ロシアの進攻から2年 欧米は永久戦争への陣太鼓を打ち鳴らす
ロシア軍の攻勢に必死で抵抗するウクライナ兵(AP通信)2022年年2月24日、ロシア軍は「特別軍事作戦」と称して、突然、ウクライナへ軍事侵攻を開始した。そしてこの戦争は、ウクライナ軍の反転攻勢が失敗に終わり、ロシア軍が僅かな攻勢を見せているが、全体としては、戦線は膠着状態になったまま、終わる気配はない。1.西側の戦争継続の論理アメリカを筆頭に、NATO諸国はウクライナへの軍事支援を、今後も継続する意思を表明している。アメリカに限れば、バイデン後の大統領になる可能性が高いトランプは軍事支援を縮小する意向を示しているが、共和党はもともと外交問題は軍事力で解決するという志向のネオコンの影響が強いタカ派である(共和党議員には、米軍は大部隊をウクライナに派兵し、一気にロシア軍を壊滅させるべきと主張する者も多い)。「...ロシアの進攻から2年欧米は永久戦争への陣太鼓を打ち鳴らす
2024/02/26 16:12