#今月の音 テクノ/ハウスにレゲエのベースを
「今年はレイヴが来ます」といったのは言わずと知れた小室哲哉だが、どうやらレイヴがまたまた来たらしい……という思いを確信したのは2019年にロンドンを訪れた時のことだったが、レイヴ・サウンド・リ・リヴァイバルは一過性のブームなどではなくあのムードがいまのモードらしい。過日のTECHNIQUExDOMMUNE「PRIVATEVINYLLESSON」で紹介されたこのDawlもそんなモードな音だ。レイヴ・サウンドというとジャングルの高速ブレイクビーツや派手なスタブを想像するか。本稿でのレイヴはそういった狭義のサウンドではなく89~92年に屋外レイヴで好まれたハウス・サウンドのことも指す。それはズバリ、ブリープだ。このDawlという人たちは詳細不明なんだけれど、サウンドクラウドをざっと聴く限り一貫してブリープなハウス・サ...#今月の音テクノ/ハウスにレゲエのベースを
2021/04/09 00:34