(399)<自分らしさ>を求めて。
(399)遅すぎる気づきなのだが、生についてまわる寂しさや寄る辺なさに自覚的になるからこそ、自分とは何ぞやという自問が始まるのではないか。その行き着く果てなき自問の末にあるもの、それが<自分らしさ>への希求だ。だから、<自分らしさ>とは、間断なき自己への問いかけである。自問なき人生など無意味だと思う思考回路は、たぶんいまだ健全?なので、もう少しは生き続けるとして、これから先も<自分らしさ>を求め続けることでなければ、生きる意味を感じない。少なくとも僕はそうだ。みなさんは、どうなんだろうか?文学ノートぼくはかつてここにいた長野安晃(399)<自分らしさ>を求めて。
2016/01/29 00:43