不法行為と債務不履行1

不法行為と債務不履行1

「母の体調は二日前の体験利用と比べ、格段変わった様子はなかった、故に自分に全く非はない」 当事者である前センター長は代理人を介し、こう見解を翻した。それを受け前回の法律相談では、 終始、医学的な立証の困難さについての講釈を聞かされることになり、あえなく相談は終了した。 約半年経ち、改めての相談とは言っても、何か目新しい立証材料が確保できている訳ではない。 今回は前センター長の発言の整合性に、より照準を絞り、相談を展開する。裁判所というもの、 状況を鑑みての判断は、絶対にあり得ないのか。燻り続けるわだかりに、先ずはケリをつける。 その上で、捨ておくわけにいかない理不尽を弁護士に共有してもらわなければならない。 法テラスでの相談時間は一回30分の制約。だが、これはデイセンター側の過失による傷害 (不法行為)を立証し、損害賠償を勝ち取るという話。相談は1時間の予約で取られている。 私は母の既往歴もそこそこに、文書類を提示しながら、デイセンターの対応に重点を置いて、 一連の事柄を時系列に話を進めていく。そして、その内容をそのまま、この事業所が契約を 正しく履行しない(債務不履行)業者との訴えにも繋げていくのだ。