北「ミサイル発射」 軍事力優先のアメリカがもたらす悪循環
2024年1月14日、防衛相は北朝鮮が「弾道ミサイルの可能性あるものを発射した」と発表し、15日には北朝鮮は、それが「極超音速ミサイル」だと発表した。とは言っても、正確には「発射」ではなく、試射または、発射実験(英語ではtestlaunch)であり、海外メディアはほとんど必ず、この表現を使用している。ミサイル発射と言えば、核または通常弾頭の(例えば、ロシアがウクライナに行っている)ミサイル攻撃のことだからである。北朝鮮は、2022年頃から長距離ミサイルの試射回数を増加させ、防衛省によれば、2022年に31回、2023年には18回にのぼったという。その度に日本政府は、今回は見送られらたが、全国瞬時警報システム(Jアラート)などを発動して警戒にあたっている。しかし、この「弾道ミサイルの可能性あるもの」は、飛行...北「ミサイル発射」軍事力優先のアメリカがもたらす悪循環
2024/01/19 12:11