苦手なものにこそ才能がある?
現在『記号論への招待』(著者池上嘉彦)を読んでいるのですが、「記号内容」とは「指示物」なのか「意味」なのか、というところで、はっとして、ここしばらく、なんとなく考えていたことが立ち上がってきたので、書き留めておきたいと思います。(『記号論への招待』を読むきっかけについても書きたかったのですが、そうすると、いつまでも本題に辿り着けそうにないので諦めました。今度そこも書きたいです)「人間が当事者となるような伝達では、多くの場合、同じ価値を有しているとされる一連の対象(指示物)に適用できるように記号内容が規定されているのが普通である」記号内容は、指示物そのものを表すよりも、意味を表すことが、人の伝達においては一般的なのですが(たとえば、木と言ったら、ある一本の木を特定するわけではなくて、これこれこういうものを木...苦手なものにこそ才能がある?
2022/09/21 23:49