesandCures」です。ナショナル・ヘルスはもう1作アルバムを出していますが、それは、アラン・ゴーウェン追悼盤で、企画盤的な位置づけです。やはり、このアルバムで、一区切りととらえるべきでしょう。時は1978年。UKがファースト・アルバムを出したのも1978年。プログレッシブ・ロックの最後の傑作が同時期にリリースされたんだなと感慨深くなります。メンバーはベースが交代しています。ニール・マーレイはホワイト・スネイク参加のために脱退し、元ヘンリー・カウのジョン・グリーヴスが参加。また、前回ゲスト参加したアラン・ゴーウェンと...カンタベリー・ロック特集24OfQueuesandCures/NationalHealth1978年

  • カンタベリー・ロック特集23 National Health / National Health 1978年

    久々にカンタベリー・ロック特集です。この特集を終えてしまわないと気がすまないので、今回からは連続していきたいと思います。今回はナショナル・ヘルスのファースト・アルバムです。時は1978年。もうプログレは終わったと言われている時代ですね。まあ、日本ではUKがブレイクしますけど、なんとなく大真面目にプログレをやっていると珍しい感じでした。でも、カンタベリー・ロックはジャズ・ロックのイメージもあるので、プログレをまだやってるんだ!なんて非難はされなかったかな?UKのように、注目されてなかったし。さて、カンタベリー・ロックの最終形態ともいわれるナショナル・ヘルスは、カンタベリー・ロックの中で似たタイプのハットフィールド&ザ・ノースとギルガメッシュの合体プロジェクトから始まったようです。結成は1975年。元エッグの...カンタベリー・ロック特集23NationalHealth/NationalHealth1978年

  • Yellowjuckets 1981年7月

    大好きなロベン・フォードのソロ作品「TheInsideStory」をきっかけにして結成されたバンドということで、このバンドの1stアルバムは聴かなければという感じで聴きました。ロベン・フォードはこの作品には全面的に参加しているようですが、セカンド・アルバムは数曲だけ参加して、その後脱退しています。音楽的方向性が違ったのでしょう。ちなみに「イエロージャケッツ」とは黄色い上着ということではなく、スズメバチの事だそうです。アルバムジャケットもスズメバチが描かれ、下地は黄色になっています。メンバーはロベンの作品に参加した、ロベン・フォード、ラッセル・フェランテ(k)、ジミー・ハスリップ(b)、リッキー・ローソン(d)、そして、多数のアディッショナル・メンバーです。特にホーン・セクションのゲストが重要な役割を果たし...Yellowjuckets1981年7月

  • The Inside Story / Robben Ford 1979年5月

    ロベン・フォードといえば、最近はブルース・ギタリストとして認知されていますが、1970年代はジャズ・フュージョン系ギタリストの印象だったと思います。やはり、トム・スコットのバンドに参加したイメージが強いですね。1975年に発表されたトム・スコットのLAエクスプレス名義のセカンド・アルバム「トム・キャット」で、ラリー・カールトンの後釜として演奏していました。演奏はやはり、フュージョンであり、そっち系だなと思うのが当然で、当時、学生だった私は、ジャズ・フュージョン系のギタリストと思ってました。で、そのロベン・フォードのファースト・ソロ作品「TheInsideStory」を今回取り上げます。これが素晴らしい。もちろん、ブルース・ギタリスト兼ヴォーカリストの彼も好きなのですが、これはこれで、聴きこみがいがあります...TheInsideStory/RobbenFord1979年5月

  • Dr.Feelgood 【She Does It Right】 Down By The Jetty より 1975年

    Dr.Feelgood【SheDoesItRight】高校時代の友人のK君からのリクエストです。K君ありがとうございます。ドクター・フィールグッドのデビュー作「DownByTheJetty」の1曲目です。強烈な曲で、クセになってしまというか、虜になってしまう人がいそうな曲です。ドクター・フィールグッドというバンドは、デビュー当時、けっこうラジオでかかったため、聴いた記憶があるのですが、その後聴く機会がなく、久々に聴きました。このバンドはロンドン・パンクではありません。しかしながら、パンクの人気に火を付けたバンドみたいなとらえ方をされています。演奏はタイトでシンプルなロック。しかもけっこうリズムが正確で、パンクとは一線を画すイメージです。とはいっても、巨大化、商業化したロック・ビジネスと相反するパブ・ロック...Dr.Feelgood【SheDoesItRight】DownByTheJettyより1975年

  • The Inside Story / Robben Ford 1979年5月

    ロベン・フォードといえば、最近はブルース・ギタリストとして認知されていますが、1970年代はジャズ・フュージョン系ギタリストの印象だったと思います。やはり、トム・スコットのバンドに参加したイメージが強いですね。1975年に発表されたトム・スコットのLAエクスプレス名義のセカンド・アルバム「トム・キャット」で、ラリー・カールトンの後釜として演奏していました。演奏はやはり、フュージョンであり、そっち系だなと思うのが当然で、当時、学生だった私は、ジャズ・フュージョン系のギタリストと思ってました。で、そのロベン・フォードのファースト・ソロ作品「TheInsideStory」を今回取り上げます。これが素晴らしい。もちろん、ブルース・ギタリスト兼ヴォーカリストの彼も好きなのですが、これはこれで、聴きこみがいがあります...TheInsideStory/RobbenFord1979年5月

  • David Coverdale の足跡を辿る 第8回 Lovehunter / Whitesnake 1979年発表

    まず、初期ホワイトスネイクのオリジナル・メンバーで重要な役割を果たしていたバーニー・マースデンが2023年8月24日に72才で逝去され、天国へと旅立ったことを事実として受け止め、ここでご冥福をお祈りいたします。彼の作ったメロディや心に残るギター・ソロを私は忘れないでしょう。私の青春とともにあった彼の数々の名演は、今後私の人生が続く限り、ともにあります。R.I.P.さて、セカンドアルバム、「ラブ・ハンター」です。前作に感じたアダルトなハード・ロック路線は維持しているものの、だいぶパープル時代の音に近づけてきたなって感じた作品です。メンバーは前作と同じですが、レコーディング完了後は、ドラマーのデイヴ・ドウルが脱退し、イアン・ペイスが加入。6人のメンバーのうち3人がディープ・パープルとなりました。パープル時代は...DavidCoverdaleの足跡を辿る第8回Lovehunter/Whitesnake1979年発表

  • 何とエンジェルが復活してた。悪くはない。Towr (Re-Recorded)

    Tower(Re-Recorded)1970年代、悲劇の来日公演で知られるアメリカのハードロック・バンド、エンジェル。2019年に『Risen』という作品で何と復活してたんですね。驚きです。気づきませんでした。このたび復活2作目、『OnceUponATime』が4月にリリースされていたことで、やっと気づいた次第です。しかも、ヴォーカルのフランク・ディミノとギターのパンキー・メドウスがいるというじゃありませんか?多分70才くらい?当時の人気アーティストの訃報が相次ぐ中、復活というところになんか嬉しさを感じてしまいます。当時(1975年頃)、クイーン、キッス、エアロスミスがすごい人気となって、日本ではロックのアイドル化現象があったのですが、その中で、強引に日本のマーケットで彼らに続くアイドル・ロック・バンドで...何とエンジェルが復活してた。悪くはない。Towr(Re-Recorded)

  • Rainbaw で有名な曲だけど、こっちが先 Black Sheep of the Family / QUATERMASS

    BlackSheepoftheFamily70年代初頭のオルガンを主力にしたロックって好きなんですよね。ストラップスやギランに参加するミック・アンダーウッド(Ds)、ロキシー・ミュージックやギランに参加するジョン・ガスタフソン(Vo)、ブランドXに参加するピーター・ロビンソン(Key)によるトリオがクォーターマス。この曲はロビンソンが在籍していたChrisFarlowewithTheHillでレコーディングされた曲。作曲者はTheHillのメンバー、スティーブ・ハモンド。この曲をリッチー・ブラックモアがかなり気に入ったようで、初のソロアルバムというかレインボーのファースト・アルバムというか微妙な立ち位置の「リッチー・ブラックモアズ・レインボー」のアルバムに収録している。リッチーはパープルでやろうとしたけど...Rainbawで有名な曲だけど、こっちが先BlackSheepoftheFamily/QUATERMASS

  • 単調!でも、それが快感!徹頭徹尾ブギで攻めるバンド Status Quo

    RollOverLayDownこのバンド、日本ではそんなに人気ないけど、イギリスでは国民的バンド。でも、私は好きです。ハード・ブギは単調だし、ヴォーカルも線が細く(ウイッシュボーン・アッシュも細いけど)てたよりないけど、何故かクセになるサウンドなんですよね。ぼんやり聴いていても、自然と腰が動いてしまうような徹底的なブギーのリズム。不器用なようで、計算づくのような凄みを感じるのがこの曲。StatusQuo-Carolineこの曲はロックンロール調。でもちょっとしたけだるい感じなのが個性的な曲です。ノリノリの曲なのに、おとなしく聴いている客席が不思議。テレビ番組のビデオなのでしょうね。名曲です。StatusQuo-Downdown1974VideoSoundHQこの曲も本当にワンパターン。でも、それで押し切る...単調!でも、それが快感!徹頭徹尾ブギで攻めるバンドStatusQuo

  • やはりかっこいい!ロック好きには永遠のヒーロー!Chuck Berry Johnny B. Goode

    ChuckBerryJohnnyB.Goodeチャック・ベリーは2017年まで生きたんですね。90才までがんばったということで、ロックン・ローラーとしては長命だったと思います。ところで、この映像、すごくかっこいいと思いませんか?マイクが見当たらないことから、当てぶりの演奏シーンだと思いますけど、それでも、かっこいい。弾いている姿がすごい。やはり、足を広げたりダック・ウォーク等の身体の動きを使ったパフォーマンスは今見ても新鮮。1958年発表のこの曲が出たときは衝撃だったと思います。バックで踊りまくっている(モンキーダンスとかロックンロールダンスとか言うんでしょうか?日本だとゴーゴーダンスとか言ってましたね)アメリカの若者たちの動きやファッションも、すごくポジティブな感じがして気分を明るくさせてくれます。さす...やはりかっこいい!ロック好きには永遠のヒーロー!ChuckBerryJohnnyB.Goode

  • 日本愛があふれている英国人の歌 MARC HUDSON -「THE SIREN」

    スタンダード曲の次は、思いきり趣味的な音楽をアップさせていただきます。公開されたばかりのこの作品。なんか、日本人が作ったような曲です。MARCHUDSON-「THESIREN」(OfficialVideo) NapalmRecordsこの曲は知る人ぞしる、メロディック・スピード・メタルの雄「ドラゴン・フォース」の二代目ヴォーカリスト、マーク・ハドソンのソロ・アルバムから公開された曲です。この二代目ヴォーカリストはどうも日本が好きみたいですね。この曲、メロディ・ラインからして、すごく日本っぽい。アニメとかゲームとかすごく好きそう。ハイトーンが日本のバンドにも共通する感じがします。PVも日本の映像が溢れています。日本で活躍している元メガデスのマーティ・フリードマンみたいに日本好きかな?とりあえず、この曲は気に...日本愛があふれている英国人の歌MARCHUDSON-「THESIREN」

  • 暑い夜にはこんな曲でも Nick DeCaro - Tea For Two.

    暑い日が続きますね・・・この言葉を繰り返してしまいますねー。暑い日の夜、寝苦しい時はこんな曲はいかがでしょうか?AORの有名人ニック・デカロがカヴァーしたこの曲、お洒落で、心が落ち着きます。眠りに誘ってくれるかも・・・NickDeCaro-TeaForTwo.この曲、ジャズのスタンダードにもなってますが、最初は1924年にミュージカル使用された曲で、ヒットしたようです。その後、1950年公開のミュージカル映画でドリス・デイとゴードン・マックレーがデュエットしたのが有名です。DorisDayandGordonMacRea-"TeaForTwo"fromTeaForTwo(1950)いろんな人がカヴァーしていますが、いいなと思ったのは、エラ・フィッツジェラルドのこのヴァージョンかな?王道です。Teafortw...暑い夜にはこんな曲でもNickDeCaro-TeaForTwo.

  • 暑い日が続きますね Summertime Blues /Eddie Cochran

    SummertimeBlues日本では、「サマータイム・ブルース」と聴くと、洋楽を知らない人なら、渡辺美里の曲を思い出すでしょう。でも、60年代、70年代の洋楽好きなら、もちろんザ・フーの代表曲です。ザ・フーがステージ上で暴れる姿が目に浮かびますねー。渡辺美里の曲のタイトルは過去の名曲から引用させてもらったのでしょうね。映画の「サマータイムマシン・ブルース」も引用している感じがします。このザ・フーの代表曲は実はカヴァーで、オリジナルのシンガーは1960年に21才という若さで交通事故によりこの世を去ったアメリカ人、エディ・コクランです。曲はエディとジェリー・ケープハートの共作。「サマータイム・ブルース」はエディの最大のヒット曲です。全米8位まで行きました。発売当初はシングルのB面だったというからわからないも...暑い日が続きますねSummertimeBlues/EddieCochran

  • カンタベリー・ロック特集22 Another Fine Tune You've Got Me Into / Gilgamesh

    1978年、AlanGowen(key)を主体としたバンド、ギルガメッシュはギターのPhilLeeはそのままで、リズム隊をヒュー・ホッパー(b)、トレヴァー・レギンス(d)に変更してセカンド・アルバム「AnotherFineTuneYou'veGotMeInto」を発表。ファースト・アルバム同様、フュージョンとジャズ・ロックの間の微妙な位置を感じます。今回は、最も聴きやすいと思われる1曲目だけを紹介したいと思います。紹介するのは1曲目の「DarkerBrighter」。ハット・フィールド&ザ・ノースに似ていると言えば似ているけど、スマートに仕上がったジャズ・ロックです。プログレだけど、ジャズ寄りという感じがします。フィル・リーのギターはジャジー。このあと、このバンドはNationalHelthに発展するん...カンタベリー・ロック特集22AnotherFineTuneYou'veGotMeInto/Gilgamesh

  • 80年代ポップ・ハード・ロックの声 Never Too Late / Jimi Jamison

    JimiJamisonが2014年8月に亡くなってから、早くも9年ほどたちます。80年代、ジャーニーのスティーブ・ペリーと並ぶほどのポップ・ハード・ロックのシンガーだった彼が「Survivor」というバンドで残した作品は見事でした。特に映画「ロッキー4」に採用されたシングル曲「バーニング・ハート」、アルバム「VitalSigns」「WhenSecondsCount」は質が高く、ジャーニーの全盛期の作品と同じくらい優れたメロディアス・ロック作品だったと思います。この辺については、ブログ仲間の240さんが紹介しているので、参照してください。Survivor「VitalSigns」(1984):音楽の杜(exblog.jp)Survivor「WhenSecondsCount」(1986)|音楽の杜(note.c...80年代ポップ・ハード・ロックの声NeverTooLate/JimiJamison

  • 21世紀になってもこの歌声 The Pacific Flow To Abbey Road / Randy Edelman

    IfICouldDoThat昨日の続きになります。エリック・カズもそうだが、突然時を超えて作品を出すから油断ならない。前回取り上げた1970年代のシンガーソングライター、ランディ・エデルマンは2011年に20年ぶりくらいで新作を出した。64才の時である。ちなみに、現在彼は76才だ。まあ、若い時の作品と比べると、ちょっとポップ度が後退しているが、深みのある作品となっている。1曲目の「IfICouldDoThat」はまさに、お帰りと言いたくなるような作品。「Don'tForsakeMeNow」はイントロのピアノでやられてしまう。美しい。まさにピアノマンで、映画音楽作曲家だ。Don'tForsakeMeNow「Walkin'OnTheStreetsOfLondon」この曲はAOR色が濃いお洒落なナンバー。管楽器...21世紀になってもこの歌声ThePacificFlowToAbbeyRoad/RandyEdelman

  • 心が洗われる声とメロディ!70年代の素晴らしきシンガーソングライター! Randy Edelman

    暑い季節が続きます。いかがお過ごしでしょうか?暑い夏に負けずにがんばりましょう。さて、70年代に活躍したアメリカのシンガー・ソング・ライターって星の数ほどいると思うのですが、大成功しなかった人でも、素晴らしい方がけっこういるはずなのです。その中の代表格がこの人、ランディ・エデルマン!日本のウイキペディアでは、主に有名な映画音楽作曲家として紹介していますが(有名な映画を多数手がけています)、実はこの人シンガーとしても、ピアノ・マンとしてもレベルが高い。ビリー・ジョエルとかエルトン・ジョンとかが好きな人だったら、「おーっ!これは好みだ!」と目を輝かせるのではないでしょうか?AOR好きの方にも知っててほしいなあ。映画音楽、テレビドラマ音楽づくりが本職っぽくなっていますが、けっこうアルバムをリリースしています。何...心が洗われる声とメロディ!70年代の素晴らしきシンガーソングライター!RandyEdelman

  • 東海岸出身の歌姫 透き通った声が魅力 Free the People / BARBARA KEITH

    FreethePeople東海岸出身のシンガー・ソングライターの1973年発表のセカンド・アルバムから。「FreethePeople」は多くの人にカヴァーされています。この人の声はほんときれいで、聴き入っちゃいます。フォーク&カントリー、スワンプの香りの音楽と言われていますが、この人の声が持つ魅力がジャンルなんて関係なく素晴らしい。バックのミュージシャンは一流どころをそろえていて、レコード会社もかなり力を入れていた感じがします。スワンプ・ロックの魅力が溢れているこの曲もご紹介します。ShiningAllAlongいいですねー。渋さの中におしゃれな感じがあります。スライド・ギターはLowellGeorgeのようです。FreethePeopleのカヴァーを2曲紹介します。デラニー&ボニーです。全然雰囲気が違い...東海岸出身の歌姫透き通った声が魅力FreethePeople/BARBARAKEITH

  • David Coverdale の足跡を辿る 第7回 Whitesnakeの記念すべきファーストアルバム TROUBLE

    WHITESNAKETROUBLE1979年、ホワイトスネイクのデビュー・アルバム「Trouble」がリリースされる。参加メンバーははDavidのほかはミッキー・ムーディ(G)、バーニー・マースデン(G)、ジョン・ロード(K)、ニール・マーレイ(B)、デイブ・ドウル(D)、ゲストキーボードとしてピート・ソーリー。プロデューサーはマーティン・バーチ。ジョン・ロードが加入して、パープルのような売れ線に走るかと思われたが、やはり渋めの作品となった。21世紀の現在、マニアックなファンには絶賛される作品であるが、発売当時のハード・ロック・ファンは戸惑った。やはりパープルの音を期待してしまったからだろう。デヴィッドはこの時期、大衆が期待する音より、自分のやりたいブルースの色合いが濃いハード・ロックをやりたいと強い意思...DavidCoverdaleの足跡を辿る第7回Whitesnakeの記念すべきファーストアルバムTROUBLE

  • カンタベリー・ロック特集21 Gilgamesh おもちゃ箱をひっくり返したようなジャズ・ロック

    カンタベリー・ロック特集、久々に再開です。で、今回はギルガメッシュ。還暦前後の方なら、「ギルガメッシュないと」というテレビ番組を思い出す人もいるかもしれませんが、全く関係ありません。さて、ギルガメッシュというバンドは故AlanGowenを中心に結成されたジャズ・ロック・バンドで、1972年にロンドンで結成されました。2枚のスタジオアルバムを残していますが、今回は1975年発表のファーストアルバムから、何曲か紹介いたします。この作品のメンバーはAlanGowen(k)、PhilLee(g)、MichaelTrais(d)、JeffClyne(b)。ハットフィールド・アンド・ザ・ノースのデイブ・スチュアートが共同プロデューサーということで、なんか雰囲気が似ています。フュージョンのような、ロックのような、ジャズ...カンタベリー・ロック特集21Gilgameshおもちゃ箱をひっくり返したようなジャズ・ロック

  • 今もハイレベルな20世紀からのアメリカン・バンド Extreme - "Rise" (Official Video)

    Extreme-"Rise"(OfficialVideo)ヴァン・ヘイレン亡きあと、20世紀からの正統派アメリカン・バンドと言えば、ミスター・ビッグやボン・ジョビが頭に浮かぶが、この人たちがいた。スーパー・ギタリスト、ヌーノ・ベッテンコートがいるこのバンドの8年ぶりの新作は現役感に溢れていて圧倒される。曲調によって、雰囲気が変わり、かつ一級品の味わいがある。これぞ、真のスーパー・バンドだと思う。リーダー・トラックの「Rise」はハードでありながら、一癖も二癖もある尖がった曲。ヘヴィでありながら、聴きやすさと爽快感を持つ曲。才能を感じさせる作品。リゾート感あふれる曲の「BeautifulGirls」はコーラスが素晴らしい。アコースティック・ギターのレゲエのリズムの演奏を聴くと、ハード・ロックを演奏するバンド...今もハイレベルな20世紀からのアメリカン・バンドExtreme-"Rise"(OfficialVideo)

  • PANTA逝く! 反抗心溢れる初期日本のロックの雄 ふざけるんじゃねえよ / 頭脳警察

    ふざけるんじゃねえよPANTAが逝去した。73才だ。ロック・ミュージシャンとしては、長生きだったかもしれない。いや、今の時代では、まだまだかも。PANTAとの出会いは中学2年の遠足の時。ヤンキーで不良であることを自慢していたクラスメイトが遠足のバスの中で、カセットテープをクラスメイトに聴かせて、「かっこいいだろ?頭脳警察3だぜ!」彼にはやっぱり不良の兄がいたはずで、その兄から教わったらしい。いかにも不良が好みそうな反抗心溢れる歌詞にクラスメイトが圧倒されたのを覚えている。その時はよくわからず、後で調べて、この「ふざけるんじゃねえよ」がPANTA率いるロック・バンド「頭脳警察」のサードアルバム収録だということを知る。この直情的な歌詞はやはり、学生運動の雰囲気が若者にまだ残っていた1970年代初期だからのもの...PANTA逝く!反抗心溢れる初期日本のロックの雄ふざけるんじゃねえよ/頭脳警察

  • David Coverdale の足跡を辿る 第6回 Whitesnake スタート

    Whitesnake-ComeOn(OfficialMusicVideo)1978年、DAVIDはついに、バンド「ホワイトスネイク」をスタートさせます。最初の作品は4曲入りのEP。バンド名は当初は「DAVIDCOVERDALE'SWHITESNAKE」で、リッチー・ブラックモアが当初、ブラックモアズ・レインボーとしていたのと似てますね。まあ、ソロ・プロジェクトの要素が強いバンドという意思を感じます。メンバーはミッキー・ムーディ(G)、バーニー・マースデン(G)、ニール・マーレイ(B)、デイブ・ドウル(D)、ゲストキーボードとしてピート・ソーリー。この「カム・オン」はまさに、初期のホワイト・スネイクの魅力が凝縮されたような1曲。音質が良くないし、なんかアレンジが詰まっていない感じはするけど、ポップな味わいの...DavidCoverdaleの足跡を辿る第6回Whitesnakeスタート

  • David Coverdale の足跡を辿る 第5回 ソロアルバム「North Winds」

    DavidCoverdale-TimeAndAgain(1978)久々にこの特集を再開します。1978年発表のセカンド・ソロ・アルバム「NorthWinds」です。邦題は何故か「嵐の叫び」(笑)。バラエティ豊かなアルバムに仕上がっています。プロデュースは元パープルのRogerGloverで演奏メンバーはMickyMoody(g),TonyNewman(d),AlanSpenner(b),TimHinkley(key)。最初に取り上げたのが4曲目「Timeandagain」。まるでAORのこの曲。けっこういいんですよ。味があり、ちょっとボズ・スキャッグスがはいっているかな?ShameOnTheDevil-DavidCoverdaleボーナストラックの1曲目「ShameOnTheDevil」。ファンキーで面白...DavidCoverdaleの足跡を辿る第5回ソロアルバム「NorthWinds」

  • リクエストをいただいたので。 UFO - Doctor, Doctor (early live Schenker)

    UFO-Doctor,Doctor(earlyliveSchenker)しばらく休んでいました。事情は体調とだけ説明いたします。さて、高校時代の友人のK君からリクエストをいただいたので、この曲をアップします。UFOの名曲ですね。そしてマイケル・シェンカーの名曲でもあります。収録はマイケルが参加した初のアルバム「現象」です。作られたのは多分1973年。マイケル18才の時ですね。マイケルは18才の時にすでにギタリストとして最高の腕というか最高のセンスを所持していたということになります。まさに早熟の天才です。作詞はフィル・モグ、作曲はマイケル。多くの日本人ロック・ファン、特にハード・ロック・ファンはこのイントロのメロディにやられてしまいます。情緒たっぷりの泣きのメロディです。ゲイリー・ムーアが作る泣きのメロディ...リクエストをいただいたので。UFO-Doctor,Doctor(earlyliveSchenker)

  • 映画「BLUE GIANT」を見てきました。熱いです。

    FIRSTNOTEこんばんは。ミュウです。事情があり、しばらく休んでましたが再開します。でも、マイペースですので、不定期更新です。2月の18日だったかな?ちょっと、時間が経過してしまいました。この映画が始まって、二日目に観てきました。音楽映画は「ボヘミアン・ラプソディ」のあと「ロケット・マン」を観て以来です。大人気コミックが原作のアニメ映画で、地元の仙台が舞台になっているということで、観ずにはいられないという気分で行きました。実は原作のコミックを読まないで(笑)。ジャズがテーマで、架空のストーリーですが、音楽ファンなら熱くなれる映画だと思います。熱量がすごい!音楽を担当されている上原ひろみさんのガッツにも共感できます。ジャズ・ファンでない人も、この映画をご覧になり何か熱いものを感じることができれば、ちょっ...映画「BLUEGIANT」を見てきました。熱いです。

  • ついに逝く・・・でも、永遠のギターヒーローはファンの心から消えない。El Becko - Jeff Beck

    ElBecko-JeffBeckショックだ。まさか、こんな急に訃報が飛び込むとは。ジェフ・ベックは70代になっても精力的に活動を続け、ニューアルバムは出すし、ライブもやっていた。全然引退してなかったし、見た目の容姿も変わりなく、まだまだ若いと思い込んでいた。他のミュージシャンでありがちな老け込んだ容姿の人物や引退状況にある人物とは違うなんて思っていた。しかし、どんなに若く見えても、高齢であることは紛れもない事実。ちょっとしたきっかけでの病状の悪化はあるのだろう。残念だが、事実を受け止めるしかない。ジェフ・ベックは本人は嫌がっていたが、ギター・ヒーローである。そして、ミュージシャンにリスペクトされるミュージシャンズミュージシャンだ。今回、多くの高名なミュージシャンからの、惜別の言葉が見られる。彼がまさに孤高...ついに逝く・・・でも、永遠のギターヒーローはファンの心から消えない。ElBecko-JeffBeck

  • この曲からパワーをもらう! Metallica: Lux Æterna (Official Music Video)

    Metallica:LuxÆterna(OfficialMusicVideo)メタリカのニュー・アルバム『72シーズンズ』が4月14日発表です。パワーで押しまくるこの曲は新作からのファースト・シングル。勢いありますね!メタル界というか、ロックの世界の大物で、60才前後の彼らですがこの曲に老いは感じません。かつて彼らの代名詞であったスラッシュ・メタルという感じではなく、メロディとクラシック・ロックのグルーブを感じるシンプルなスピード・ハード・ロック。これはこれで、かっこいいと思うのです。ほぼ同世代の彼らに新年から刺激を受けてしまいます。まだまだ老け込みたくありません。彼ら同様、パワーを発揮できるように、頑張りたいと思います。新作楽しみです!この曲からパワーをもらう!Metallica:LuxÆterna(OfficialMusicVideo)

  • やはり、新年はこの曲で! U2 - New Year's Day (Official Music Video)

    U2-NewYear'sDay(OfficialMusicVideo)あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。ベタですが、やはり新年を迎えると、この曲が聴きたくなります。何と、1983年リリースで、ちょうど40年経っているんですね!70年代からロックを聴いているせいか、U2は比較的新しいバンドのイメージがあるんですけど、十分クラシック・ロックです!たぶん、この曲をリアルタイムで聴いていた人は、中学生以上として、53才以上?でも、やはり名曲。心に染み入ります。若い人にも聴いてもらいたい。この曲は恋愛の要素に、ポーランドの民主化運動の要素が入っていて、戦争のことも歌っています。なんか、現在のウクライナ情勢を思わせる緊張感を感じます。ポーランドの民主化の歴史を見ると、かなり激しい争いを...やはり、新年はこの曲で!U2-NewYear'sDay(OfficialMusicVideo)

  • やっぱりクリスマスはこれだね!Emerson , Lake & Palmer - I Believe in Father Christmas EP

    Emerson,Lake&Palmer-IBelieveinFatherChristmasEPこの曲はクリスマスの時期になると、聴きたくなって、当ブログでも何度もアップしているのですが、基本的にアルバム「ワークス2」収録のものばかりだったような気がします。今回は最初のシングル・ヴァージョンをアップします。オーケストラが入っています。1975年に発表されてますね。なお、この動画は作った人が、ミックス作業をしていて、2曲目は1995年のキース・エマーソンのクリスマス・アルバムに入っている「トロイカ」、3曲目は1曲目のシングルのB面の「ハムバッグ」、4曲目は1977年の「ワークス2」ヴァージョン、5曲目に展覧会の絵の「ナットロッカー」となっているようです。この曲はクリスマスの商業主義に異を唱えつつも、平和を唱え...やっぱりクリスマスはこれだね!Emerson,Lake&Palmer-IBelieveinFatherChristmasEP

  • 新橋のロックバー「童夢」さんで、ヴァニラ・ファッジのZEPカバーを聴いてきました

    12月14日水曜日、ライブの帰りの午後10時近く、新橋駅烏森口を降りて徒歩数分のロックバー「童夢」さんを久々に訪問しました。新橋は酔っぱらったサラリーマンで大賑わい。さすが、サラリーマンの聖地です。マスターは私の顔を覚えてくれていて、感謝です。リクエストは仕入れたばかりのヴァニラ・ファッジのレッド・ツェッペリンのカヴァー集「ヴァニラ・ツェッペリン」。どうも、2007年発表された作品「アウト・スルー・ジ・イン・ドア-トリビュート・トゥ・レッド・ツェッペリン-」のリマスターっぽいんですね。面白そう!と思ってリクエストしました。ヴァニラ・ファッジはまだ活動しているんでしょうね。御大、カーマイン/アピスは何と76才!ドラム今でも叩いてるのかな?さて、このカヴァー集は、ZEPの真似をするのではなく、独自の解釈での再...新橋のロックバー「童夢」さんで、ヴァニラ・ファッジのZEPカバーを聴いてきました

  • カルメン・マキ&OZ の魅力 「六月の詩」1975年

    CarmenMaki&Oz►六月の詩RokugatsuNoUta[HQAudio]1975カルメン・マキ71才、ギタリスト春日博文68才、いまだに現役。そして、カルメン・マキ&OZ未だ続行中。私の大好きなバンドである。このバンドについて何回かに分けてその魅力を考えてみたい。日本のロックがいつ始まったか、そして、いつから盛り上がったのか?これは、70年代から、いろいろジャーナリズムで取り上げられた題材である。いろんな意見があり、ここでは深入りしない。個人的にはやはり日本のロックの草創期の2大傑作はアルバム「カルメン・マキ&OZ」のファーストアルバム、四人囃子のファーストアルバム「一触即発」である。当時、日本語でロックをやることに抵抗があった時代において、あえて日本語で取り組み、そして、ロックの持つうねりのよ...カルメン・マキ&OZの魅力「六月の詩」1975年

  • フロンティア・レコードがプッシュ!メロディック・ロックの新星!About Us

    70年代後半から80年代にアメリカで大流行した「ジャーニー」のようなメロディック・ロックが大好きな社長がやってるイタリアのフロンティア・レコードは次々と作品をリリースしている。アメリカ本国ではほぼ死滅しているこの「メロディック・ロック」は世界的には薄く広くマニアがいて、インターネット全盛の現代は全世界からの需要を集め、ビジネス的にはうまくいっているようだ。アメリカの流行に頼らなくてもいいというのはまさにネット社会ならでは。日本の「アニメとアニソン」、「シティ・ポップ」もネット社会で需要捉まえてますしね。もはや、国ごとのヒットチャートなんて関係ないかも。メロディック・ロックには日本にもいっぱいマニアがいて、私もその一人です。さて、今回ご紹介するフロンティア・レコードのバンドは、11月新作をリリースしたバンド...フロンティア・レコードがプッシュ!メロディック・ロックの新星!AboutUs

  • 北欧のベテラン・メタル・バンドの会心の16作目 Stratvarius 「Survive」

    今回はメタルの話。フィンランド出身のベテラン・メタル・バンドの最新作(今年9月発売)の「Survive」が現在の私のヘビロテ作品。この作品、けっこうネットで好評で、多くのブロガーが傑作ということで、レヴューしています。だから、わざわざ私がブログに載せることもないかなとも思いつつ、やはり好きだから載せることにしました。このバンドは日本のメタルマニアにとても人気があるので、ちょっと調べればネットにわんさか情報があります。ウンチクについては他の人に任せます。私がちょっと感動したのは、デビューして30年以上たつのに(しかもお家騒動もありました)、いい作品を作り上げたこと。ベテラン・バンドはいっぱいいますけど、なかなか若い時の作品を超えたり、それに並ぶ作品を作るというのはできないのが常識なのに、頑張ったんですね。こ...北欧のベテラン・メタル・バンドの会心の16作目Stratvarius「Survive」

  • この混沌がかっこいい!Blodwyn Pig - Modern Alchemist

    BlodwynPig-ModernAlchemistソフト・マシーンの初期を聴いた後に聴けば、十分聴きやすいのが、ブロドウィン・ピッグ。ジェスロ・タルの創設メンバー一人、ミック・エイブラハム(G.V)が結成したバンドのファーストのこの曲がかっこいい。スタジオ・ヴァージョンの方が、好みかも。ジャズっぽいけど、やっぱりロックというのが、混沌としている。実に「クール」だ。1969年発表ですが、古さを感じさせません。この時代のロックのすごさを思い知る名曲だと思います。TheModernAlchemist(2006Remaster)この混沌がかっこいい!BlodwynPig-ModernAlchemist

  • カンタベリー・ロック特集21 ソフト・マシーン、フュージョン化路線継続「Softs」

    久々にカンタベリー・ロック特集です。ソフト・マシーンの歴史をたどってきましたが、今回でソフト・マシーンは最後です。1976年発表、名作と言われる9作目「Softs」。メンバーはジョン・マーシャル:ドラムス、パーカッションカール・ジェンキンス:キーボード。マイク・ラトリッジ脱退に伴い、キーボードに選任ジョン・エサリッジ:ギター、元ダリル・エイズ・ウルフです。アラン・ウエイクマン:サックス、リック・ウエイクマンの従兄弟。ロイ・バビントン:ベースゲストとして、脱退したマイク・ラトリッジが3曲目と4曲目でシンセサイザーで参加。超絶技巧ギタリスト、アラン・ホールズワースが脱退後、加入したジョン・エサリッジもテクニシャンでした。そして、今回の作品もフュージョン志向。全体的に聴きやすくなっていますが、変な曲も入っていて...カンタベリー・ロック特集21ソフト・マシーン、フュージョン化路線継続「Softs」

  • 貴重な画像 The Rolling Stones - You Can’t Always Get What You Want (Official Video) [4K]

    TheRollingStones-YouCan’tAlwaysGetWhatYouWant(OfficialVideo)[4K]ネット・サーフィンしてたら、この画像を見つけました。この曲が録音されたのは1968~1969年。何とブライアン・ジョーンズがいますよ!この曲のレコーディングにはブライアン・ジョーンズとチャーリー・ワッツは参加していなかったということですが、ちゃんと二人とも演奏しています。ブライアン・ジョーンズがストーンズを脱退したのが1969年6月、死亡したのがその翌月の7月という事実を考えると、1969年の前期でのライブでしょう。メンバーが若々しく、しかも映像が鮮明。貴重です。貴重な画像TheRollingStones-YouCan’tAlwaysGetWhatYouWant(OfficialVideo)[4K]

  • 中高生時代の「エア・チェック」のカセット・テープから3曲 その1

    先日、実家に行ったら、中高生時代のカセット・テープを発掘し、タイム・カプセルを取り出した気分になりました。中学・高校時代は、よく「エア・チェック」をしていた私。「エア・チェック」とは、FMラジオで流れる音楽をカセット・テープに録音して楽しむという行為。たぶん、アラ還(60才前後)以上の人なら覚えているであろう用語だと思います。当時は、YouTubeもなければ、ツタヤもありませんでした(レンタル・レコードサービスが始まったのは立教大の学生が始めた黎紅堂だと思うのですが、それは80年代初めだったと思います。)当時、レコードはLP1枚2500円です。お金持ちのボンボンでなければ、小遣いやバイトで購入するのは結構厳しい。となると、私のような金なし中高生がレコードの購入をせずに多数の海外のロックを聴くには、FMから...中高生時代の「エア・チェック」のカセット・テープから3曲その1

  • 珍しい!David Coverdaleが作ったインスト!Cozy Powell - The Rattler

    CozyPowell-TheRattlerここのところデヴィッド・カヴァーデイルの特集をしているのですが、ここで、ちょっと番外編として、コージー・パウエルのソロ3作目の「オクトパス」から1曲を紹介します。1983年リリースです。この曲、インストなのに、デヴィッドとコージーの共作なんですね。ちょっと珍しい。すごくキャッチーで、聴きやすいインストでちょっと気分をあげたくなる時に聴きたくなります。ヴォーカリストの作ったインストということで、歌メロを感じますね。コージーのドコドコのツーバスが気持ちいい!これぞ、コージーですね。なお、アルバム「オクトパス」はコージーのソロ作品の中では、ちょっと地味な存在。日本のレコード会社の企画ではじまった1作目、2作目は豪華メンバーがゲストで、テクニカルな演奏が評判になったのです...珍しい!DavidCoverdaleが作ったインスト!CozyPowell-TheRattler

  • Voice of America! やっぱりサミー・ヘイガーはいい!Father Time - Sammy Hagar & The Circle

    FatherTime-SammyHagar&TheCircle発売されたばかりのニュー・アルバム「SAMMYHAGAR&THECIRCLE–CRAZYTIMES」からお気に入りの曲を紹介しましょう。まさにアメリカ!というメロディと声。これぞサミー・ヘイガー!メロディも最高です。素朴でありながら、広がりと深さを感じさせる彼の歌声。御年、75才ですが、いまだに艶があります。この曲、しばらくヘビロテしそうです。そして、ニュー・アルバムのボーナス・トラックから1曲。アメリカン・ハード・ロックらしさ満載です。バンドのメンバーは、本人以外はベーシストにマイケル・アンソニー、ドラマーにジェイソン・ボーナム、ギターにヴィック・ジョンソン。2120-SammyHagar&TheCircle最後に、アルバムタイトルソングです...VoiceofAmerica!やっぱりサミー・ヘイガーはいい!FatherTime-SammyHagar&TheCircle

  • David Coverdale の足跡を辿る 第4回 ソロアルバム「White Snake」

    DavidCoverdale-Ladyさて、誰でも知っているディープ・パープル時代の話をサクッと終えて、本題です。このあたりの作品は歴史に埋もれているんですよね。初めてのソロアルバム「WhiteSnake」は1977年発表。当時、私は高校生で、ディープ・パープルのファンであって、周りのバンド仲間もディープ・パープル好きでいっぱいでしたけど、この作品については、みんながっかりしていたことを記憶しています。実際、売れなかったと思うし、評判もよくなかったですよね。今でこそ、マニアから「素晴らしい作品!」「玄人受けするブルージーな大人のロック!」なんて絶賛されていますが、当時は「ディープ・パープルの音楽からかけ離れた地味な作品」というイメージでした。実際、私もラジオで聞いてがっかりしました。ディープ・パープルの派...DavidCoverdaleの足跡を辿る第4回ソロアルバム「WhiteSnake」

  • David Coverdale の足跡を辿る 第3回 アルバム「Come Taste The Band」から Comin' Home

    DeepPurple-Comin'Home(2010RemasteredEdition)1975年発表ですね。リッチー・ブラックモアが脱退して、トミー・ボーリンが参加してあか抜けた感じ?になったアルバムからです。芸がないのですが、1曲目のトラックのこの曲を選びました。意外にも、Davidが一人で歌っています。よくグレンが我慢したなと思います。コーラスでは歌っているとは思いますけど、グレンの声かどうかわからないくらいのレベルです。それにしても、この曲、ソウルフルです。前アルバムまでは、基本はクラシックの影響を受けたハード・ロックがパープルの持ち味としてあったのですが、このアルバムの曲は総じて、ファンキーでソウルフル。それが、実にDavidに合っています。彼の声が実に生き生きしていると感じるのです。そして、ア...DavidCoverdaleの足跡を辿る第3回アルバム「ComeTasteTheBand」からComin'Home

  • David Coverdale の足跡を辿る 第2回 アルバム「Stormbringer」から1曲「Soldier of Fortune」

    SoldierofFortuneDavidが参加したパープルの2枚目のアルバム「Stormbringer」からは、この曲。1974年の作品です。やはりリッチー・ブラックモアとの共作ですね。アコースティックな曲で、パープルの曲としては珍しいアレンジの曲です。当時の日本でのタイトルが「幸運な兵士」なんですが、多くの和訳や意訳をチェックすると、そんな意味ではなさそうです。「悲しき傭兵」、「悲しき兵士」といった感じの方が合っていそう。とにかくうまくいかないよって歌っているようで、前回ご紹介した「ミステリーテッド」と似たような感じですね。3分ほどの短い曲ですが、このアルバムではけっこう存在感を放っています。思い入れたっぷりのバラードで、Davidが情感に訴えるタイプのシンガーであることがわかる曲ですね。メロディ的に...DavidCoverdaleの足跡を辿る第2回アルバム「Stormbringer」から1曲「SoldierofFortune」

  • 日本人の大好きな叙情派プログレだけど・・・Barclay James Harvest - Mocking Bird

    BarclayJamesHarvest-MockingBirdイギリスの牧歌的叙情派プログレ・バンド、バークレイ・ジェイムス・ハーヴェスト。かつて、このバンドの優しさ溢れるのどかな音世界に浸った人もいたかもしれません。バンドは、1966年9月、ジョン・リーズ(g、v)、レス・ホルロイド(b、g)スチュアート・ウーリー・ウォルステンホルム(k、v)、メル・プリッチャード(d、per)で結成。全盛期は1970年代前半でしょうか?この手のサウンドなら、キャメルとか、ムーディー・ブルースとの共通項があり、日本でもっと売れてよかったような気がしますけど、全盛期、それほど売れていなかった印象があります。ちょっと、音が柔らかすぎた感じがしますね。インスト面で刺激的な音が欲しかったかな?日本人はもうちょっとハードな音があ...日本人の大好きな叙情派プログレだけど・・・BarclayJamesHarvest-MockingBird

  • David Coverdale、Whitesnake の足跡を辿る 第1回 アルバム「Burn」から1曲

    DeepPurple-Mistreated1974LiveVideoSoundHQDavidCoverdale、1951年9月22日生まれ、イングランドのノースヨークシャー州出身。1973年にディープ・パープルのオーディションに参加。ビートルズの「イエスタディ」を歌ったところ、リッチーに気に入られて合格。それまでは、ブティックの店員をしながら、アマチュア・バンドをやっていたらしい。バンドサイドはポール・ロジャースっぽいヴォーカリストを求めていて、実際にポール・ロジャースにもアプローチしたみたいですが、結局はオーディションで決定したんですね。アマチュア・シンガーが、いきなり世界のトップ・バンドのリード・ヴォーカリストとなったんですからすごいことです。シンデレラ・ボーイというのはまさにこういうことなのでしょう...DavidCoverdale、Whitesnakeの足跡を辿る第1回アルバム「Burn」から1曲

  • 天気のいい早朝に聴きたい! Rob Moratti の新作

    RobMoratti-"CanIHoldYouForAWhile"-OfficialMusicVideo @RobMorattiまあ、多くの人が知らないかな?カナダのメロディック・ロッカー、RobMorattiの新作です。1969年カナダのトロント出身です。ずいぶん、長く、この手の音楽をやってるみたいですが、大きなヒットはなかったような。でも、マニアには「メロハー界の至宝」とも呼ばれていたりします。12月にアルバムが出るのですが、先行発表の曲がネットにあがりました。なかなか好みです。ワンパターンだとは思いますが、やはりレベルは高い。この手の音楽の総本山であるイタリアの「フロンティア・レコーズ」(社長がジャーニーみたいな音楽が大好きらしい)に移籍したことで、プロモーション的にも有利になるのではないかと考えま...天気のいい早朝に聴きたい!RobMorattiの新作

  • ジミヘンのフォロワーといえば、フランク・マリノ&マホガニー・ラッシュ

    MahoganyRush-TheAnswer私の世代、70年代中盤に思春期を迎えたおじさんにとっては、ロックを聴き始めたときはすでにジミヘンは亡くなっていました。その代わり、ジミヘン・フォロワー3人が活躍してました。元プロコルハルムのロビン・トロワー、元スコーピオンズのウリ・ロート(当時はウイリッヒ・ロート)、そしてマホガニー・ラッシュのフランク・マリノです。実は私のブログ仲間でアメリカン・ロックのデータベースのような240さんが、何と、フランク・マリノをご存じないと聞いて、ちょっとショックでした。私の世代だと、超有名なギタリストだし、なんて言ったって、日本人なら誰でも知ってるXジャパンの「ワールド・アンセム」のオリジナルを作った人です。でも、やっぱり私よりちょっと若い世代からは認知されていないのかもしれ...ジミヘンのフォロワーといえば、フランク・マリノ&マホガニー・ラッシュ

  • 初期ホワイトスネイクを支えた名ギタリストの1979年の傑作 Bernie Marsdenの初ソロ

    You'retheOne(2012Remaster)ホワイトスネイクのヒット曲「HereIgoAgain」をデイヴィッド・カヴァデールと共作したことで、有名なのがバーニー・マースデン。彼の1979年のソロ・アルバムが結構好きである。当時在籍していたホワイトスネイクとは全く違う音の感触が結構新鮮。そして、意外と歌が上手い!このYou'retheOneのエフェクターたっぷりのギターの音は気持ちいい。ジャック・ブルース、ドン・エイリー、イアン・ペイスが参加。HeadtheBall(2012Remaster)まるで、ゲイリー・ムーアの作品かと思うような感触をもつインスト曲。ジェフ・ベック的なアレンジでもあるかな。コージー・パウエルのソロにも入っていそう。あくまでロックであり、フュージョンではない感じだと思う。演奏...初期ホワイトスネイクを支えた名ギタリストの1979年の傑作BernieMarsdenの初ソロ

  • オジーとジェフ・ベック、エリック・クラプトンが奇跡のコラボ

    OzzyOsbourne-PatientNumber9(OfficialMusicVideo)ft.JeffBeckパーキンソン病だし、73才だし、そろそろ新作は無理かな?なんて思ってたら、元気いっぱいのニューアルバムだ。今回は、なんと、1曲目というかアルバム・タイトル・ソング「PatientNumber9(feat.JeffBeck)」で驚いた。ジェフ・ベックとの共演だ。まじか?と思ったけど、まさかの共演である。ギター・ソロはまさに、最近のジェフ・ベックの音で、なるほどと思った。ジェフ・ベックは78才だ。70年代には想像もできないことである。音の方も、なかなか刺激的な音に溢れていて、なかなか楽しい。もう一曲共演している曲「AThousandShades(feat.JeffBeck)」も素晴らしい。ここで...オジーとジェフ・ベック、エリック・クラプトンが奇跡のコラボ

  • 「プはプログレのプ」を聴いてみて

    NHKFMで9月23日放送された番組「プはプログレのプ」を聴いた感想です。この番組は3人のミュージシャンと1人の評論家が2時間20分間プログレを語る番組でした。今回はシンフォニック・ロック縛りでした。いっぱい、曲がかかったのですが、有名バンドではないところを1曲ご紹介します。パブロ・エル・エンテラドールの「パブロの相続」です。何とアルゼンチンのバンド。LaHerenciadePablo番組の中で出てきた話題について感想を述べます。・ジェネシスって、若い頃というか、初心者の頃って、あまり心に響かないけど、30才過ぎにわかってくるという話→これって、あるあるだと思います。ELPやクリムゾンみたいに派手ではないですからね。落ち着いた年齢になって、ゆったり聴くとその良さがわかるというような・・・歌詞とかストーリー...「プはプログレのプ」を聴いてみて

  • カンタベリー・ロック特集20 ソフト・マシーンの大変貌!Bandlesはアランに尽きる!

    1975-SoftMachine-Hazardprofilepart1ソフト・マシーンの8作目。1975年の作品。メンバーはRoyBabbinngtonベースKarlJenkinsオーボエ、ピアノ、エレピ、サックスJohnMarshallドラムス、パーカッションMikeRatoledgeオルガン、エレピ、シンセAllanHoldsworthギターずーっと、ギターレスバンドでやってきたのに、なぜかギターを導入しました。しかもスーパー・ギタリストであるアラン・ホールズワース!!ソフト・マシーンというバンドは7作目までは、大衆受けを狙わないバンド、すなわち非ポップであることを標ぼうしていたような気がします。いわゆるとっかかりにくいサウンドで、マニア向けの音楽でした。ここ日本では、メロディ的なものが弱いということ...カンタベリー・ロック特集20ソフト・マシーンの大変貌!Bandlesはアランに尽きる!

  • CARAVAN JAPAN TOUR 2022.7.17公演 キャラヴァン来日公演セットリストです!

    IfICouldDoItAllOverAgain,I'dDoItAllOverYou前回、予告したとおり、セットリストを調べましたので、キャラヴァン公演を体験した人、体験してなくてもキャラヴァンが好きな人はこのセットリストを見て、日本公演の余韻を楽しみましょう。上記の曲はアンコール曲。セカンド・アルバムの1曲目です。さて、改めて来日メンバーの確認。PyeHastings/guitarsandvocals1947.1.21生まれの75才。リーダーで1968年の結成時からのメンバーです。GeoffreyRichardson/viola,guitarsandfluteplusspoons1950.7.15生まれの72才。参加時期は1972~1978、1980~1981、1995~「夜ごと~」以来、長い間参加して...CARAVANJAPANTOUR2022.7.17公演キャラヴァン来日公演セットリストです!

  • CARAVAN のLIVEの後、新橋のロック・バー「童夢」さんを訪問

    BlackSabbath/WarPigs/1974CaliforniaJamキャラヴァンのライブが終了したのが8時過ぎ。そのあとまっすぐ新橋に向かいます。台風の影響がまだない土曜日で、9時ごろの新橋には酔客がいっぱい。例によって、「お兄さんどうですか?」という呼び込みも結構いました。そこをかき分け、ビルの地下一階、童夢さんを訪問。まだ、2回目の訪問というのに、マスターの関さんは私の顔を覚えていて、ちょっと嬉しかったです。お客さんの顔を覚えるって大変だと思うので。先客のカップルがいましたが、その二人はすぐ帰り、私が一人残ったかと思えば、すぐ、キャラヴァン・ライブ帰りの人が、4人入店。キャラヴァン帰りが5人となりました。やはりライブのあとは一杯飲みたいものですね。私の横に座ったお二人は若い!おひとりは28才で...CARAVANのLIVEの後、新橋のロック・バー「童夢」さんを訪問

  • CARAVAN JAPAN TOUR 2022.7.17公演 クラブチッタ川崎 に行ってきました。

    IntroductionByAlanBlack/MemoryLain,Hugh/Headloss(LiveAtTheTheatreRoyal,Drury...東北から上京して、川崎に行ってまいりました。待ちに待ったキャラヴァンの日本公演です。前回の2019年には行けず、今回やっと念願がかないました。高額のチケット代にひるみましたが、バンドも、自分も年齢を考えると行くしかないということで決心。無事に公演を楽しむことができました。クラブチッタはライブハウスとしては大きいですが、やはり大きなホールと比べると収容人数は小さい。バンドのギャラや費用を考えると、イギリスから呼んでくるんだから、高額チケットもやむなしと感じます。これは、ライブ会場に行って実感したことでした。今回のブログでは、とりあえず、雑多な感想を述べ...CARAVANJAPANTOUR2022.7.17公演クラブチッタ川崎に行ってきました。

  • 孤高のヴォーカリスト、スティーヴ・グリメット逝く!奇跡の1曲を我々は忘れない!

    8月15日、62才の若さで、イギリスの名ヴォーカリスト、スティーブ・グリメットが逝去した。2017年感染症にかかり、右足を切断した後も、車いす、義足でステージに立ち、その才能ある歌唱を披露していただけに、実に残念だ。突然の死らしく、その死因は明らかにされていない。80年代のメタル・ブームの時に、グリム・リーパーというバンドで有名になった彼だが、ここ日本では、「ライオンズハート」というバンドのファースト・アルバム(1992年)が出色の出来で、ハード・ロック、メタル関係のファンから注目されることになった。このアルバムは、オワーズ兄弟という天才的なミュージシャンが大きく関与しており、スティーヴの天賦の才能を大きく引き出していた。しかしながら、残念なことに、オワーズ兄弟はアルバム完成後、すぐバンドを脱退してしまい...孤高のヴォーカリスト、スティーヴ・グリメット逝く!奇跡の1曲を我々は忘れない!

  • 高校時代にめちゃめちゃ聴いた! 四人囃子 - Carnival 976年「ゴールデン・ピクニックス」より」

    四人囃子-Carnival四人囃子のファースト・アルバムとセカンドアルバムは、高校時代ものすごく聴いた。私の日常とともにあった。高校時代のバンド仲間もみんな大好きで、この曲を演奏しているクラスメイトもいた(一般の生徒はほとんど知らないバンドではあった(笑)。でも、記憶では、ミュージックライフ誌の1974年度人気投票で国内バンドの1位だったはず。)。ちなみに、私が属していたバンドは、サード・アルバムの曲を文化祭でやった。で、「ゴールデン・ピクニックス」について、いろいろ書こうと思ったのだが、この曲について語りたくなったので、今回はこの曲について掘り下げる。この曲の正式なタイトルは、「カーニバルがやってくるぞ(パリ野郎ジャマイカへ飛ぶ)」である。とても、明るくて、陽気な曲で、すごく盛り上がるというのがずーっと...高校時代にめちゃめちゃ聴いた!四人囃子-Carnival976年「ゴールデン・ピクニックス」より」

  • 日本のハード・ロックの夜明け ~ 紫 と BOW WOW

    日本のハード・ロックの夜明けをどの時期にするかというのはいろいろと意見があるだろう。でも、私の世代にとって、最初の衝撃は、沖縄の紫だった。DeepPurpleのコピー・バンド的な印象はあったが、日本のバンドなのに、洋物ハード・ロックの香りがしたのは、このバンドが初めてだった。確か、渋谷陽一氏も興奮して、ラジオで特集をしていた記憶がある。デビューは1976年の4月。ツイン・ギターがパープルとはちょっと違ったギターの華やかさを作っていたのが印象的だった。今、聴くと、やはり国内のレコーディング技術が低かったせいか、音が薄っぺらだ。当時はものすごくかっこよく感じたんだけど。でも、やはりこの曲のイントロが衝撃的であることは変わりない。Murasaki(紫)-DoubleDealingWomanそして、同じ1976年...日本のハード・ロックの夜明け~紫とBOWWOW

  • ちゃんと歌詞の意味を確かめましょう!歌詞が大事! Randy Newman

    You'veGotaFriendinMe-RandyNewman LivefromHerewithChrisThile今回は2013年にロックの殿堂入りし、アカデミー賞ではノミネートの常連で、歌曲賞も受賞している偉大なソングライター、ランディ・ニューマン!頭出しには最も有名な曲を持ってきました!「トイストーリー」の「君はともだち」です。ピクシーの映画での彼の活躍は、ピクシー・ファンなら超当然のことでしょう。上記の曲の歌詞は友情を扱ったほほえましいもの。で、彼がソングライターとしてブレイクしたのは、この曲。1970年、スリー・ドッグ・ナイトが全米第一位にしたヒット曲です。MamaToldMe(NotToCome)真面目なアメリカの青年(少年)がアメリカのパーティー三昧の世界に驚き、やはり真面目な母親にそんな...ちゃんと歌詞の意味を確かめましょう!歌詞が大事!RandyNewman

  • ガンマのファースト 今聴けば、けっこうおもしろい。ロニー・モントローズはいいね!

    私の好きなアメリカン・バンド、モントローズは4枚の魅力的なアルバムを残した。特にファースト・アルバムは今でも私の愛聴盤だ。そんなモントローズが解散した後、リーダーのロニー・モントローズが結成したのが次のバンド、「ガンマ」。デビュー・アルバムの「ガンマ1」は1979年にここ日本でも発売されたが、ほとんど話題にならなかったのを覚えている。売れなかっただろうな。私も、発売直後、レコード屋で試聴したのだが、期待した音と違いすぎて、がっかりしてしまった。あのモントローズの勢いのあるサウンドはなかったのだ。明らかに、この時期のロニー・モントローズはシンセを大幅に導入して、新しい形のハード・ロックを模索していて、「モントローズ」とは違うバンドを作ろうとしていた。アメリカン・ハード・ロックはジャーニーやボストンの活躍で、...ガンマのファースト今聴けば、けっこうおもしろい。ロニー・モントローズはいいね!

  • 変なロックだけど、けっこうクセになるWEBのサウンド Concerto for Bedsprings [HQ Audio] I Spider 1970

    今日は、仙台育英が夏の甲子園決勝に進出し、興奮しています。ついに深紅の大優勝旗は白河の関を越えるのでしょうか?でも、相手の下関国際ってすごく強いしねー。非常に不安。大阪桐蔭みたいに化け物みたいなチームではないし、だいぶ疲弊してそうだから、チャンスはあると信じていますが・・・(下関国際はその化け物チームに勝っているからすごいのですが。)。さて、話を変えて、ロック・ブログをはじめましょう。今回は「WEB」をご紹介します。「WEB」といっても、インターネットのことではありません。バンド名ですよ。またまたマニアックなバンドの登場です。どんなロックでもどんとこい!という方だけ聴いていただけたらいいと思います(笑)。普通の方はつまらないと感じるかもしれません。でも、このひねくれ方が面白い!と思ってくれる方がいたら幸い...変なロックだけど、けっこうクセになるWEBのサウンドConcertoforBedsprings[HQAudio]ISpider1970

  • 最近のシンクレアさん。ここ日本でカンタベリーは続く。 Our World - Dave Sinclair & Yammy*

    カンタベリー・ロックのレジェンドといえば、デイブ・シンクレアとリチャード・シンクレア。従兄弟の関係です。実は二人とも、祖国イギリスを飛び出してしまいました。リチャード・シンクレアはイタリアに移住したんですが、デイブ・シンクレアはここ日本に移住。ツアーで来て、すっかり気に入ったようです。デイブはイギリスで、子育てを終えた後奥さんと離婚し、日本の京都に来たんです。さらに瀬戸内海の弓削島に移住。二回り下の日本人女性と結婚しています。音楽活動もマイペースでやってます。彼の人柄どおりやさしさ溢れる音楽を創造しているようですね。そんな最近の彼の動画を見ましょう。日本の女性ヴォーカリスト、Yammyとの共演2曲です。OurWorld-DaveSinclair&Yammy*IslandOfDreams-DaveSincl...最近のシンクレアさん。ここ日本でカンタベリーは続く。OurWorld-DaveSinclair&Yammy*

  • カンタベリー・ロック特集19 ライブの大傑作 Caravan & The New Symphonia

    1974年発表です。前回、ご紹介した「CUNNINGSTUNTS」の前の作品というか「夜ごと~」の後のライブ作品です。メンバーは「夜ごと~」と同じ。オーケストラのニュー・シンフォニアとの共演ということで、毛色の変わったライブです。これが、すごいんです!見事に融合したサウンドはダイナミックそのもの。70年代前期、オーケストラと共演するロック・バンドは多く、話題になることも多かったんですが、この作品はその中で、かなり高いレベルにあると思います。CD化にあたって、バンドだけのライブ部分も収録されたようですが、やはり聴きどころはオーケストラとの共演部分。評判なのは4作目「ウォータールーリリィ」からの「瞳の中の愛」と、セカンドアルバムからの「フォア・リチャード」ですね。2曲とも名曲なのですが、ダイナミックさが増して...カンタベリー・ロック特集19ライブの大傑作Caravan&TheNewSymphonia

  • 最近はこのバンドの魅力を再発見 素晴らしきトリアンヴィラート! Illusions On A Double Dimple

    IllusionsOnADoubleDimple1969年結成で、キーボード・プレイヤーのユルゲン・フリッツ率いるトリアンヴィラート。ちなみにバンド名はイタリア語で、ローマ時代の「三頭政治」のことです。このバンド、ローマ時代をテーマにしているようですね。以前、3作目の「スパルタカス」をアップしましたが、久々に取り上げます。この作品は73年の2作目ですね。プログレ・ファンならこのバンドは「ドイツのEL&P」としてご存じの方が多いと思います。でも、このバンド、そんなにヒットしなかったことから、どうもB級バンドのイメージが強くて、まともに作品を聴く人ってあまりいないんじゃないのかな?または、作品を耳にすると、「ここが、EL&Pに似ている。」「キース・エマーソンの真似だ。」というような感じで聴いてしまい、素直な耳...最近はこのバンドの魅力を再発見素晴らしきトリアンヴィラート!IllusionsOnADoubleDimple

  • 訃報!73才で逝く。Olivia Newton-John Have You Never Been Mellow (Live 1975)

    OliviaNewton-JohnHaveYouNeverBeenMellow(Live1975)謹んでご冥福をお祈りいたします。乳ガンとの闘い、大変だったと思います。2022年8月8日、惜しまれつつ天国に旅立ちました。たぶん、日本の洋楽ファンにもっとも愛された女性ポップス歌手だったのではないでしょうか?細身で、金髪で、顔はまさに日本人好みのキュート・タイプ。日本人が理想とする金髪美人。そして、彼女はヒットを連発しましたが、この曲こそ彼女の人気の根源があると信じてうたがいません。中学生の時だったかな?単純にきれいな女の人が、透明感のある美しい声で歌っていて素晴らしいと感動しました。アイドル的人気もあったかもしれません。でも、その存在感は唯一無二のもの。安らかに。合掌。訃報!73才で逝く。OliviaNewton-JohnHaveYouNeverBeenMellow(Live1975)

  • ギタリストの中のギタリスト!ROY BUCHANAN - ROY'S BLUZ(LIVE 1976)

    高校時代の友人のK君からのリクエストです。K君ありがとう!すさまじいソロですよね。これは気持ちいい!陶酔してしまいますね。まずは1976年のライブ映像です。たぶん37才の頃で、もっとも油が乗っていた時期かな?テクニックをすべて披露している感じです。ヴォーカルも自分が担当しているし、まさにロイのすべてって感じです。ROYBUCHANAN-ROY'SBLUZ(LIVE1976)次に1985年のライブから。お亡くなりになる3年前です。早く逝ってしまいましたね。残念です。全然違う曲のような感じです。いろんなことをやっているので、上のライブと違う楽しみがあります。RoyBuchanan-Roy'sBlues1985(live)レコード・ヴァージョンも聴いてみましょう。1975年発表です。Roy'sBluz(Live...ギタリストの中のギタリスト!ROYBUCHANAN-ROY'SBLUZ(LIVE1976)

  • イギリスのポップ感覚は陰影が深い。BUMP’N’GRIND / JACKSON HEIGHTS

    以前、私のブログでナイスのリー・ジャクソン(b)とブライアン・デイヴィソン(d)とあのイエス参加前のパトリック・モラーツが組んだREFUGEEを取り上げた記憶がありますが、このJACKSONHEIGHTSはその前のバンドです。リー・ジャクソンがリーダーのバンドで計4枚のアルバムを残しています。この作品は1973年発表のラストアルバムでして、けっこう好みです。この時期のリー・ジャクソンはプログレというより、知的なイギリス・ポップスを表現したかったみたいで、ちょっと変わったサウンドを披露しています。オーケストラ・アレンジが施されてたりして、奥の深い音を楽しむことができます。そして、ピアノが気持ちいい。こういうの、好きなんですよね。ちなみに、このアルバムには何と、イアン・ウォーレス、マイケル・ジャイルズという二...イギリスのポップ感覚は陰影が深い。BUMP’N’GRIND/JACKSONHEIGHTS

  • マギー・ベルの歌唱力は素晴らしい! Stone The Crows

    1971年発表のStoneTheCrowsのアルバムからです。ヴォーカルのマギー・ベルは「イギリスのジャニス・ジョプリン」と異名をとるパワフルなシンガー。2016年7月に来日しています。1945年1月生まれだから77歳?!来日時も70歳を超えている!ジャニスがあまりにも早く逝ってしまったのと対照的です。健康に気を使っているのかな?女性シャウターはいっぱいいますけど、やっぱり味があるかどうかですね。この人の声はまさに、ブルージーなロックに似合います。StoneTheCrowsBigJimSalter同じアルバムからもう1曲紹介します。私の大好きな曲です。まさに、名曲。マギーの歌唱力が素晴らしい。バラードなんですが、ブルース・フィーリングがあって、ゴスペル風でもあり、引き込まれます。アレンジもギターもかっこい...マギー・ベルの歌唱力は素晴らしい!StoneTheCrows

  • カンタベリー・ロック特集18 キャラヴァンの「CUNNING STUNTS」は最高傑作だ!

    1975年発表のキャラヴァン7作目。メンバーはリチャード・コフラン(D)、パイ・ヘイティングス(G、V)、ジェフ・リチャードソン(ヴィオラ、フルート、G)、デイブ・シンクレア(Key)、マイク・ウエッジウッド(ベース、V)。マイクが新加入です。この作品について、まずは「ロッキン・コンチェルト」という日本でつけられたタイトルに疑問がおこります。当時、よくある話で、全く原題とは関係ないタイトルです。まあ、プログレ的なタイトルをつけて、興味をひこうということなのでしょう。原題の「CUNNINGSTUNTS」の「カンニング」はテストをカンニングするのカンニングの意味みたい。直訳は「ずる賢い離れ業」?このタイトルにした理由はネットでエピソードを説明している人がいるので、そちらを見てください。アルバム・ジャケットもい...カンタベリー・ロック特集18キャラヴァンの「CUNNINGSTUNTS」は最高傑作だ!

  • 2022年版 グレイテスト・ヒッツ購入!やはり豪華! Whitesnake

    最近声の衰えが指摘されてたし、そろそろ引き際が肝心という感じのデイヴィッド・カヴァーデイル。ホワイトスネイクのツアーは最後のツアーと発表されており、そろそろ総まとめという感じでこのベスト・アルバムを発表したと感じる。このアルバムは、べストといっても、リマスターやリミックスが施されており、オリジナル音源とは違った味をだしている。本来、メンバーではないキーボディスト、デレク・シュリニアンが手を加えたりしていて、けっこう音が変わっている。さて、私はホワイトスネイクについては、バンド名義のオリジナル・スタジオ・アルバムは全部購入しているのだが、シングルのB面とかベストアルバムのみ収録されている曲は持っていなかった。ちなみに、この曲「SweetLadyLuck」はそうなのである。「スリップ・オブ・ザ・タング」のアウ...2022年版グレイテスト・ヒッツ購入!やはり豪華!Whitesnake

  • カンタベリー・ロック特集17 名作「The Rotters Club」を聴こう! Hatfield and the North

    こんにちは。カンタベリー・ロック特集です。前回に引き続き、ハットフィールド&ザ・ノースですね。今回は名作とされる1975年の作品でセカンド・アルバム「ロッターズ・クラブ」です。メンバーはフィル・ミラー(g)、リチャード・シンクレア(b、v)、ピップ・パイル(d)、デイヴ・スチュアート(k)と前作と同じラインナップ。このアルバム発表後、彼らは解散し、ミラーとスチュアートはナショナル・ヘルスを結成。パイルも後に合流することになります。本作について、私は、ジャズ的なものをロックに導入するという方法論が盛んだったカンタベリー・ロックの中で、一つの理想郷にたどり着いた作品だと思っています。ソフト・マシーンがリスナーの好みよりも自分たちがやりたいことをやるという感じで突き進んでいき、キャラヴァンが大衆の好みを意識し続...カンタベリー・ロック特集17名作「TheRottersClub」を聴こう!HatfieldandtheNorth

  • 大人っぽさ漂うPerfume はいかが?「Spinning World」

    [OfficialMusicVideo]Perfume「SpinningWorld」数日前、車の中で偶然聴いた曲がこの曲。パフュームについては好きでも嫌いでもなく、イージーリスニングとしては、耳になじみがいいなと思っている程度だったけど、この曲はブラコンっぽくて気に入った。本人たちが、曲紹介の時に、30代となって、大人になったパフュームになっていると言っていたが、まさにその通り。中田ヤスタカ氏の才能には驚くばかり。ゴリゴリのロックを聴いたあと、彼女たちの音楽を聴くのも良い。音楽っていろいろあるから楽しいんだと思う。大人っぽさ漂うPerfumeはいかが?「SpinningWorld」

  • さわやかギターの極致!! 朝、晴れてたら聴きたい! 増尾好秋 GOOD MORNING

    oshiakiMasuo-GOODMORNING数回前のJフュージョン特集の時にもご紹介した増尾好秋です。ソニー・ロリンズのバックもやっていたというジャズ系名手のソロ作品4作目で、1979年の録音です。弟の増尾元章との共演も果たしたこのアルバムは、まさに彼の最高傑作!爽やか!爽やか!爽やか!実に素晴らしい!参加ミュージシャンは弟の増尾元章(ac-g,el-g,synth)、ヴィクター・ブルース(ac-p,el-p)T.M.スティーヴンス(el-b,piccolobass)、ロビー・ゴンザレス(ds,congas)シャーリー増尾(per)他のようです。ニューヨークの風を運んできますね。このタイトル・ソングいいですよね。大好きです。南国でのビーチの朝にピッタリかなー。弟の元章が前面協力したと思われるこの曲もい...さわやかギターの極致!!朝、晴れてたら聴きたい!増尾好秋GOODMORNING

  • 11年ぶりのJourney!いいメロディだ。 - “Live To Love Again"

    Journey-“LiveToLoveAgain"[Visualizer]このバンド、まだ存続してました。しかも、今年、ニューアルバムを出したのです。がんばってますね。その中から秀逸な一曲をご紹介しましょう。もう全盛期のような名曲は作れないだろうなーって思ってたんですが、この曲は結構イケます。パンチは欠けてるんですが、彼らならではの質感の高さと柔らかくスペーシーな空気感を作り上げています。美しいメロディと巧妙なアレンジはまさにジャーニーですね。過去のバンドと一蹴するのもいいですが、この曲を聴くと、現役感がでてきます。メンバーはおなじみのニール・ショーン、ジョナサン・ケインに、アーネル・ピネダ、ナラダ・マイケル・ウォルデンにランディ・ジャクソン(ベース/コーラス)。連休の半ば、80年代の全盛期の彼らに想いを...11年ぶりのJourney!いいメロディだ。-“LiveToLoveAgain"

  • The Story In Your Eyes/Moody Blues 愛のストーリー/ムーディー・ブルース

    TheStoryInYourEyes/MoodyBlues愛のストーリー/ムーディー・ブルース土曜日はロック・バー「童夢」東京都港区新橋4-15-8第二和泉ビルB1Fさんに、お邪魔しました。東京のど真ん中、新橋にあります。新橋駅から徒歩数分の好立地。ただし、地下1階なのでちょっとわかりにくいかも。まあ、スマホがあれば、迷わないでしょう。コロナの影響で、けっこう大変なようですが、頑張ってらっしゃるようで、応援したくなりました。ベタですが、お店に入るなり、この曲をリクエストしています。特にムーディ・ブルース推しのお店ではないようなんですけど、なんとなく。気軽に入れるお店ですし、カウンターでマスターとおしゃべりも楽しめるし、価格も普通。大音量で大好きなロックを聴けるとお酒もおいしくなります。ロックの情報も得られ...ロック・バー「童夢」さんにおじゃましました。TheStoryInYourEyes/MoodyBlues

  • カンタベリー・ロック特集16 ハットフィールド&ザ・ノースはすごいぞ!

    今回はカンタベリーの勉強のコーナーです。よろしくお願いします。カンタベリー・ロックといえば、ソフト・マシーン、キャラヴァンなのだが、第3のバンドとして有名なのが、hatfieldandthenorth。このバンド、日本でどれだけ売れたかわからないけど、メジャーな存在ではなかったのは間違いないと思う。私自身、リアルタイムで存在を知っているのだが、当時レコードを聴いていないし、ラジオで全然流れていないし、友人でもレコードを買ったという話を聴いたことがない。まあ、マスメディアでとりあげない存在(ヴァージン・レコードは当時例のエクソシストの音楽に採用されたマイク・オールドフィールドで大儲けしてたから、広告はよく出していて、そこにはハットフィールド&ザ・ノースは記載されていたけど。)だから無理もない。当時お金のなか...カンタベリー・ロック特集16ハットフィールド&ザ・ノースはすごいぞ!

  • 暑い夏は、懐かしのJ-フュージョンを聴きまくろう!

    高中正義-bluelagoon暑いですねー。6月末に梅雨明けとは考えられない。こうなったら、暑さに負けないために、真夏に似合う日本のフュージョン名曲を聴きまくりましょう。最初は高中正義の超名曲。コマーシャルで流れたから、当時、物心がついていれば、必ず耳にしていると思います。まあ、50代以上になるかな?ツボにはまるメロディと気持ちいいギターのカッティング。自然と腰が動く感じですね。日本語にすれば「青い珊瑚礁」で、松田聖子の出世作とダブります。ほんとに夏に合う曲ですね。YoshiakiMasuo♪SalingWonder♪海外での活躍で有名な増尾好秋。この曲も海を感じさせて、まさに夏の曲ですね。おだやかな感じで、さわやか。そんなに主張しない線の細いギターですが、聴いていくうちに癖になります。そしてサビの部分の...暑い夏は、懐かしのJ-フュージョンを聴きまくろう!

  • AC/DCとモトリーが好きならいいんじゃないかな?Kixも時々聴きたくなる。 Hot Wire / Kix

    HotWire80年代に活躍したバンドですが、この曲を含むアルバムは1991年にリリースされてます。LAメタルとAC/DCの影響が濃いバンドですが、なかなか質が高いと思うんですよね。スティーブ・ホワイトマンの声はまさに、こういうタイプの曲にピッタリ。グラム・ロックという表現もされますが、そういう意味では無骨なAC/DCより、LAメタルよりのバンドといった方が正解かも。典型的な当時のハード・ロック・バンドです。この手のバンドは、パワー・バラードも得意としていて、1988年発表のアルバムに収録されているこの曲と一緒に聴くと、耳のバランスがいいかも(笑)Kix-Don'tCloseYourEyes(OfficialMusicVideo)AC/DCとモトリーが好きならいいんじゃないかな?Kixも時々聴きたくなる。HotWire/Kix

  • 多くのアーティストにカバーされる曲、2曲。Bob Dylan - All Along the Watchtower / Knockin' on Heaven's Door (Live)

    BobDylan-AllAlongtheWatchtower(OfficialAudio)BobDylan-Knockin'onHeaven'sDoor(Live)この2曲については、多くアーティストが取り上げています。2曲とも、深い意味があり、それについては、多くの方がネットで考察しているので、そちらを見てください。間違ったことを言うと怖いので、他の方の解説にお任せします。前者については、以前、カバーをとりあげているので、今回は、後者「天国の扉」については代表的な2つのカバーをピック・アップしましょう。耳にこびりついて忘れられないカバーです。Knockin'OnHeaven'sDoorこれは、レイド・バックした時期のクラブトンのレゲエ・ヴァージョン。有名なカバーですね。レゲエって、のんびりしているようで...多くのアーティストにカバーされる曲、2曲。BobDylan-AllAlongtheWatchtower/Knockin'onHeaven'sDoor(Live)

  • カンタベリー・ロック特集7 Soft Machine 7は過渡期のサウンド

    SoftMachine•NettleBed•カンタベリー・ロック特集を続けています。この作品は1974年の発表。CBSからの最後の作品です。マイク・ラトリッジがキーボード、ロイ・バビントンがベース、カール・ジェンキンスがオーボエ、サックス、キーボード、ジョン・マーシャルがドラムですね。元ニュークリアスが3人もいるということで、初期のソフトマシーンとはかなり変質しています。なかでもカール・ジェンキンスが志向するミニマリズムが主張してきて、独特の音世界を展開しています。まずご紹介する「NettleBed」は1曲目のナンバー。繰り返しを使うミニマル・ミュージックの手法が使われているようですね。この曲はジャズ・ロックというより、明らかにロックという感じはします。ロック系のインストって感じですね。もしくはフュージョ...カンタベリー・ロック特集7SoftMachine7は過渡期のサウンド

  • 初期ラッシュのタイトなハードロックが気持ちいい! RUSH "Anthem" (HQ audio & video)

    RUSH"Anthem"(HQaudio&video)ラッシュは中学の時から聴いてましたけど、日本では人気なかったですね。周りの友人も全く聴いてなかった・・・彼らが世界的にブレイクするのは「パーマネント・ウエイブズ」、「ムービング・ピクチャーズ」からで、日本でもその前の作品まではマニア向けのバンドだったような気がします。特に、初期の作品はツェッペリンの真似バンド的なイメージがあり、あまり評価されていませんでした。でも、こうやって今聞いてみると、起承転結のある展開と、確かな演奏力に耳を傾けてしまいます。ラッシュは90年代以降特に2000年代に入ると、メロディ面が弱くなり、かつ音にもメリハリが見られなくなります。やはり若い時代の新鮮な感覚は素晴らしいですね。この「アンセム」のギター・ソロは好きですねー。Rus...初期ラッシュのタイトなハードロックが気持ちいい!RUSH"Anthem"(HQaudio&video)

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