【民法改正対応】平成30年(2018年)問3[条件]
【H30-03 問題(変更なし)】 AとBとの間で、5か月後に実施される試験(以下この問において「本件試験」という。)にBが合格したときにはA所有の甲建物をBに贈与する旨を書面で約した(以下この問において「本件約定」という。)。この場合における次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。 [1] 本件約定は、停止条件付贈与契約である。 [2] 本件約定の後、Aの放火により甲建物が滅失し、その後にBが本件試験に合格した場合、AはBに対して損害賠償責任を負う。 [3] Bは、本件試験に合格したときは、本件約定の時点にさかのぼって甲建物の所有権を取得する。 [4] 本件約定の時点でAに意思能力がなかった場合、Bは、本件試験に合格しても、本件約定に基づき甲建物の所有権を取得することはできない。
2019/11/26 00:00