昔の金融マンのプライド?続1
☆昔の金融マンのプライドの続1私が渉外担当の現役時代、今から38年ほど前の話。万券で100万円の束を作るとき、札束の中から指での厚さ感覚で、だいたい98~102枚の間で札を取り分けることが出来た。手に取った札束の中に新券がどれくらい、旧券がどれくらいかで、厚さは0.1ミリ単位で異なってくる。最初は、簡単にいかないが、日にちが経験値で、だんだんと上達する。本当に、経験とは恐ろしいものだ。硬貨も手のひらの中に縦に握って、大体の感覚で枚数を確認できた。10枚なら、硬貨が違っても摘まんだ指感覚で出来た。これって、金融マンのプロのプライドにはならないでしょうか?私の同僚に、紙幣の縦読みが非常に速い職員がいた。最初の札束や硬貨の計算は、指感覚を研ぎ澄ませれば出来るが、縦読ともなれば、指の動きと頭の算術の連携が必要。同僚は、...昔の金融マンのプライド?続1
2019/12/29 15:27