Book225
4月19日(火)「それでも私にできること。」(スーザン・スペンサー=ウェルデル著)44歳の新聞記者スーザンは2011年夏、「パームビーチ・ポスト」を去った。退職の理由はALS(筋萎縮性側索硬化症)。ルー・ゲーリッグ症候群と呼ばれる神経変成疾患は、徐々に筋肉が萎縮し、最終的に自発呼吸もままならなくなる難病。余命3年と告げられたスーザンは、よくある「死ぬまでにやることリスト」をつくるのではなく、「人生最後の思い出をつくる旅」を始めた。親友、夫、40年ぶりに現れた生みの母と共に、顔も知らない生みの父のふるさとキプロスへ。結婚20年を迎えた夫と、ベルリンの壁崩壊直後に新婚時代を過ごしたハンガリーへ。親友と共に、ずっと憧れていたオーロラを見にアラスカへ。妹と地元フロリダのクルージングへ。14歳の娘の「決して見ること...Book225
2022/07/23 21:22