平成以降のキャリア教育のバイブル「10年後、君に仕事はあるのか?」
平成以降のキャリア教育のバイブル「10年後、君に仕事はあるのか?」 今僕がこんなキャリアを積んでいるのは、ほとんどこの本の考え方のおかげです。 著者の藤原先生はリクルートでキャリアを積み、その後、義務教育初の民間校長として、杉並区立和田中学校の校長を務められました。 ビジネスの道も、教育の道も。両方を極めている藤原先生の考えは、圧倒的に現実を直視していてリアルです。僕は「実現できるギリギリレベルの理想論」と表現しています。(あのホリエモンも著作の中で、よく藤原先生の理論を引用するほどです。) 特に「先生を目指す学生」or「起業を志す学生」には心底オススメです!! タイトル:10年後、君に仕事はあるのか?―――未来を生きるための「雇われる力」 著者:藤原和博 出版社:ダイヤモンド社 本書を読んで、3つの要点と、学びメモをまとめました。 ①仕事で求められる能力が変わる ポイント "いま日本にある仕事の49%がAIの仕事に取って代わられる!! " (31ページより引用) 1. 最大の原因は、「インターネット×ロボット×AI」 2. 銀行窓口のように「早く正確な処理作業」を求められる仕事は代替されやすい 3. 人を動機づけるような仕事は残りやすい 4. 「人間らしい仕事」に価値が増していく 学びメモ この要点が一番難しかったです。。。簡単にまとめればこのようになりますが、実際にAIとロボットが代替する仕事は複雑です。堀江貴文さんと落合陽一さんの共著10年後の仕事図鑑に詳しいので、別記事でまとめます!ひとまずここでは「仕事で求められる能力が変わる!」ということを押さえておきましょう。 ②これからの時代を生き抜く5つの力 ポイント 1.情報処理能力は、早く正確に唯一の正解にたどり着く力。「ジグソーパズル型学力」とも言う 2.情報編集力は正解がないか、正解が1つではない問題を解決する力。「レゴ型学力」とも言う 3.レゴ型学力は次の5つのリテラシー(作法・振る舞い)に分解できる "①コミュニケーション・リテラシー(異なる考えを持つ他者と交流しながら自分を成長させること) ②ロジカルシンキング・リテラシー(常識や前例を疑いながら柔らかく「複眼思考」すること)
2018/11/29 11:40