【書評】日本を捨てよ その2
【書評】日本を捨てよその2前回に続いてかなり端折って読み進め数時間後に完読した書評の続きとして書き留めたい。前回記した様に、著者は日本人の特性を儒教と相互監視というべき環境の中で閉塞感を感じ続けているのだが、これを改善するには、日本から逃避せよとは述べていないが、改めて突き放して眺めて見よと意見している。これは、英語なり多国語の理解もし、もっと大きく地球の中のそれぞれの国の出来事の内容を抽象的に見つめて欲しいと述べている。これは、どういうことかと私なりに解釈すれば、抽象的とは反対語が具体的なので、具体的なものから全体を抽象的なものとして、つまりミクロからマクロ的に捉えてと理解する。つまり、日本人として日本の中から日本を見るより、突き放して他国から日本を眺めた時、見えなかったものが見えているといいたいのだろう。そ...【書評】日本を捨てよその2
2021/09/30 20:28