宇喜多の楽土 木下昌輝・著
☆キンドルの2冊目の本。宇喜多秀家は、24年ほど前にPHP文庫で読んだことがあるので、2冊目か。野村敏雄の宇喜多秀家、同じくPHP文庫で黒部亨の秀家の父の宇喜多直家も読んだ。関ヶ原の戦いで、なぜ、宇喜多秀家は西軍最大の17,000人の軍勢で臨んだのか?それだけ、この戦いに50万石の石高で兵を出さなければならなかったのか?豊臣恩顧の加藤清正や福島正則等の直接的な血縁のなる大名も、徳川家康に組したのに。確かに、人質時代に可愛がられ「秀」の一字を賜ってはいる。正室「豪姫」の実家の加賀百万石の前田家も、徳川に下っているのに。2度の朝鮮戦役でも、加藤清正等の武断派に属していたのに、なぜ文治派の石田三成等に組したのか。そんな疑問が少しでも解けるかなと持って読んだが、やはり今一歩である。やはり、私にとっては宇喜多秀家が西軍に...宇喜多の楽土木下昌輝・著
2021/01/31 17:17