小学生の頃は1日がきらきら輝いてとても長かった。世界は途方もなく広く大きく。失われるものは切ない。ちょっとした魔法とか。「魔法使いクラブ」青山七恵
魔法使いクラブ (幻冬舎文庫) 内容(「BOOK」データベースより)「朝、黄色い車を三台見たから、今日はいいことがるかもしれない」魔女になりたい10歳の結仁は、友人の葵と史人と毎日魔法の練習をしている。3人でいると一番元気なのに、なぜかクラスでは 上手にしゃべることができない。ある日、七夕に書いた願い事がきっかけでさらに孤立を深める結仁だが……。繊細で透徹した視点で描く、揺れ動く少女の心と自立の物語。 *★*――――――――――*★**★*――――――――――*★* 「仲直りしないうちに次の件かをするから、やらなきゃならない仲直りがたまって、お互い困ってるんだろうなとかわいそうな気持ちになるだ…
2021/02/15 09:35