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2014/10/10

1件〜100件

  • ミャゴラトーリ『椿姫』は、なぜ興奮をもたらしたか?(2)

    第一幕の初めから、各歌手の圧倒的歌唱力により舞台に惹きつけられたが、物語の展開上当然のことながら、圧巻は二幕と三幕であった。二幕はジェルモン(アルフレードの父親)が登場し、ヴィオレッタに息子との別れを迫り、またアルフレードには、女と別れ故郷へ帰ろうと説得する場面。アルレードとの別れは死を意味する、と断固抵抗するヴィオレッタに対し、冷酷無比なジェルモンは、息子は我がジェルモン家を継がねばならない、婚約者として美しい娘もいる、息子と別れてくれ、と執拗に迫る。貴族としての地位と家系を守るという自我心だけで、そこに人間性のかけらもない。長いやり取りの末、ヴィオレッタは遂に折れる。「その美しい娘さんに伝えてください。哀れな女が犠牲になったと」と告げてアルフレードと別れる決心をする。最も哭かされたシーンであった。また...ミャゴラトーリ『椿姫』は、なぜ興奮をもたらしたか?(2)

  • ミャゴラトーリ『椿姫』は、なぜ感動をもたらしたか?

    この公演はなぜ感動を与えたか?それは、制作者(首藤史織)と演出者(大澤恒夫)の新解釈に基づく演出にあったのではないか?大澤氏の、チラシ裏面の解説によれば、原作者アレクサンドロ・デュマ・フィスは、自分の実体験としてこの小説を書いたが、それは、交際していた娼婦を最後は見捨て、その死に際にも会わなかったという結末であった。しかしデュマは、彼女の気高い愛を想起するにつけ、あまりにも哀れな結末を悲しみ、翌年戯曲化した際、死の直前に恋人と再開させ、彼は彼女を抱きしめ「神よ、この人をあなたぼ身元へ」と祈るシーンに書き改める。そこには、ヴィオレッタというこの女性を、娼婦と見るより純愛に生きた女性と見るデュマの目があった。ところが後年、歌劇王ヴェルディがこの作品をオペラ化する際、もちろん結末は二人の再会のシーンとし、神へ導...ミャゴラトーリ『椿姫』は、なぜ感動をもたらしたか?

  • 絶賛! ミャゴラトーリの『椿姫』公演

    コロナ禍の中で、娘の主宰するミャゴラトーリ椿姫公演が無事終わった。第七次波で感染者が急拡大する中で、どうなることかと思っていたが、「断固やり抜く」という娘たちの決意が、ここにだけコロナウィルスを寄せ付けなかったかに見えた。しかも素晴らしい出来栄えで、多くの賞賛が寄せられた。かく言う私も、初めての興奮に泣かされた。単に涙が出た…というようなものでなく、慟哭を伴うものだった。周囲を憚って声を発することはなかったが。娘たちがこだわった「椿姫は、確かに娼婦ではあったが、トラヴィアータ(道を踏み外した女)であったのか?」というテーマの追求が、この感動を呼び起こした要因にあると思う。それらは別に追及することとして、役をやり遂げた歌手たちの晴れやかな姿を、カーテンコールの写真で並べておく。話をつないだ影の男(役者荒牧大...絶賛!ミャゴラトーリの『椿姫』公演

  • スポーツの“熱い夏”終わる

    昨日で世界陸上オレゴン大会がア終わった。サニブラウンの、日本人初の100メートルファイナリスト入り(7位)、男子4×400メートルリレーも決勝に進出して、銅メダルに迫る4位入賞など、短距離界でも世界と戦える力を示した。大相撲名古屋場所も終わった。暑さで有名な名古屋場所、加えてコロナ患者数十名を出して途中欠場続出、さすがの照ノ富士も力つき、大関正代と貴景勝に連敗して4敗、平幕逸ノ城(3敗)が初優勝した。予てから大器と騒がれていた逸ノ城の、遅まきの優勝であった。本人も、終ってみたら俺の優勝、と悠然としているかに見えた。プロ野球も一昨日で前半を終えた。わが広島カープは、同率2位と予想外の健闘をしている。交流戦最下位の時は、どこまで落ちるのか不安であったが、移籍組の秋山、長野などが存在感を示し始め、これで攻守がか...スポーツの“熱い夏”終わる

  • どうなった? 参院選挙の結果は…

    安倍元首相の射殺事件などがあって、重要な国政選挙であった参院選挙の結果など、あまり議論もされず過ぎ去ろうとしている。。ただ、与党勢力の大勝、野党共闘の後退と敗北、ということだけは確かなようだ。野党は、統一戦線の中核である立憲民主党と共産党が、得票数、得票率、議席とも大きく減らしているのだから、大敗に相違ない。共闘をどう組みなおすかを含めて、今後の大きな課題であろう。一方、現政権の中核である自民と公明についてみてみると、比例区においてはいずれも得票率を減らしている(前回比)。公明党に至っては、投票率が増加したもとで比例の得票数も減らしている。つまり国民は現政権に熱烈な支持を寄せているわけでもないのだ。ただ、前述した野党共闘の後退もあって、一人区で、「小選挙区的圧倒的議席獲得」を納めた結果に過ぎない。加えて維...どうなった?参院選挙の結果は…

  • 日蘭協会の思い出

    先月で、日蘭協会を退会した。確か2001~2年の入会であったと思うので、20年余りの在籍であった。この間、楽しい思い出に満ちている。毎年10月3日に、オランダ大使招待で行われていた「Hering(にしん)party」はいい会だった。16世紀始め、オランダは、80年に及ぶスペとの独立戦争を勝ち抜くが、その最後の砦ライデン市の解放を記念して行われる行事である。大使公邸の芝生の庭で、ライデン市から直送されたにしんの酢漬けを、オランダの国酒ジェネーヴァを飲みながら食べた。デ・リーフデ会主催のバス旅行も思い出深い。思いつくまま列挙すると、「佐倉藩11万石と老中土井利勝の善政をたどる“佐倉・桜”ツアー”」(2009年4月)、「山梨南アルプス市のパイプオルガンとさくらんぼ狩り」(2013年6月)、「伊能忠敬の偉業をしの...日蘭協会の思い出

  • “猛暑の6月”終わる

    今日から7月。本来なら「いよいよ夏本番か!」と気合を入れて構えるところだが、6月一か月で「夏はすべて終わった」と言いたくなるほど異常な暑さを体験した。しかもすべて、「6月として史上最高」という記録づくめだ。曰く、「6月の観測史上初の40度越え」を群馬の伊勢崎市ほか幾つかで記録、「東京都心でも6月最高の36.4度の猛暑日」、加えて「6日連続猛暑日も新記録」という具合だ。梅雨も最短日数で空けたらしいし、一体どうなっているのだろうか?しかし、このような事態の到来は、随分前から指摘もされていた。「今の化石燃料の使用とCO2の発散が続けば、地球環境破壊と温暖化は避けられない」という指摘はだ。しかし人類は、それを無視し続けている。少なくとも、気が付きながらも手をこまねいている。それよりも、目の前の「成長」を求めている...“猛暑の6月”終わる

  • 旧交を温める

    先日、旧友英夫妻宅を訪ねた。コロナでしばらく途絶えていたので久しぶりのことだ。古いと言えば、写真家英伸三氏との交遊は1961年に始まるので60年を超える。夫人の愛子さんとは、大学時代のキャンパスに始まるので68年に及ぶ。中でも思い出深いのは、新潟の久須美酒造を取材して、英夫妻と共著で『酒は風』(大月書店)を出版したことだが、それからも既に31年が経過する。この間、酒、旅、写真、音楽や演劇など、多方面にわたり家族ぐるみの付き合いをしてきた。「いろんな酒があるから飲みに来い」と予てからいわれていたので、妻と娘と家族ぐるみで出かけたわけだ。そして大変なご馳走になった。狛江(ご住所)名産と言われる枝豆、クジラのベーコンなどに始まる数種類に及ぶ珍味が並び、最後はメインディッシュにフィレ肉のステーキが出てきた。美味し...旧交を温める

  • 杉並区長選、岸本聡子氏の勝利を喜ぶ

    19日行われた杉並区長選挙で、立憲民主、共産、社民、れいわ新選組、生活位ネットなど野党連合が推す岸本聡子氏が、自民、公明の押す現職田中良氏を破って初当選した。その差わずか187票、前回より投票膣が5.5%%上がった追い風の中での出来事であった。この投票率アップがなければ、187票の差は生み出せなかったかもしれない。初の女性区長(東京23区では3人目)の誕生という歴史的快挙であった。私は、杉並区に60年間住み続けているが、常に革新的気概あふれる区でであった。上田耕一郎氏の平和運動、河村書店の民主化活動、松本善明、いわさきちひろ夫妻の革新・文化運動……などなど常に生気にあふれていた。しばらく低迷も続いたが、前回の総選挙で、野党統一の女性候補が自民の頭目石原伸晃氏を破って節目が変わったかに見えた。悲惨なウクライ...杉並区長選、岸本聡子氏の勝利を喜ぶ

  • カープ(鯉)の季節去る。

    広島カープは、その名の通り5月までだと言われる。すべり出しこそ調子はいいが、6月以降は順位を下げていく。特にパシフィックとの交流戦に弱く、毎年最下位争いを演じる。今年もその例の漏れず、交流戦で5勝13敗の最下位。それまで6っつの貯金があったが一挙に借金生活に入った。金のないチームは、層の厚い頑強なチームが作れず、パシフィックの豪快なチームの前では、赤子の手をひねるようにやられる。さながら子供野球のようだ。しかし、いい選手は多い。何とかならないものかと思う。負ければ負けるほどそう思う。このいい選手を育て上げて、3年後の優勝を目指すか!?ああ、広島カープよよ……カープ(鯉)の季節去る。

  • コロナ禍による事業継続補助金の詐取事件

    コロナ禍による事業縮減からくる収入減を救済するための国の補助金を巡り、大量に発生した詐欺事件が連日報じられている。詐欺事件は二つのグループに分けられ、詐取を企画してそれを誘いかけた少数グループと、その誘いに乗り国の補助金をだまし取ることになった多数グループに分けられる。前者は企画立案組で、確定申告書の不正作成など悪賢い奴らで、この中には国税庁の元職員や証券会社の元社員らもいたようで驚くが、彼らは、国の金を強奪する悪事であり、やがてばれることは覚悟のうえであったので、主謀格はその金を持って、既に海外にとんずらしている。彼らに騙された多数の人間は(大半が大学生など若もの)は、中には悪に気が付いて国に返却した者もいたらしいが(これらも罪〔詐欺罪〕は罪であるが)、これから詐欺罪に問われることになる。当時国は、早急...コロナ禍による事業継続補助金の詐取事件

  • コロナはようやく収まる兆候を見せいぇきたが…

    今日で五月が終わる。今年も5か月も過ぎたか?コロナは、ようやく収まりつつある。これも既に2年半のいお付き合いだ。最終処理にはまだ時間を要するだろうが、やがてマスクも取れ、普通の生活の戻るだろう。集団免疫をほぼ獲得したということだろう。伝染病に勝つには集団免疫しかない、ということを実感した。ところが代わりに、物価高という怖い問題が現れた。これをそのまま放置すれば、実質生活の低下を認めることになる。バブル崩壊(1992年年)後30年、日本の実質賃金は上がていない。欧米はそれ相応の引き上げを実施してきたので、この間、日本は世界1~2位の水準から20数位という後進国に転落祖した。いま襲ってきた物価高に、30年にわたり慣らされてきた低水準生活という集団免疫で生きるわけにはいかない。しかし、この状況を作ってきたのは、この間...コロナはようやく収まる兆候を見せいぇきたが…

  • ミャゴラトーリ(娘の主宰するオペラ制作・普及団体)の国家補助金獲得

    これまでも度々触れてきたが、娘がオペラの制作・普及活動をやっており、このコロナ禍で公演制限を受け大変苦労している。国の補助を受けながら、辛うじて事業を続けている状況だ。今年も7月に、小演劇的オペラとして『椿姫』の公演に取り組んでいるが、定員120名の会場で60名の入場制限を受け、出演者へのギャラの支払いはもちろん、到底採算の取れない状況だ。それに対し、経済産業省の事業継続支援補助を獲得し、「気持ちだけのギャラぐらい払えるか」と取り組んでいたところ、昨夜、文化庁から、文化芸術活動の継続支援事業として「ARTSforctheFutur」という補助金が認可された、という朗報が入った。娘は、「これで何とかそこそこのギャラが払える」と大喜びだ。つまりミャゴラトーリが事業を継続していけるだけでなく、オペラ歌手たちも生活の糧...ミャゴラトーリ(娘の主宰するオペラ制作・普及団体)の国家補助金獲得

  • 映画「ローマの休日」はなにを描いたのか?

    [ローマの休日」というハリウッドの名作がある。1953年の作であるから約70年前の映画である。しかし、たびたびテレビで放映され、つい先日もこれを観た。日本で公開されたのが1954年、私が大学一年生の時だった。その後、テレビを含め何度観たか数えきれない。そして何度見ても飽きることなく、常に新鮮さを感じる。名画と言われるゆえんであろう。ところでこの映画は、何を伝えようとしているのだろうか?ヨーロッパの一王国である某国の王女アン王女の、一昼夜に及ぶ逃避行、アメリカの新聞記者ジョー・ブラッドリーとローマの町を駆け巡る、そして激しい恋に堕ちていく、娯楽映画、恋愛映画と言えばそれまでだが、この映画の中で私が一番好きなシーンは別にある。一昼夜に及ぶ逃避行から宿舎に帰ったアン王女に、侍従や大使が「この間どこに行かれていたのです...映画「ローマの休日」はなにを描いたのか?

  • 広島カープ首位に躍り出る

    5月は鯉に季節、広島カープの季節である。反面、ここをピーク転落していくので、「カープは5月まで」という言葉も定説になっている。予定通り(?)昨日横浜DENAに勝って首位に躍り出た。その中身が素晴らしい。主砲鈴木誠也を欠いてどうなることなることかと思っていたが、見事な全員野球でその穴を埋めて余りあるものがある。昨日現在、鈴木を欠いて本塁打こそ17本でリーグ最下位だが、チーム打率2.62で一位、防御率も2.91で一位である。当然ながら得失点差は48点と、2位(ヤクルト14点)以下を大きく引き離している。因みに打撃ベスト10には、2位に西川、3位に坂倉、8位にマクブルーム、9位に菊池と、4人をそろえている。投手陣も遠藤、アンダーソンが出てきて、大瀬良、森下、九里、床田と共に6人体制が出来上がれば、ローテンションは安定...広島カープ首位に躍り出る

  • 大型連休、唯一最大の行事

    コロナがやや落ち着きを見せ、3年ぶりに緊急事態宣言なしのゴールデンウィークを迎え、世の中は騒然としてきた。ただ、この老体は87歳の誕生日を迎えて(先月23日)、まします動く気配なく、世の騒然を横目に見ながら、せいぜいテレビの野球観戦に明け暮れている。そして、この老体に与えられた唯一最大の行事が、息子(次男)の催す屋上バーベキューであった。それはまた、この四月小学校に入学した孫の遥人に、久しぶりに会える機会でもあった。いや~、美味しかったなあ。豊富な肉と野菜のほかに、いか、ほたて、めざしの丸干しなど、大満足。息子に言うには、めざしは、頭から食べると頭がよくなり、しっぽから食べると走りが早くなるそうだ。私は尻尾から食べたことがないので、ずっと走りは遅かった。今回試そうかと思ったがすでに遅しであるので、やっぱり頭から...大型連休、唯一最大の行事

  • いいニュースは一つもない

    四月も終わろうとしている。いいニュースは一つもない。プーチンの暴虐は目に余る。冷戦終結後、自らの国も参加して取り決めた国境を踏みにじり、他国に侵略し無差別攻撃を繰り返す。国連憲章にも、国際人道法にも違反する。21世紀にあって想像を絶する暴挙だ。ただ、最大の問題は、国連の無機能を始め、人類はこの暴挙を止めさせる術を持っていないということだ。知床沖の観光船の事故は、その後の会社社長の会見などを聞くにつけ、人災以外にあり得ない感を強くする。当面の利益だけを追って、当然備えるべき「公共的企業」としての備えは何もしていないということだ。これまた、このようなことを「当然のこととしてチェックする機能」を未だ人類(いや、日本というべきか?)は持っていないのではないか?円相場が、20年ぶりに、1ドル130円台まで下がった。国力の...いいニュースは一つもない

  • ロシアのウクライナ侵略に対し日本はどうする

    ウクライナ戦争は、ロシアのウクライナ東部への攻撃の集中という形で、新たな段階に入ってようだ。プーチンの残虐行為が、これまで以上に激しさを増すのではないかと危惧されている。そして各テレビ番組は、「ロシアの侵略は成功するか?」、「ウクライナはそれを阻止できるか?」、「ロシアとウクライナは戦力においてどちらが強いのか?」など、戦争論議に明け暮れている。それにつれて、「日本も例外ではない、核共有を含め戦力アップしなければ国を守ることはできないのではないか」、など戦力増強論議が頭をもたげている。政府はすでに「軍事費のGDP比2%化」などの議論を進めている。果たして軍事力の増強で平和を保つことができるのか?ウクライナ戦争では戦略核の使用も現実問題として議論されており、核は抑止力ではなく使用可能な兵力であることが現実化して来...ロシアのウクライナ侵略に対し日本はどうする

  • ちょっと贅沢な酒飲み会 … 『亀の翁』10年古酒を中心に

    昨年暮れ、久須美酒造が「純米大吟醸『亀の翁』10年古酒」を秘蔵酒として発売したのでこれを入手、一人で飲むのも淋しいので兄弟3家族に呼びかけていたが、コロナに邪魔されて機会を失っていた。ようやく一昨日(4月10日)、我が家に集まることが叶い楽しい酒宴を張ることができた。せっかく10年古酒を飲むのだからと、これを機に久須美酒造の名品を取り揃えて飲むことにした。曰く、『亀の翁』3年もの、純米吟醸『亀の王』しぼりたて、純米吟醸『夏子物語』生貯蔵酒、純米吟醸『七代目』生貯蔵酒、がこれである。これらの名品を、チーズ巻きなど娘の手料理と、私の最も好む「魚河岸すし」などでタップリ味わった。思えば、久須美酒造六代目記廸氏が戦前の幻の酒米と言われた「亀の尾」を、1500粒の種籾から復活させて45年、純米大吟醸を『亀の翁』を世に出し...ちょっと贅沢な酒飲み会…『亀の翁』10年古酒を中心に

  • 暗く悲しいウクライナからの知らせ、桜の花はいつものようにに咲き誇ったが…

    朝から晩まで、暗く悲しいウクライナのニュースがテレビを流れる。破壊されたビル、ガレキに覆われた街、そこに投げ出された一般市民の遺体の数々…。「食事の時にこのような画面は見ていられないヮ」と、妻は必ず画面を切り替える。しかし目を伏せても、そこで行われている蛮行を消すことはできない。「あの国が欲しい」と思ったら、そこに攻め入り、街を焼き払い、市民を殺し、その国をかすめ取っていく…。人類はこのような水準からいつ脱出することができるのだろうか?自然界だけが、他を傷つけることなく自らを保ち続け、毎年その美の営みを粛々と営み続ける。今年は4月を迎えても冬の寒さが続いたためか、満開を迎えた桜が長く続いた。我が家の玄関口のかいどうも、例年になく美しい満開を長く保っている。あたかもウクライナ戦争に抗議しているかのように…。松澤病...暗く悲しいウクライナからの知らせ、桜の花はいつものようにに咲き誇ったが…

  • 土の匂いのする贈り物

    前回、土の匂いのする電話と題して投稿したら、今度は、土の匂いがいっぱいする贈り物が届いた。新潟県は頚城(くびき)平野の旧吉川町(現上越市吉川区)に住むIさんからだ。もう21年も前のこととなるが、私は、この吉川町にあった吉川高校を題材に、『高校生が酒を造る町』を書いた。吉川高校はすでに廃校になり、町は上越市に合併され、当時大変お世話になった吉川高校同窓会長の市村幸男さんも4年前に亡くなった。いまやIさんだけとつながっており、時折、四季の便りを交わしている。贈り物を開けると、お酒、酒かす、お米(5k袋)、はちみつ2瓶と、すべてIさん手作りの品ばかりだ。添えられた手紙に、それぞれの品を作る苦労話が書かれてあった。読むうちに、泥だらけになって米を育て、打ち続くれんげ草畑でミツバチ追うIさんの姿が目に浮かんだ。冬にはその...土の匂いのする贈り物

  • 土の匂いのする電話

    昨夜、遅く、けたたましく卓上の受話器が鳴った。「オイ、首藤か?…、分るか、オレが…池田だ」懐かしい高校時代からの友人の声だった。声は続く…「ある友人にお前の本『蔵元の薦める飲み屋』を渡しておいたら、今日電話があって、『いい本だなあ。こんな本が書ける友人がいるのか、お前は幸せだなあ』と言われた。うれしくなって久しぶりにお前に電話したんだ」彼は私が出版するたびに読んでくれ、「本が書けるなんて羨ましいなあ。俺には絶対にない才能だ。首藤、お前は俺の誇りだ」と言ってくれていた。高校時代の彼と私は、全く生き方を異にしていた。彼はラグビー部で、放課後はグランドの土にまみれていた。私はいわば図書館族だった。そして私は、自分に絶対にない能力を持つ彼を、いつも羨望の目で見ていた。図書室から出た廊下で、グラウンドから上がってくる彼と...土の匂いのする電話

  • プーチンの暴挙を止める手立てはないのか?

    前回の投稿に対するコメント返しで、ウクライナ問題に対するいら立ちを次のように書いた。「過去の民族的経緯がどうであれ、現下の諸問題に何があろうと、力に任せ、核の脅しまで使って他国に侵入することだけは許してはいけない。しかしロシアを止めることができない。国連は無力だ!」国連は、第二次大戦の戦後処理のためにできた組織で、その形骸だけを残して今や機能しえない。NATOは軍事同盟だ。これは戦争のための組織で、これが動けば確かに大戦争になるだろう。とはいえ、力をもって他国に押し入り、無差別攻撃を繰り返しているプーチンの横暴を止めるには一定の力(軍備)が要る。ゼレンスキー大統領の各国議会での演説に示された「具体的で悲痛な叫び」に世界は応えないでいいのか。世界の大方の見解は、「プーチンの行動を戦争犯罪とする」というものだ。なに...プーチンの暴挙を止める手立てはないのか?

  • コロナの春が続く

    昨年のブログを開いてみると、「いつまで続く緊急事態…」とコロナの春を嘆いている。昨年は第5次のピークで、緊急事態宣言が2週間延長されている。ちょうど計画していた「浜名湖温泉旅行」を、その延長のため取りやめたことを嘆いている。今年は第6次のピークを終えようとしているところだが、大事を取って蔓延防止措置をこれまた2週間延長した。全く同じような事を繰り返し、事態はほとんど変わっていない。欧米では、感染者数は結構増えているようだが、マスクを始め諸集会の束縛はかなり外されているようだが、日本人は生真面目に、電車の中でも歩行中でもほぼ100%マスクをつけ、集会も控えている。感染者数の減少はにぶく、今年もまた重たい春が続くのだろう。いや、春どころか、やがて第7次が来て、すっきりしない一年になるかもしれないリビングのランも毎年...コロナの春が続く

  • 雛祭り…、だが、ウクライナの戦火

    今日は桃の節句。雛人形を飾り、ぼんぼりを灯し、甘酒を飲み交わして子女の成長を祝う。日本の祭りで一番優しい祭りかもしれない。ところが、ロシアと国境を接するウクライナでは、その国境を越えて侵略するロシアの戦火にまみれている。侵略を受けて早くも一週間、当初はロシア国境の2州を守るためだと主張していたが、侵略は全土に及び、しかも軍事目的を超えてウクライナ全国民の無差別殺りくに及んでいる。歴史をたどれば様々な事情があるだろう。しかし現時点では、ウクライナはれっきとした主権国家である。それを自分の意に沿わないからと言って武力に頼って侵略するとは、およそプーチンという男は21世紀を生きる資格はない。しかも、世界をリードする大国の大統領たる資格はない。にもかかわらず国連は無力、周辺友好国も手をこまねいている。核兵器を振りかざす...雛祭り…、だが、ウクライナの戦火

  • 女子カーリングの栄誉を称える

    冬季オリンピックを終えて、最後に称えられるべきは、女子カーリングの銀メダルであろう。ロコ・ソラーレというチームについては、語りつくせない魅力があるが、それはさておき、カーリングというゲームの魅力について記しておかねばなるまい。相互に石を投げ合い、最後にハウスの中央に一番近いストーンを得たチームが勝利する。1チーム4人が2投ずつ投げるので8投しかないが、その最初の投球からガードの石を投げる。先攻がハウスの中央を占めても、後攻に必ず打ち出されるから後攻が圧倒的に有利だからだ。つまり味方が最後にハウス中央に投げるであろう石を守るために、最初からガードの石を投げる。そしてその位置関係が勝敗を決める。たった8球しかない石の大半をガードに回し、最後の一投にかける。当然相手はガードの石をはじき出しにかかり、その攻防が勝敗を決...女子カーリングの栄誉を称える

  • メダルと4位のはざま … 北京オリンピックに思う

    北京オリンピックも終わろうとしている。日本はメダルの数に湧いている。中でも金メダルを獲った3人は強さを示した。私が強さを感じたのは、いずれも最後の演技で勝利をつかんだからである。小林陵侑選手のノーマンヒルも、最終滑走で勝利を確定したが、特にスノーボードハーフパイプの平野歩夢選手は、第二滑走で“誰もできない技”を演じながら2位に評価されると、三回目の最終滑走者としてその技をより美しく演じて逆転勝利した。並の強さではできないことではないか?極めつきは高木美保選手で、5種目出場という超人的な滑走で銀メダル三つを稼ぎながらも金メダルの壁が破れなかったが、最後の種目1000メートルで勝利、しかもオリンピック新記録という記録に限りない強さを感じた。反面、オリンピックのすさまじさを示すものは、むしろ敗者の中にある。スノーボー...メダルと4位のはざま…北京オリンピックに思う

  • 第3回目のワクチン接種終了

    昨2月12日午前11時6分、第3回目のワクチン接種を終了した。前2回に続いてファイザーのワクチンであったが、発熱や気分悪化など副作用的なものはなかった。もちろん、接種個所に筋肉痛的な違和感はあったが、手が上がらないというようなこともなく、前2回より軽い感じであった。それだけに、この一連のワクチン接種に何の意味があったのかも、よくわからない。2回接種しようが3回やろうが、感染する人はたくさんいるという。だから、3回打った人も従来通りマスク、手洗いを励行し、三密も避け、大声での人との接触は避けよという。罹っても重症化が避けられるというのが最大の売り言葉のようだが、コロナ自粛という日常生活は何も変わらないのだ。加えて、にわか造りのワクチンの中身を疑問視する声もある。では、なぜ3回も接種したのか?第一の理由は、感染症に...第3回目のワクチン接種終了

  • 節分、恵方巻、『亀の王』純米吟醸しぼりたて…立春

    今日は立春。従って昨日は節分であった。即ち冬と春を分ける節目の日で、豆まきをして邪鬼を払い、恵方巻を食べて良き日に向かおうとする日である。豆は鬼の目を示し、「鬼は外」と叫んで外に向かって撒く。撒かれた豆が外の土に生えて芽が出る(鬼の目が出る)と困るので、豆は前夜に炒って(つまり芽が出ないように殺して)、桝に入れ神だなに備えておく。豆まきが終わると、家族そろってそれぞれ齢の数だけ豆を食べて無病息災を祈る…。この行事は手がかかる上に、86歳の私も81歳の妻も、それだけの豆を消化する能力を持っていないのでやめた。その代わり恵方巻はたっぷり食べた。これも本来は、長いまま恵方(今年は北西の方角という)に向かって黙って食べるもの、とされているが、食べやすいように切って皿に盛り、美味しい酒を飲みながら、かつ大いにしゃべりなが...節分、恵方巻、『亀の王』純米吟醸しぼりたて…立春

  • 映画『武器なき闘い』を見て

    久しぶりに映画『武器なき闘い』を見た。既に4.5回は見たと思うが、見るたび感動が勝る映画だ。練馬区栄町のギャラリー「古藤」の山本薩夫監督映画特集(膳13本)の中の一本だが、山本監督映画の中でも最高傑作のひとつではないかと思っている。京都は宇治の料亭「花やしき」の御曹司で、京大教授の生物学者山本宣治(通称“山宣”)が、昭和4年の治安維持法改悪法案に反対する国会演説の前夜、右翼に殺害されるまでの短い生涯を描いたもの。とかく「弱い人間」の代表のように言われるインテリゲンチャであるが、科学的信念に裏付けられたインテリの強さを、これほど鮮明に示した例があるだろうか。見るたびに心に残る「山宣の名セリフ」をいくつか書き残しておく。・若い活動家の結婚祝いに指輪をあげると、「ブルジョワ趣味だ」と突き返されて「いつか君に言いたかっ...映画『武器なき闘い』を見て

  • 何が起こるかわからない

    いつ、どこで、何が起こるかわからない。東京大学の門前で、受験生が突如刺された。京王線の客席で、無防備の客が無差別に刺された…。予期しないような豪雨に見舞われ、何年も前に埋められた土石が流され、何十名もの命が失われる。1千キロも遠い南半球のトンガで、海底火山が爆発した。津波は日本まで届き、いくつかの漁船を流した。周期的に見て富士山の爆発も予見されている。あの美しい富士山が、日本で一番美しい光景とされる富士山が、いつか爆発するというのだ。いつ、どこで、何が起こるかわからない。人類は、何が起こるかわからない危険物の上で暮らしているのだ。火山、地震、豪雨、干ばつ、貧困、飢え、狂気、無差別殺人そして、核兵器、……核兵器に至っては、その保有国は国連の禁止決議、批准の進行に見向きもしないで、むしろ軍拡に向かっている。人類は、...何が起こるかわからない

  • 正月は終わった、しかし終わりの見えないコロナ

    1月も前半を終えた。これでいわゆる正月(元旦、さんがにち、7日(なぬか)正月、15日正月))は全て終わった。終わりのしるしに、15日にはお飾り餅をおしるこに入れて食べる風習があったので、テレビの横に飾られていたお餅を食べようと思ったら、すでになかった。早くもだれか食べたのだろう。この間、意外にいろいろなことがあった。3日にはミャゴラトーリの新年会が我が家で開かれ、名だたる方々の多彩で豊かな文化論を聴いた。11日には、その中の一人大澤恒夫氏(バスバリトン)のリサイタル(西新宿ガルバホール)を聴いた。力強いヴェルカント発声によるイタリアオペラアリアから日本歌曲(啄木「初恋」、藤村「椰子の実」)まで、大澤氏の巾広い実力を十分に味わった。前年度のブログの製本も、昨日までに編集を終え発注した。夥しい入力・変換ミス、誤文・...正月は終わった、しかし終わりの見えないコロナ

  • 突然の東京大雪、積雪10センチ … 翌日快晴であっけなく消える

    各地の大雪情報が伝えられている。しかし気象庁も気象予報士も、東京は大したことなく降ってもチラホラで、積っても1,2センチと言っていた。予報通り昨日昼頃からチラホラ雪が舞い始めた。ところが「やがて止む」どこえおか、雪粒はドンドン大きさを増し、止む予定だった夕方から夜にかけて「東京大雪警報」となり、瞬く間に「都心で10センチ」が報じられるまでとなった。家から一歩も出ない私は、不遜にも窓越しから見る美しい雪景色を楽しんだのであるが、通勤者は足を取られ、各地で車が立ち往生して、時ならぬ災難となったようだ。ところがその雪は、翌日(今日)の快晴で私の目の前からは、これまた瞬く間に消えてしまった。何かおかしいのではないか?気象庁の予報をあざ笑うかと思えば、冬らしく雪景色が続くこともない。全てが異常だ。コロナ患者の第六波の増え...突然の東京大雪、積雪10センチ…翌日快晴であっけなく消える

  • ブログをどうする?

    酒と旅を趣味としてきて、たまたま2006年に『旅のプラズマ』という本を出したことから、翌2007年から始めたブログのテーマを同名の旅のプラズマとした。しかし、年を経てほとんど旅に出かけることもなくなり(もう一方の酒は毎晩飲んでいるが)、昨年分の冊子から表題を「老いのたわごと」と変更した。それにつれて、ブログの表題も「老いのたわごと」に変更する予定であったが、そのまま放置して一年が過ぎた。だらしない話だ。加えて視力の衰えから、変換ミス、入力ニス、誤字脱字の山で、およそブログを投稿する能力を失っている。今年、いつかはブログをやめよう…、と思い続けてきたが、これまただらだらと書き続けて一人が過ぎた。だらしない話だ。年が明けて今、やめようとする気持ちと、どうせ自分のために書き残す日記(週記?)のようなものだ、何か気にな...ブログをどうする?

  • 新年を迎える準備

    正月を迎える心は子供の時から変わらない。「あといくつ寝れば……」とまでは思わないが、年が代われば何か転機がおとずれるのではないかという期待感は、齢をとっても変わることはない。コロナは無理かもしれないが、悪いことなど新年と共に忘れようとするのも、人間の生き方の一つかもしれない。そのお正月を迎えるには準備が必要だと昔から教えられた。いわゆる一年のすすを掃う大掃除から、身辺の整理をして、心を新たにして迎えよ、というわけだ。齢を取るにつれてそれらもだんだんと省略してきたが、今年もリビングのガラス拭きだけはやった。以前は1,2回全部屋をやっていたが、2,3年前からリビングだけにしぼり、、今年もそれを28日と29日2回に分けてやった。あわせて玄関扉にお飾りを取り付け、玄関の絵を「もみじ」から「雪景色」に取り替えた。すると妻...新年を迎える準備

  • コロナの年末

    新型コロナウィルス発生後まる2年が経過するが、次々と変異株が発生して、この年もコロナに暮れる。NHK調査によれば、12月27日現在で、世界の感染者数は2億8千万人、死者数は540万人となっている。世界70億の人口から見て、2年間で540万人の死者が多いのか少ないのかわからない。ひとたび世界大戦が起これば何千万人の死者を生む。人の殺し合いに比べればコロナの攻撃はまだかわいい。とはいえ、新たな変異株オミクロンで世界中大騒ぎの年の暮れだ。国別に見ると、次のようになるようだ。(単位:万人、四捨五入)国名感染者数死者数アメリカ522882イギリス118915フランス89112ドイツ70111イタリア56414日本1732(1.8)こう見ると、アメリカやイギリスなど大国の数字が目を引く。アメリカは、82万人の死者を出して、...コロナの年末

  • クリスマスのお飾り

    気が付くと、玄関周りや音楽室の各所に、クリスマスの飾り付けが施されていた。娘の営むピアノ教室に、毎日のように子供たちが通ってくる。その子供たちを迎える娘の配慮だ。娘は、音楽の知識やピアノのテクニックよりも、音楽を通じて子供の情操を深めたい、と常々言っている。そういえば、音楽室から漏れてくる音は、ピアノに音より、歓声に包まれたドタバタ音や高い笑い声が多い。正月のお飾り、雛祭りや端午の節句、クリスマスの夢の饗宴、など四季を彩る行事の変化は、子供たちの成長に欠くことのできないものであろう。今年最後のレッスンが終わると、子供たちにお菓子が渡される。その小さい菓子袋を手に子供たちは、「先生ありがとう。来年もよろしくおねがいしますす」と、きちんと頭を下げて帰路につく。次世代につなぐ教育に、手を抜いてはいけないのだ、とつくづ...クリスマスのお飾り

  • 広島の呉から牡蛎(カキ)が到着!

    呉の下田さんから恒例の広島カキが届いた。早速、その匂いを嗅ぎつけてはせ参じた大澤恒夫さん(バスバリトン歌手)を加え食べた。殻付きカキ、カキのソテー、カキフライ、と次々に並ぶ。大変なのは殻付きカキのフタをこじ開ける作業だ。これは力持ちの大澤さんの仕事。彼の、ステーキナイフの先端を折る大奮闘の結果、8個のカキがようやく開く。「乾杯!来年もよろしく…」、美味い!塩味、カボスの効いた濃厚な味が口中に広がる。酒は、秋田県にかほ市の“『飛良泉』、5百数十年の歴史を誇る蔵の山廃純米酒は、昔からの日本酒の味をしっかり守り、広島の伝統料理とピッたり合った。下田さん、有難う。これで今年もカキを食べた。さて、あと何が残っているんだ?酒は秋田の『飛良泉』山廃純米大澤さんの奮闘をみんなで見守る広島の呉から牡蛎(カキ)が到着!

  • コロナに明け、コロナに暮れる

    早くも12月に入った。今年も、コロナに明けコロナに暮れようとしている。デルタ株をようやく乗り越えたかに見えたが、新たなオミクロン株が登場、これまでに比べればはるかに容易であろうとは思われるが、未だ新たな戦いは続く。感染症との戦いは、ウィルスがたえず変異しながら攻撃してくるのに対し、ワクチンなどの助けも借りて抗体を形成し、やがて集団免疫を獲得して終わるのであろう。とすれば、来年一年ぐらいは、まだこの戦いは続くのであろう。もちろん、ワクチンが行きわたり治療薬もできれば、発症や重症化は格段に収まり、インフルエンザなど普通の風邪の一種のようになっていくのであろう。むしろ死者については、昨年はインフルエンザの死者がほぼゼロで、コロナの死者がそれを埋めた形になったが、今年もインフルエンザの流行がもし抑えられれば、コロナの死...コロナに明け、コロナに暮れる

  • 淳の七回忌(大分の旅)⑤ … 若き「いとこ軍団」の台頭

    老いは、未来を思うより過去を辿る。今度の旅でも昔のことばかり思い出していた。法要の後の二次会で、隆介君が提供してくれた名古屋の名酒『醸し人九平次』を飲むと、その美味しさのあまり、2009年萬乗醸造の蔵を訪ね、九平次氏が山田錦を力説したことを思い出す。九重の飯田高原で芹洋子の「坊がつる賛歌」の歌碑を見ると、2015年東京めじろ会(大分県人による酒に会)に参加してくれた彼女の熱唱と、記念写真に収まってくれたことを思い出す。九平次さんと芹洋子さんとしかし今回得た最大のものは、そのような懐古趣味ではなかった。それは若者たちの台頭、わが兄弟の子供たち、つまり若きいとこ軍団の息吹であった。前述した二次会で、隆介は、中学教師としての活動と最近の研究成果を示す三つの論文を見せてくれた。それは『コロナ禍における中学校部活動の実態...淳の七回忌(大分の旅)⑤…若き「いとこ軍団」の台頭

  • 淳の七回忌(大分の旅) … 城下かれいハプニング

    この旅の目的の一つに、日出の名産「城下かれい」を食べることがあった。このかれいは学名を「眞子がれい」と言い体長40~50センチ、海浜の浅瀬に住んで海底から湧く真水を好んで生殖する。日出も、別府湾にせり出す暘谷城の城壁の下に湧く真水に稚魚を放流し養殖している。昔は、庶民は食べることのできなかった高級魚と言われている。私は大分県の食の名産は、臼杵のフグ(肝付き)、日出の城下かれい、佐賀の関の関アジ、関サバと思っているが、弟も義妹も食べたことがないというので計画したのだ。お店は日出の老舗割烹『幸喜屋』、刺身はもちろん最後の寿司まで城下かれいずくしの10品フルコース(お代は8000円)、酒は杵築の名酒「智慧美人(ちえびじん)」純米吟醸と純米酒、地元料理に地元酒と文句ない。宴は進み、かれいの形をしたお皿に刺身が盛られてく...淳の七回忌(大分の旅)…城下かれいハプニング

  • 淳の七回忌(大分の旅)③ … 杵築と日出

    杵築と日出は別府湾の北側に面する城下町で、特に杵築はその風情を多く残した町である。町のメインストリートの両側が小高い丘になっており、幾筋もの階段が設けられている。それを上ると昔の大名屋敷街で、白壁に囲まれた大屋敷が並んでいる。私たちは時間の制約もあって、もっとも有名な「酢屋の坂」を下り、反対側の「勘定場の坂」を上り、屋敷の一角にある展望台から杵築城を遠望した。このコースは10年前に妻と歩いたが、この大好きな風情にほとんど変わりはなかった。当時の写真も掲げておく。酢屋野坂(?勘定場野坂)日出は杵築に比べて開発が進み、城下町の面影は少ないが、しかし、滝廉太郎を生み、名物「城下かれい」を産し、近くは第二次世界大戦の「人間魚雷(回転)の訓練基地」の跡を残す。滝廉太郎については、その生誕の地を竹田市と日出市で競い合ってい...淳の七回忌(大分の旅)③…杵築と日出

  • 淳の七回忌(大分の旅)② … 飯田(はんだ)高原から湯布院へ

    山小屋を出て、九州横断道“やまなみハイウェイ”の長者原(ちょうじゃばる)ビジネスセンターでトイレ休憩。久しぶりに久住連山をじっくり眺める。私は子供の頃から久住山には数多く登ったが、多くは南側からであった。大分から豊肥線で竹田に出て、バスで種畜場へ、そこで牛乳をたっぷり飲んで山行に入る。沢水(そうみ)から山に分け入り峠を越えると“坊がつる”、その一角の法華院温泉で一泊して、翌日から久住や大船に登るのが常であった。復路は北側の飯田高原に下りて久大線の中村から帰ることもあったが、九重連峰の北側になじんだのは淳の山小屋が出来てからだ。「再びこの地を訪れることがあろうか?」という思いも込めて、眼前に聳える三俣や久住の連山を眺めた。駐車場の一角に設置されていた「芹洋子の坊がつる賛歌」の歌碑の前で、懐かしい歌を斉唱して湯布院...淳の七回忌(大分の旅)②…飯田(はんだ)高原から湯布院へ

  • あっ晴れ大谷、MVP獲得!

    大谷翔平選手がメジャー・アローグのMVPに輝いた。しかも満票を獲得して他の選手を寄せつけなかった。「九州の旅」を書き始めたところであるが、このニュースだけは記録にとどめておかねばなるまい。今さら記録について書くこともない。本塁打46本(3位)と投げて9勝、二刀流の活躍で、100年前のベーブ・ルースの記録(本塁打と勝利投手数で二ケタを記録)に、あと一歩に迫ったというのが評価の中心。しかし彼の記録はそれだけではない。100打点や三桁奪三振など素晴らしく、加えて26盗塁やその走力を生かした8三塁打など目を見張るものがある。加えて評価されるのが実技以外の試合態度だ。四球で一塁に歩く間、そこにおちているゴミを拾いポケットに収める、相手の打者のバットが折れて飛んでくると、それを拾い打者に歩み寄り手渡しする…それらが、笑顔や...あっ晴れ大谷、MVP獲得!

  • 淳の七回忌(大分の旅)① … 淳のブナ

    三弟淳の七回忌の法要で臼杵に帰った。何度も書いてきたが、淳は男ばかり五人兄弟の三番目、明るくにぎやかに座を取り持つ男で、いつも話題を欠くことはなかった。とはいえ、七回忌ともなれば「去る者は日々に疎く」、思い出を語るには、日時を手繰ることが多くなった。ところが、翌日、淳の残した「九重の山小屋」を訪ねると、そこには淳の痕跡が鮮明に残されていた。彼は教員をやめるとその退職金で、九住山の北面、飯田高原の一角に、約三千坪を購入して山小屋を建てた。それだけではなく小屋の周囲に、秋田県の白神山地や駒ヶ岳中腹のブナの苗木を移植し、ブナ林を造成する計画を立てた。秋田のブナが九州で育つはずはない、という周囲に声にひるむことなく、死ぬまでそのブナ林の育成に努めた。私もこれまで、淳に連れられて何度もその地を訪れたが、確かにブナも育って...淳の七回忌(大分の旅)①…淳のブナ

  • 現状政治(自公政権)を支えた若者層の保守主義

    総選挙が終わって一週間が経ち、様々な論評や政治番組が行われている。それらを総合すると、当初予想できなかった自民党の絶対安定多数獲得の背景には、未成熟な野党共闘の力不足もさることながら、若者層の保守主義(場合によっては右傾化も含む)があったようだ。それによると…。バブル崩壊後30数年、デフレ経済の続いた日本は経済成長ナシ、実質賃金は下降を続けあらゆる面で国力は低下、その時代を生きた若者層に良いことは何もなかった。今後簡単に良くなるとはとても思えない。それなら、変に変えるより、せめて現状を維持してほしい。これが若者層の意識だというのだ。選挙の出口調査の結果では、20代、30代の40%強が自民党に投票している。「現状維持を前提にした是々非々政治」を主張する維新の会に投票した者も多く、層によっては立憲民主党をしのいでい...現状政治(自公政権)を支えた若者層の保守主義

  • 日本国民の選んだ道は? … 総選挙の結果について

    総選挙の結果、日本人はどんな道を選んだのか?何を自公政権に託したのであろうか?私は、不覚にも、立憲民主党が議席を減らすことなど想像もしていなかった。初めて本格的に組まれた野党共闘は、一挙に政権交代までは無理としても、一定の抑制を自公政権に与えるものと信じていた。結果は、自公政権が実質的に勝利し、野党共闘の大敗北に終わった。当初30~50議席の減少が予想されていた自民党は15議席の減少にとどまり、議会安定過半数(各委員会の委員長を独占したうえで過半数)の261議席を得た。反面、政権交代を叫んだ立憲民主党は14議席を減らし、枝野委員長は辞任に追い込まれた。共産党も少ない12議席をなお2議席減らし、第6党に陥落した。野党共闘の再建には、時間要することになるであろう。加えて気になることは、維新の会の議席増大(30議席増...日本国民の選んだ道は?…総選挙の結果について

  • 眞子さんの皇室離脱 に思う

    秋篠宮家の長女眞子様が、皇室を離脱し、庶民として小室圭さんと結婚し「眞子さん」となった。多くのマスコミが、様々な憶測も交えて報道に明け暮れているが、私は、皇室という想像を絶するしがらみの中で、一人の女性が、決然として自らの愛に生きた事実だけを素晴らしく思う。皇室を離れる…、その玄関口道写真は多く報じられたが、私は、ご両親の爽やかさもさることながら、妹さんの衝動的ともいえるハグに心を動かされた。彼女にもまた、いつの日か姉を追う気が溢れていたのではないか?私は民主主義を信奉するものとして、それを体現する国家体制は共和制国家と信じている。その実現の日はまだ遠く、歴史的経緯もあって日本の天皇制はまだ何百年も続くかもしれないが、今日の“眞子さんの出来事”は、その“終わりの始まり”かもしれない。眞子さんの皇室離脱に思う

  • 楽しく、美味しかった“屋上バーベキュー”

    息子(次男)が、永福町に自宅を新築したことは既に触れた(9月25日付)。家を新築する時、人は様々な夢を抱くものだ。息子のその夢の一つに、「屋上を広く設け、バーベキューをやる」ことがあったようだ。それも、単に家族だけの焼肉パーティ的なものだけでなく、季節や招待客に応じた、おでんの会や芋煮会など多岐にわたっているようだ。早速そのバーベキューに呼ばれたので女房と娘と訪ねると、広い屋上には照明はもちろん水道も引かれて炊事場も設けられ、中央のテーブルは、コップ受けの着いた専用の椅子で囲まれ、頭上には直射日光を避けるテントまで張られている。調理器も電池式の専用機だ。取り囲む壁も、周囲から直接見えないように若干高く設(しつら)えられているから念が入っている。素材も、肉類はもちろん、豊富な山菜、魚介類の中で、生きのいいサンマが...楽しく、美味しかった“屋上バーベキュー”

  • 岸田内閣では政治は変わらない … 国会代表質問を聞いて

    第100代内閣総理大臣に就任した岸田文雄氏は、その前哨戦である自民党総裁選を通じ、新しい政治の方向として、新自由主義からの脱却、格差の是正と分厚い中間層の形成、果ては金融税制のゆがみ是正にまで発言していた。私は、小泉・竹中路線により持ち込まれ安倍政権で総仕上げされた新自由主義こそ、現在の日本の貧困の根源でありその脱却をこそ求めていたこと、岸田氏が自民党の中では最もリベラルと思われてきた宏池会に属し、久しぶりに宏池会から首相が生まれたこと、などを背景に、不用意にもこの岸田氏の発言を喜びその実現に期待を寄せた。ところがそれは全くの幻だった。岸田氏は昨日からの代表質問に答える中で、新自由主義を是正するどころか、「アベノミクスこそ民主党政権の失政かから日本を救い、不況を克服した」、「この成長と分配の好循環こそ必要」とア...岸田内閣では政治は変わらない…国会代表質問を聞いて

  • 動き始めたアフターコロナ

    10月も一週間が過ぎた。世の中、だいぶ騒がしくなってきた。先ずコロナ感染者数の激減。想像以上の感染者数減少に、コロナ菌弱体化説まで出始めた。まあ、消え去ることもないのであろうが、先述もしたごとく今後も幾つかの波はあるであろうが、私はコロナは一段落したと思っている。早速4日には、K先輩と吉祥寺で一献傾け、「外で飲む歓び」を喜び合った。「嬉しいねえ」、「美味しいねえ」と何度も語るK氏の笑顔が輝いて見えた自民党総裁選挙で、予想通り岸田氏が勝ち、第100代首相に選出された。予想通り、というのは変わり映えしないということで、これまでの自民党政治に大きな変化なないということだ。国民はよく分かっていて、各社世論調査でも新内閣の支持率は40%台と高くない。新しい日本は遠い。明るいニュースでは、真鍋氏のノーベル物理学賞の受賞だ。...動き始めたアフターコロナ

  • 早くも第4クォーターに入る

    今年も、アッという間に最終四半期に入る。折しも、新型コロナ緊急事態宣言の全国的解除が発せられ、世の中は相当に忙しくなるのではないか?久しぶりの交友を求めた飲み会(引き続く忘年会)に年末商戦が重なり、加えて総選挙という政治戦も加わって、例年以上に短く過ぎ去るのではないか?新型コロナ問題は、一応落着したと私は見る。もちろん、第6波や7波は来るが、これまでの様なものではなく、賢い日本国民は「ウィズコロナ」をうまく生きていくのではないか?ワクチン、治療薬の開発も合わせて、マスク生活などをうまく組み合わせていくであろう。自民党総裁選は、結局のところ平凡なところに落着した。岸田が勝ったが、安倍や麻生や二階などの院生政治が続くであろう。加えて自民党は、この総裁選を通じて安倍・菅政権が失った支持率を取り戻した。これが自民党のし...早くも第4クォーターに入る

  • 久しぶりの孫遥人 … ピアノ発表会

    久しぶりに孫の遥人に会えた。昨年11月の七五三以来である。昨年に引き続き、遥人としては第二回目のピアノ発表会が、家族ごとの入れ替え制という厳重なコロナ対策の下に開かれた。昨年同様、お母さんとの連弾一曲、ソロ一曲を立派に演じて成長の跡を見せた。体も逞しくなったが演ずる音も正確で力強さを感じた。しかも、私と女房に対しては、「…きてくれてありがとう…」とお礼状まで用意していた。来年はいよいよ小学一年生、ますますたくましさを増してきた。たぃましさと言えば、既に読売ジャイアンツの営む野球教室に通っており、小学校入学前の児童にしては、投力、走力共に優れており、少年野球チームのコーチ陣から目を付けられているという。新築したばかりの家のリビングでビュンビュン振り回すバットの鋭さに驚いた。「将来何になりたいか?」という問いには、...久しぶりの孫遥人…ピアノ発表会

  • 広島カープ快勝、中秋の名月冴える

    このところ投打がかみ合わず、カープの負けが込んでいた。頼みの打線も、鈴木誠也はまだしも、やっと規定打席が足りて首位打者に躍り出た坂倉は、数試合無安打で一挙に陥落、5~7位をさまよっている。そのカープが、久しぶりに鬱憤を晴らしてくれた。昨夜行われた広島、巨人19回戦で、床田投手が9奪三振、6安打に抑え完投、完封勝利を挙げたのだ。打っては6回、ランナー二人をおいて鈴木、坂倉が連続安打、2点を挙げてそのまま押し切った。何といっても床田の初完封、鈴木誠也の安定感、坂倉の復調と、気にしていたことがすべて花咲いて、最終版、いや来年に向けて胸の膨らむ思いがした。窓を開けると中秋の名月が輝いていた。むら雲の中に大きく冴えて、カープの快勝を称えているかに見えた。窓を開けると、電線の彼方のむら雲の中に中秋の名月が…望遠をかけるほど...広島カープ快勝、中秋の名月冴える

  • 変革の兆しも見えない自民党総裁選挙

    自民党総裁選挙の告示を迎え、何だか騒がしくなってきた。岸田、河野、高市、野田の各氏が立候補し、男女取り合わせて賑やかにじゃなったが、結局のところ大きな変化はないのではないか?戦後の日本政治を担当してきたのは自民党で、その前半を主導してきたのはリベラル派の宏池会であっただろう。自由と民主主義を日本に根付かせ、高度経済成長をを通じて分厚い中間層を育てて日本は安定するかに見えた。しかし、世界的潮流にも乗って新自由主義を掲げた小泉・竹中路線は、競争主義と自己責任論を中心に経済格差を広げ、一部の富裕層と多くの貧困層を生み出した。中間層は崩れこの二層に分けられた。結果、教育・技術水準も落ちて、日本の世界における地位は低下した。この総仕上げともいえる安倍内閣、それを引き継いだ菅内閣の政治を大きく転換することこそが今求められて...変革の兆しも見えない自民党総裁選挙

  • 広島カープ快勝 … 鈴木誠也2ホーマー、坂倉将吾首位打者に躍り出る!

    久しぶりに肩に力が入った。固唾をのんで試合の行方を見守った。広島、中日の18回戦であるが、最下位争いを演じている両チームの勝ち負けの行方ではない。3位のヤクルトとは10ゲームの差があり、今更Aクラスの可能性もなく、関心は専ら個人の記録に向いている。もちろん、カープが勝つに越したことはないが…。私の関心は、一つは鈴木誠也の「打率3割、30ホーマー」の達成であり、もう一つは、坂倉将吾の「規定打席到達と首位打者躍進」にあった。坂倉はこの試合の前で規定打席に4打席不足であり、この試合で順調にいけば4回の打席は回ってくる。もし4打席無安打でも、現在首位のオースティン(横浜)が、4打数1安打以内ならば首位に躍り出ることになる。カープ戦はテレビ放送がないので、じれったいパソコン映像でその成り行きを追い続けた。結果は…。坂倉は...広島カープ快勝…鈴木誠也2ホーマー、坂倉将吾首位打者に躍り出る!

  • 秋の味覚 … 娘の伊豆みやげに舌鼓

    前回の投稿で晩酌のつまみ(肴)に触れ、「俺は同じものばかり食っているのではないか?」と書いたが、この度、「全く別のものを食っている!」という充足感を感じることになった。娘が伊豆の一泊旅行に出かけ、土産に「しず(エボ鯛の仲間)のひらき」、「生椎茸」、「イカの生干し」を買ってきた。焼きたてのこの三種は程よい塩味が施されてあり、調味料はふるさと臼杵から着いたばかりのカボスだけ。たっぷり搾りかけたカボスの風味と調和して秋の味覚を満喫した。肉厚な「しず」の豊かな味、椎茸の野趣、大好きなイカの新鮮な味……、これぞ山海の珍味、と個性豊かな三つの味を味わった。酒も、今週は『奥の松』を飲んでいたが秋田の『まんさくの花』純米酒に代えた。これは秋田産美山錦を60%磨いて和かに仕上げた純米酒で、ひかえめだが豊かなコメの甘味で食の味を引...秋の味覚…娘の伊豆みやげに舌鼓

  • 晩酌のつまみ … 同じものばかり食っているのではないか?

    酒の肴となると、刺身をはじめとする魚介類から季節の野菜、山菜類からはては鍋物に至るまで多岐にわたるが、通常は手短にある好物で済ます。昨夜も、『奥の松特別純米酒』を傾けながら、前に並べた三つの皿を次々とつついていた。見ると右から、チーズ、冷奴(豆腐)、納豆と並んでいる。いずれも私の好物だ。冷蔵庫を開けるとこのいずれかは入っているので、酒の肴に困ることはなく、しかも酒(日本酒)とのマッチングは最高だ。しばらく飲んでいてハッと気が付いた。「これらはみな同じものではないか?豆腐とチーズは、片や植物性(大豆)、片や動物性(牛乳)の違いでたんぱく質のかたまりと聞いている。納豆に至っては発酵食品とはいえ豆腐の原料たる大豆の原型だ。みな同じものではないか?発酵食品と言えば飲んでる酒はコメの発酵物だ。晩酌を終えてお義理に少量の米...晩酌のつまみ…同じものばかり食っているのではないか?

  • 猛暑の中を飛び交う明暗様々なニュース

    コロナの感染は拡大を続け、それにつれて緊急事態宣言の地域も拡っている。当然重症者数も増加、各地で医療崩壊が叫ばれている。入院できないコロナ患者妊婦が、やむなく自宅で出産し生まれた子供の命を失った悲しいニュースが流れた。その中で、感染拡大の主因と言われる人流、三密を生み出すオリンピックが続けられ、昨夜パラリンピックが開幕した。アスリートたちのこれに向けた努力と思いを告げられると、何とか開いてやりたいと思うが、もっと祝福される形の開催はなかったものかと思うと悲しい。海を越えてアフガニスタンでは、再びタリバンが蘇り、無法、人権無視、テロの脅威が叫ばれている。アフガニスタン情勢は振出しに戻ったのか。20年間に及ぶアメリカの戦争は何を意味したのか?アメリカは莫大な金と人力をつぎ込んだのであろうが、力で他国を抑圧する無策を...猛暑の中を飛び交う明暗様々なニュース

  • さびしい夏 … ③無観客

    誰にも会えない、何も開かれないさびしさを書いてきたが、人の世が続く限り全ての営みが閉じられているわけではない。甲子園では高校野球が行われているし、プロ野球もサッカーも熱戦が繰り広げられている。ただ、全てが無観客や大幅な入場制限の下に行われているのが淋しいのだ。大相撲も当初の無観客からようやく一部の入場がゆるされてきたが、それでも飲食は禁止され応援も声援はだめで拍手だけとなっている。異常ではないか?私が最後に観戦したのは2014年の9月場所であったから既に7年前のなるが、マス席でチビチビやりながらの観戦は何とも言えなかった。力士の奮闘もさることながら、お目当ての力士に送る多彩な声援に包まれた会場全体の高揚こそが大相撲というものだと思った。無観客の寂しさを最も強く感じたのはオリンピックであった。全世界のアスリートは...さびしい夏…③無観客

  • さびしい夏 … ②開かれない諸行事

    前回、会いたい人に会えない淋しさを書いた。その原因の多くは、通常行われてきた習慣行事や例年行事がパッタリ行われなくなったことにによる。「人流」や「三密」を避けるコロナ対策によるものである。この傾向は何も夏に限らない。年中行事として行われてきたあらゆる祭りやイベント、諸会合や諸交流が全て消えようとしている。もちろん、コロナなんてやがては終わり、長期的に見ればこれらの伝統行事が失われることはないだろう。ところが、先の短い超高齢者(私は86歳4か月)にとってはかなり深刻な問題なのである。私が主宰する酒の会「純米酒を楽しむ会」は年2回の開催を計画してきたが昨年来開かれてない。先行きが見通せず準備の関係もあるので「当面無期延期」とした。参加者も高齢者が多く、ここに来ての無期延期は実質解散を意味する。多分、開かれることはな...さびしい夏…②開かれない諸行事

  • さびしい夏 … ①会えない

    子供の頃はもちろん、これまでを振り返って夏が一番行動的な季節であった。一番多く人と交わる時節であった。山の会や友人たちと連れ立って山や海に出かけ、久しぶりに会う友と夜を徹して語り合った。お盆という行事もあって遠く故郷に帰ることも夏が多かった。小中学校の友に会うのは、この機会ぐらいのものであった。家族旅行も夏休みを利用することがが多く、海浜の宿や山荘で子供たちとのきずなを深めた。暑気払いと称して様々な人とと会った。ビヤホールで気炎を上げ、行きつけの飲み屋で深夜まで語りつくした。夏…、それは最も開放的で、行動的な季節であった。今年はどうか!ほとんど誰一人にも会っていない。今年どころか、昨年以来「会えない」時が続いている。新型コロナウィルスのせいだ。5次におよぶ感染ピークに襲われて、対応する緊急事態宣言が繰り返されて...さびしい夏…①会えない

  • 日本の八月

    日本人にとって八月は特別の意味を持っている。945年8月15日、第二次世界大戦に敗北した日本はポツダム宣言を受託し、自由と民主主義を基調とした新しい日本を歩き始めた。それに先立つ8月6日広島に、8月9日長崎に原爆が投下され、日本は世界で初めての被爆国となった。70数年を経た現在、国連では核兵器金粗衣条約が可決され各国の批准が進められている。その禁止運動の先頭に立つべき被爆国日本は、アメリカの核の傘の中で条約に反対し続けている。日本人は八月を迎えて、「何を為すべきか」を真剣に考えるべきであろう。76年目の八月を迎えた日本は、コロナ禍とオリンピックにまみれている。オリンピック開催都市東京のコロナ感染者数は、8月5日ついに5000人を超えて、今月中にはピークを迎え1万に恩を越すであろうと専門家は予想する。次のパラリン...日本の八月

  • コロナ禍の下でのオリンピック…どうすればよかったのか?

    このような事態(コロナ)の中でオリンピックなど開催できるのか、と思い続けていた。その通り、開催が進むにつれて感染者が増加し、ついに全国の感染者は一日1万人を超えた。専門家の中には、オリンピックを終え緊急事態宣言の期限を迎える8月23日ごろまで感染増は続き、ピーク時には一日7万人に達するのではないかと見る人もいる。オリンピックをやりながら人流を抑えるなんてできるはずはないからだ。一方で、日々繰り広げられる素晴らしい競技に感動も続く。先ず入場式で、200を超える国と地域から集まる姿…特に2,3名の参加者の国でも胸を張って入場してしてくる姿に感動し、「やはりオリンピックは開かねばならない!」と思う。競技が始まると、日々世界最高水準の技が展開され、「これを磨いてきた努力とオリンピックに向けた集中力」を思うと、ますますオ...コロナ禍の下でのオリンピック…どうすればよかったのか?

  • 照ノ富士横綱昇進(追記)

    2日、照ノ富士の横綱昇進が正式に決定され、伝達式が行われた。伝達式での口上と、一問一答で答えた決意の一言だけを記しておく口上:謹んでお受けいたします。不動心を心掛け、横綱の品格、力量の向上に努めます一問一答で:みんなの見本になるような横綱でいたいと思っているとかく横綱にあるまじき相撲や振る舞いが多く見受けられる中、日本相撲界伝来の“横綱の品格“を内包した力士になってほしい。7月22日付毎日新聞より照ノ富士横綱昇進(追記)

  • 絶賛!照ノ富士横綱への道、疑問が残る白鵬の土俵態度

    私の大相撲名古屋場所の関心は、全て照ノ富士の横砂昇進への道であった。願わくは全勝優勝、つまり白鵬に勝って横綱へ昇り詰めることであった。千秋楽白鵬に敗れはしたが、堂々と戦った14勝1敗は素晴らしく、協会は横綱推挙のための理事会、横綱議会の開催を決定、昇進が事実上確定したこれほど素晴らしく喜ばしいことはない。それは、何度も書いてきたように(本年3月29日付「照ノ富士の大関復帰を称える」など)序二段まで落ちて4年をかけて大関に復帰し、さらに横綱への昇進を果たし彼の経歴による。大関を務めた力士が、怪我のせいだとは言え序二段まで陥落し、4年間という長い時間を耐え抜いてこのような偉業を成し遂げるとは、全て想像を絶し、称賛する言葉も見当たらない。それに反し、白鵬の土俵態度には疑問が残った。彼も6場所休場の末の「土俵生命をかけ...絶賛!照ノ富士横綱への道、疑問が残る白鵬の土俵態度

  • 暗い「コロナの夏」を吹き飛ばした明るい「大谷の夏」

    夏の思い出はいろいろあるが、野球ファンにとってはオールスター戦に尽きる。中でも国技に近いアメリカにあっては、国を挙げてのお祭り騒ぎだ。その興奮を、今年は一人の日本人選手がさらった。大谷翔平は、ア・リーグのホームラン打者(現在33本で首位)としてファン投票で指名打者に選ばれたが、併せて、選手・監督・コーチ選出の投手としても選ばれた。この異例な選出によってアメリカ大リーグは規約変更まで行って「一番ピッチャー大谷」という二刀流オーダーを認めた。プレイボールの宣告と同時に打席に立った大谷は、強烈な打球を一二塁間に放ったが、二塁手の好守にはばまれた。しかし、休む間もなく一回裏のマウンドに上り、並み居る強打者を三者凡退に打ち取った。2回の表1点を取ったア・リーグはリードを続け5対2で勝利したので、大谷は規定により勝利投手と...暗い「コロナの夏」を吹き飛ばした明るい「大谷の夏」

  • 緊急事態宣言の下でのオリンピック開催?!・・・

    東京はまたまた緊急事態宣言となった。ここ一年を振り変えると緊急事態の方がはるかに長いのではないか?もはや緊急事態が常態となりつつある。驚くのは、そのコロナ禍の中でオリンピックを開こうというのだ。しかも無観客というこれまた異常な状態でその矛盾を取り繕おうとしている!何故そうまでしてオリンピックを開催しなければならないのか?開催準備のために来日したIOCのバッハ会長は、無観客開催の報を受けて、その方向を快諾したという。彼らにとって無観客だろうが何であろうが開催してくれればいいのだ。その裏にある放映権料など莫大な収入の道さえ閉ざされなければ、開催国民の生命が危険にさらされようと、何十年ぶりの自国開催の祭典を観戦すり喜びが奪われようと、そんなことはどうでもいいのかもしれない。加えて彼らと思いを同じくする日本政府や東京都...緊急事態宣言の下でのオリンピック開催?!・・・

  • コロナ禍で迎える「歓迎されざるオリンピック」

    明日には7月を迎える。下旬にはオリンピックが開かれる月である。これほど不安に満ちた歓迎されざるオリンピックが、これまでにあっただろうか?東京のコロナ患者数は五たび増勢に転じ、指標は緊急事態に該当する第四ステージに迫ろうとしている。各種世論調査を見ても、この開催間際に至っても「中止または延期」を望む人が過半数を占めている。にもかかわらず、政府は断固開催の方針を曲げない。中止や延期を検討する気配も見せない。一体そのウラには何があるのだろうか?お金…、人気取り…、権威の維持…?そこには様々な思惑がうごめいているのだろうが、国民の命よりも大事なものがあるはずはない。明日から7月が始まる。この夏が、歴史を穢す悲惨な夏にならないことをひたすら願う。コロナ禍で迎える「歓迎されざるオリンピック」

  • コロナ禍と酒

    緊急事態宣言が解除された。とはいえ、蔓延防止措置に引き継がれるので、実態はあまり変わらない。というよりも、国民は緊急事態に慣れ過ぎて「通常事態」となっていたので、「解除」を実感することもなくなってきたのかもしれない。ただ、目の敵にされてきた酒だけには厳しく、これが解除された実感はますますない。早速昨日、二つの会食の予約をした。一つはK先輩と吉祥寺でビールを飲もう、というもので、もう一つは、女房と娘と三人で新宿小田急の某有名料理店(あえて名前は伏す)で夕食をしようというものだ。前者は昼間の13時から二人だけなので酒の提供に問題はないが、後者は、同居家族といえども三人であるので、「酒の提供は19時まで二人以下」という東京都の基準に反するのでダメだと言う。わが親娘は長年同じ屋根の下に住み、同じ食卓で三度の食事をし、女...コロナ禍と酒

  • コロナ・ワクチン接種(第2回目)終了

    昨13日午後2時、第2回目のワクチン接種を終了した。針を刺した跡に筋肉痛的な軽い痛みが残ったが、24時間(今日の午前中)でほぼ消えた。腕が上がらいなどの症状もなく、熱もほとんど出なかった。2,3時間ごとにがかってみたが、最高36.5度であった(平熱は36度前後なので微熱?)が発熱感などなかった。2回目はひどいというが、私の場合は変わらなかった。こうなると気になるのが、本当にワクチンが投与されたのか、という不安である。「86歳のこのヨボよぼ爺に貴重なワクチンなどもったいない。ソーダ水でも注入しておけ。いや、酒好きというから米のとぎ汁でもいれとけ」ということにでもなったのではないか?いや、真面目さでは世界に誇る日本の官僚組織と医師団により、整然と行われているワクチン接種において、そのようなことはあるまい。となると気...コロナ・ワクチン接種(第2回目)終了

  • コロナ禍の名kでの高質なオペラ公演 … ミャゴラトーリの演奏会形式公演

    コロナ感染症の蔓延状況に対する緊急事態宣言下という悪条件の中で、ミャゴラトーリの本年オペラ公演は、演奏会形式という制約された公演となった。しかし、二日間(6月4,6日)のオペラ『コシ・ファン・トゥッテ』は、中に挟んだスペシャルコンサート(5日)ともども成功裡に終わった。会場の杉並公会堂小ホールは、定員195席であるがコロナ対策入場制限で半数の95席に制限され、加えて強い自粛要請から観客動員は難しかった。状況によっては公演停止や無観客も覚悟しなければ情勢にあったが、「無観客になってもやろう。それが芸術家の使命だ」という演出家を含む主宰者側の方針で行われたものであった。結果は、5日のコンサートこそ半数弱の観客であったがオペラは両日ともほぼ満員であった。そして、参加者からは熱いエールが数多く寄せられた。「みなさん力量...コロナ禍の名kでの高質なオペラ公演…ミャゴラトーリの演奏会形式公演

  • 長い閉塞感を打ち破る月になるか? … 6月を迎えて

    早くも今年の前半を終える6月を迎えた。そしてこの6月は、最近には珍しくいろいろなことが重なっている。コロナの蔓延と緊急事態宣言で一切の計画、行動を奪われてきたが、その閉塞感を打ち破る月になるかもしれない。まず明日から、娘のオペラ公演が始まる。4日、6日と『コシ・ファン・トゥッテ』、5日は『スペシャルコンサート』と3日間の公演を杉並公会堂で開催する。コロナによる入場制限と観客の自粛で、赤字覚悟の公演となったが、演出家を含む主催者側は、「無観客となってもやり抜く」と連日猛げいこに励んできた。国や世間に対する問題提起も含んだ「芸術家の心意気」を感じている。13日は私の2回目のワクチン注射。明日死ぬかもしれない86歳の老人にワクチンの必要性があるのか疑問も抱いたが、未だ生きようとする姿勢だけは示して、その先にどんな生が...長い閉塞感を打ち破る月になるか?…6月を迎えて

  • 『獺祭』桜井社長の魂の叫び … コロナ禍政府政策に対する意見広告(5月24日日経新聞)を読んで

    人気清酒『獺祭』を造る旭酒造の桜井一宏社長が、5月24日付日経新聞6面に、全紙に及ぶ意見広告を掲載した。氏はまず、日本経済を、雇用をはじめ実態的に支えているのはグローバル化や大企業ではなく、全国津々浦々に張り巡らされたローカル経済圏であり、その代表的業種が飲食店であると指摘する。ところがこの飲食店業界は、コロナ感染拡大の主犯人とされ、国の画一的で合理性を欠く営業時間制限などを受けて疲弊しきり、多くは死の淵に追いやられていると現状を嘆く。同時に諸調査の結果を示して、飲食店は感染拡大の主犯人ではないこと、当の官僚が自ら制限した営業時間外の深夜に会食を行っているのは、その証左であると実態を暴く。加えて日本の食文化のすばらしさを語り、画一的な時間制限などゼロか100かの政策ではなく、感染も倒産も抑える実体に合った弾力的...『獺祭』桜井社長の魂の叫び…コロナ禍政府政策に対する意見広告(5月24日日経新聞)を読んで

  • コロナ対応三態 … 1回目のワクチン接種をうけて

    昨22日13時20分、セシオン杉並会場で第1回目のワクチン接種を受けた。接種個所に若干の違和感(痛み)を感じる程度で、お陰で副作用らしきものもない。ところで…、わが家族にあっては、コロナに対する対応がかなり違う。妻は、ワクチン接種などに目もくれない。そもそもこれをコロナウィルス感染症など呼ばない。単なる風邪と呼んでいる。テレビを見ながら私が、「コロナも困ったものだ」などと呟いていると、「温かくなれば風邪など収まるわよ」と平然としている。ワクチンについても「俺は予約するが一緒に予約しよう」と誘ったが、「毎日外に出かけるわけでもないし、めんどくさいからいいわ。こんな年寄り(80歳)より、毎日働いている若い人に回してよ」と、それなりのことは言っている。娘はもっと確信犯的である。この病気を新型コロナウィルス感染症と正確...コロナ対応三態…1回目のワクチン接種をうけて

  • 自粛でコロナ蔓延を乗り切れるか?

    コロナの蔓延状態が収まらない。緊急事態宣言が全国各地に広がりつつある。しかし、この「宣言」はあくまでも国による国民への要請であり、それに従うかどうかはすべて国民に委ねられている。つまり、国民の「自粛」という高い規範性に依存しているのだ。諸外国では、罰則を伴う法的措置により外出や人流を規制しているが、日本は政府の呼びかけに応える国民の自粛により蔓延の根(人流)を断とうとしている。しかし、グローバル化の下での若者の変化も含め、自粛は果たして可能か?自粛とは何か?孔子の教えによれば、「子曰わく、吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順(した)がう。七十にして心の欲する所に従って矩(のり)を踰(こ)えず」とある。心の欲する所に従って矩(のり)を踰(こ)えず、という境...自粛でコロナ蔓延を乗り切れるか?

  • ワクチン接種予約完了

    新型コロナウィルスの感染は収まる様子もなく、国は11日までの緊急事態宣言を今月末まで延長する気配だ。決め手となるのはワクチンらしく、早速今月から高齢者の接種を始めた。高齢者と言えば86歳になった自分は十分に資格があると思っていたところ、先月下旬に杉並区からクーポン券が送られてきた。4月1日から予約受付とあるので、娘に手伝ってもらいながら端末をたたくと、午前中は混雑していたが午後の再トライで22日の予約がとれた。(杉並は17日から接種開始)翌日区から次のメールが届いたので、22日に接種を受けるつもりだ。まあ、年寄りが感染して重症化し、周囲に迷惑を懸けてはいけないという思いからで、特に接種を急ぐつもりはなかったが…。接種券番号9702690770杉並区新型コロナウイルスワクチン接種予約が完了いたしました。接種当日は...ワクチン接種予約完了

  • 誕生日を祝ってくれた酒

    ずらりと並んだ酒は、私の誕生日を祝ってくれた酒である。既報のごとく、86歳の誕生日は4月23日ですでに過ぎたが、その前後、幾人かの人から誕生日を祝う酒を頂いた。ようやくその大半を飲み終えたので、それらの酒について記しておこう。まず左端の酒が『大納川』(秋田県横手市)の「天花」純米大吟醸無濾過原酒亀の尾。蔵人5人の小さい蔵であるが良い酒を造り続けている蔵であるが、この度、初めて秋田産「亀の尾」を使用、「原料処理(浸漬)に苦労したが、しっかり旨味を引き出せた」とラベルに書いているように、素晴らしい旨酒に仕上がっている。精米歩合50%も米の味を残して良い。次は同じく横手市『浅舞酒造』の「天黒樽熟成」。これは、秋田県産「星あかり」を100%使用した純米酒(精米歩合60%)であるが、麹に「焼酎用黒麹」を使用し3年熟成した...誕生日を祝ってくれた酒

  • 三つの国政選選挙での「国民と野党共闘」の勝利を喜び、今後の共闘前進を望む

    コロナに対する緊急事態宣言で大騒ぎをしていたところ、政治の世界では大変なことが起こっていた。半年以内に総選挙を控え、その消長を占う前哨戦と言われる三つの国政選挙(衆院北海道2区、参院長野と広島の補欠選挙)で、国民と野党の統一候補が勝利し、自民党が全敗したのである。予てから、失政の続く安倍、菅政権への支持が下がらず、50%近い高支持率が続いていることを不思議に思っていたが、ここに来て、ようやく国民も正常な判断を下したのではないかとホッとしている。勝利の要因は、すべて野党の共闘にある。50%近い支持率の政権党に勝つには、野党がバラバラに戦っても勝てるはずなく、統一以外にない。私は「国民と野党の共闘」という点に意味を求めており、野党の共闘は「国民の願いに沿うもの」ということを各野党は肝に銘じてほしい。各野党よ。来るべ...三つの国政選選挙での「国民と野党共闘」の勝利を喜び、今後の共闘前進を望む

  • 野球の神は何を演出しようとしたのか?…広島ー巨人戦を観て

    プロ野球も第2シリーズ中盤に入り、昨日は一勝一敗の後の第3戦、広島ー巨人第6戦が行われた。前半3点を先行した広島は、すぐに2点を追いつかれたが、5回の表、ようやく打線のつながりを見せ始めた好調さを発揮して、一挙6点を挙げて8対2と突き放した。広島の勝利を確信したのは私だけでなく、評論家の皆さんも「ゴールデンルーキー、抑えの三羽烏を有する広島の有利」を語っていた。ところが8回裏、この三羽烏の中の二人、森浦と大道が精彩なく打ち込まれ、慌てて代えた塹江も打たれ、瞬く間に6点を取られ追いつかれたこの時点で私は広島の負けを確信した。9回の攻防は、広島は8番からの下位打線で、巨人は2番からクリーアップにつながる打順だ。しかも流れは完全に巨人に向かっていたからだ。ところが9回表、代打の中村(奨)が2塁打で出ると、これまた代打...野球の神は何を演出しようとしたのか?…広島ー巨人戦を観て

  • コロナ禍で迎えた86歳の誕生日

    昨年に引き続きコロナ禍の下で誕生部を迎えた。ただ、昨年の同時期の投稿では、コロナについて触れていない。未だコロナの弊害をあまり強く感じていなかったのかもしれない。一年経った今、コロナはより一層勢いを増し、それに立ち向かう政府は三度目の緊急事態宣言を発して、われわれの日々の行動を抑え込もうとしている。その前夜に誕生日を迎えた私は、いよいよ残り少なくなった余生を前に、何を為すべきかを問うことになった。誕生日というものは、これまでどう生きて来たかということよりも、「これからどう生きようか」ということを思うものだ。今思う「短いこれから」に何をしたいか?これまで交流を重ねてきた人たちともう一度会いたい。臼杵を中心にした中学、高校、大学の仲間たち…30年勤めた三井銀行の先輩や仲間たち…中でも、青春を賭して戦った組合活動の仲...コロナ禍で迎えた86歳の誕生日

  • 緊急事態に近づくコロナ情勢(第4波)

    大阪を中心に、コロナの感染状態が容易ならざる情勢になってきた。「蔓延防止特別措置法」の適用地域が、10都道府県ぐらいになってきた。中でも大阪などは緊急事態宣言にならざるを得ない状況だ。18日現在の日本の感染者数は53万4,996人、死者数は9,649人、致死率は1.8%となっている。世界の、死者数の多い上位18か国の総数は、感染者139,939千人、死者2,999千人、ざっといえば1億4千万人の感染で死者3百万人、致死率2.1%、、最も多い国はアメリカで、感染者31,575千人、死者566千人、致死率1.8%。致死率は日本もあまり変わらないが絶対数ではケタが違う。しかし、ワクチンの普及で鎮静化の様相を見せ始めた欧米先進国の情勢に比べて、ワクチン対策の遅れた日本では、一挙に蔓延状態が広がりそうな様相を見せている点...緊急事態に近づくコロナ情勢(第4波)

  • 松山英樹選手マスターズを制す

    松山秀樹選手がマスターズに勝った。2位に一打差の10アンダー。日本人が最初に招待されて以来85年目、松山本人にとっても10年目の挑戦で、日本人はおろかアジア人としても初めての快挙であった。つい安易に快挙と書いたが、よく考えれば、快挙とか素晴らしいとかいう生易しいことではなく、とんでもない、異次元現象に近い出来事ではなかったのか?私がゴルフをやっていたのは、既に30~50年前であるが、当時、日本人が米国ツアーで勝つことなど考えられず、中でもメジャーで勝など夢の世界であった。そのメジャーの中でもマスターズというのは特別の世界で、創始者ボビー・ジョーンズの名声、開催場所オーガスタ・ナショナルの緑濃き広大な風景などとともに、選ばれた特別の人が戦う特別なトーナメントと思われていた。もちろん、創始者の思想も生かされてアマチ...松山英樹選手マスターズを制す

  • 母の十三回忌、愛猫パンダの初七日

    4月4日は母の十三回忌であった。本来なら臼杵に帰り、相集まった兄弟や孫たちを始め、久しぶりに会う親戚の方々と過ぎし日を懐かしむはずであった。ところがコロナのせいで自粛し、臼杵の家を守る義妹と姪親子と、母の実家の従妹(通称節ッチャン)の3人だけで、ささやかの法事を執り行ってくれたという。生前から賑やかな集まりが好きであった母にとって、寂しい法事であったろう。13回忌と言えば、私の存命からしても最後の法事となるであろうし、長男として申し訳ない思いもあったが、このご時世ではいかんともしがたかった。「去る者は日日に疎し」というが、13年は相応に遠い。それに反し、同じく4日は愛猫パンダの初七日でもあった。こちらは、ちょうど当日わが家で行われたミャゴラトーリの練習会に集まったオペラ歌手たちが、次々と庭先のパンダの墓を訪ね、...母の十三回忌、愛猫パンダの初七日

  • 愛猫パンダの死

    13年間飼ってきた猫が死んだ。パンダ丸(愛称パンダ)という猫で、我が家に来る多くの人に可愛がられてきた猫であった。わが家で飼う前の数年間は波乱に富んでいたようで、交通事故のあって道路わきに投げ出されていたところを、近くの動物病院の院長に救助されたことに始まる。しかし猫エイズ菌を保有していたことから外への接触を絶たれ、籠の中で飼育された。数年たってついに処分のやむなきに至った病院の事情を知った娘が、その不憫に耐え切れず我が家に引き取ったのである。もちろん、我が家に来ても外出は許されず、室内飼育に徹しなければならなかった。そしてそれが、この猫を長命に導いたともいえる。その管理の目を盗んで家を飛び出す「19日間の逃亡事件」(2018年10月1日付「パンダの帰還」ご参照)などあったが、それはさておき。動物病院の期間5~...愛猫パンダの死

  • 照ノ富士の大関復帰を湛える

    照ノ富士が大相撲春場所で優勝し、大関復帰を確実にした。優勝もさることながら、大関復帰を為すとすれば、これは、いくら称えても称えきれるもので3はない。照ノ富士は、17年九州場所両膝の怪我を主因に大関から関脇に陥落した。五場所連続の休場で序二段まで陥落した。「引退を決意した」というが親方はじめ周囲の励ましに支えられ、不屈の奮闘を続ける。19年春場所の序二段優勝を皮切りに反撃に転じ、3年6か月、21場所ぶりに大関の地位に帰り咲くことを確実にしたのである。書き添えるようなことは何もない。ただ、それに反する横綱の不様について書いておく。彼らは5場所や6場所休んでも序二段まで落ちることはない。その地位に甘えて横綱の役目をはたしていないのではないか?遅きに失した鶴竜がようやく引退を表明したが、白鵬にその気配はない。白鵬という...照ノ富士の大関復帰を湛える

  • 電化製品5品を更新、併せて『なだまん』の美食で胃袋も更新

    決して、コロナ禍閉塞感に対するうっぷん晴らしのつもりはなかったが、電化製品5品目を一気に買い替えた。冷蔵庫、掃除機、炊飯器、電子レンジ、トースターの5品である。冷蔵庫は生活スタイルの変化(老齢化、外来客減など)に従い小型化し空間を取った。電子レンジは、餅焼きなどに便利なトースターを買い足してシンプル化した。炊飯器はついでに更新、掃除機は待望のコードレスを購入。この掃除機が軽量化と相まって驚異的人気を博し、娘は「今までの掃除機って何だったのだろう?」と言いながら、朝から掃除をしまくっている。5品〆て141千円、コロナ巣ごもり生活で浮いた交際費、文化費、旅行費などがこちらに回った感じだ。うっぷん晴らしにしては家族の満足度は高い。併せて、そこに住む人間も更新する必要があろうと、新宿は小田急ビルの14階にある『なだ万賓...電化製品5品を更新、併せて『なだまん』の美食で胃袋も更新

  • 年々早まる桜の開花、遅々として進まぬ福島原発の廃炉…

    九州や中四国では、すでに桜が開花している。高知などでは10日に開花したところがあるらしく、広島の11日、福岡の12日など、随分早くなったのではないか?何度も書いたが、私は大分県の臼杵で育ったが、4月8日の入学式頃が桜の満開で、臼杵城址で行われる桜まつりは4月の10日と決まっていた。温暖化のせいか何か知らないが、人類の犯した環境破壊と無縁ではあるまい。それに反し、福島の原発廃炉処理は全く進んでいない。事故発生10年目を迎えて、ある先生が次のようなことを言っていた。「そこに溜まったデビルを取り除くには、それを処理する高能力のロボットを必要とするが、開発のめどはたっていない。それができたとしても、周辺の膨大な汚染土壌を含め引き取る場所はないだろう。引き取り手が現れてもそこへの輸送手段を含めて解決のめどはない。国は、こ...年々早まる桜の開花、遅々として進まぬ福島原発の廃炉…

  • いつまで続く、緊急事態…

    コロナ退治のための緊急事態宣言が、首都圏一都三県で2週間再延長されることになった。2週間という期間の確たる理由は分からない。延長の最大理由とされた医療逼迫についても、ベッド使用率30数%が逼迫の状況かどうかも分からない。ただ、世論調査の結果でも多くの国民が「延長はやむを得ないのではないか」と思っていることも確かだ。首都圏の感染者数が下げ止まり、むしろ増加に転じる傾向を見せているからだ。私も何となくそう思ってきた。どうせ感染者がゼロになることなどなく、次の増加の波が必ず来ることは避けられないと思うが、できることならその波を低くし、できるだけなだらかにしたいものだとみんな思っているのだろう。そのための自粛なら仕方がない、という日本人特有の協調精神も作用しているのだろう。悔しいのは、この延長で18日に予定していた浜名...いつまで続く、緊急事態…

  • 暗い世相の中でも、春は確実に深まる

    コロナ禍の続く中で、政財界の不祥事(菅首相長男の官僚との会食事件などなど)は絶えることなく、世相は暗い。反面スポーツ界には明るいニュースが続いている。大坂選手の全豪オープン制覇、白血病を克服した池江選手の復活、琵琶湖マラソンでの鈴木選手の日本新記録(2時間4分台)…。コロナなどに負けない若者の逞しさを感じる。年寄りも負けておれない。先週土曜日(2月27日)、K先輩親娘と神楽坂に繰り出し美味しい料理とお酒を味わった。何度も書くがK先輩は92歳、わたしは4月で86歳、娘さんの齢は伏すが、92歳のお父さんの娘ということでご想像にお任せする。もちろんコロナに注意しながらの会食であるが、大いに飲み、大いに語った。家族もそろそろ動き出そうと、今月18日には浜松に出かけ鰻を食べ、浜名湖の温泉につかろうと宿を予約した。いろいろ...暗い世相の中でも、春は確実に深まる

  • 麒麟は来ないがコロナが来た…さて、ワクチンはどうする?

    前回「麒麟はいつ来る?」と題して世を嘆いたが、麒麟の代わりにコロナがやってきてほとほと参っている。日本はまあまあ死者も少なくて済んでいるが、世界的にはかなりの惨状を呈している。この救いの神は、麒麟ではなくワクチンということになっているが、日本でもようやくその接種が始まった。先ずは医療従事者に始まり、その次は65歳以上の老人からということらしい。4月で86歳となる私は、十分に資格があるのだろう。ただ不安も大きい。このワクチンは、インフルエンザ・ワクチンなどような「菌を弱めたものを注入して抗体を育てるもの」ではなく、「コロナの遺伝子を注入して抗体を作るもの」で、遺伝子組み換えによる問題などを勘案すると、何が起こるかわからないのではないか?、などと心配する向きもある。早期作成された点にも不安があり、なんだか怖い、とい...麒麟は来ないがコロナが来た…さて、ワクチンはどうする?

  • 麒麟はいつ来る…?

    大河ドラマ『麒麟が来る』が終わった。今、最終回の再放送も見終わって、それなりの感慨に襲われている。歴史上の人物のそれぞれの実態は分からない。良くも悪くも書かれ、また相当の装飾が施されているだろう。それらはさておき、あの戦国時代に、もし「平定な時代の到来を夢見てそのために身を投じた人物」がいたとすれば、それは明智十兵衛光秀という男を除いていなかったのではないかと私は思う家康が麒麟を連れて来たという説がある。しかし彼は積極的に戦うことはしなかったし、続く徳川時代は鎖国によって人類の進歩に立ち遅れ、それは明治以降の反動、激動を準備した。光秀は理想の実現のために積極的に戦った。しかし麒麟は来なかった。しかも、二十一世紀を迎えた現時点にも来ていない。それどころか、世界はむしろ荒れ果てている。トランプ政権をはじめとしたアメ...麒麟はいつ来る…?

  • 早くも立春が過ぎて行った

    今日は2月4日。通常の年なら立春ということになるが、立春はすでに昨日で終わった。地球が太陽の周りをまわる軌道を一周するのに、365日と6時間かかる。この6時間の誤差を調整するため、4年に一度のうるう年を設けているが、それでも生じる端数を調整するために、この立春の一日前倒しが起こるという。今年がそれに当たり、124年ぶりのことだという。年をとると日が経つのが早く、一日でも繰り下げてほしいと思っているところに繰り上げられたのではたまらない。反面、切り上げてほしいと思っていたコロナ緊急事態宣言は、逆に1ヶ月延長になった。すべて思う要にはいかない。まあしかし、感染者数も減少傾向にあるようだし、そろそろ本ものの春が来るだろう。K先輩からは飲み会の誘いがあり今月下旬に予定したし、昨年11月から長期入院していた弟も来週は退院...早くも立春が過ぎて行った

  • 淋しいスタート … 一月も終わる

    「たわごと」ブログを書き続けるべきか悩んでいると、早くも一月は終わろうとしている。気が付いてみると、一ヶ月何もなかった。家族では昼食と夕食の各一回、近くに外食に出かけたが、それ以外は出かけていない。女房との散歩は時々するが、これとて家の周りを歩くだけだ。ひと月も誰とも会わない月など、これまであっただろうか?書斎に掲げる日程表の白板を見ると、2月の書き込みはいずれも目の検査のための東京医大病院だけが記入されている。ひと月の外出予定が病院通いの2回だけなんて、こんな惨めなことがあろうか。世の中、内外共にコロナを中心に騒がしいが、自分がその中にいる気がしない。ブログの材料は山ほどあるが、「自分の記事」とはなり得ない。寂しい日程表(左側が1月、右側が2月)淋しいスタート…一月も終わる

  • ブログを続ける意味はあるのか?

    前回の投稿で、恒例により昨年分のブログを冊子に編集して、表題を、これまでの「酒と旅と人」から「老いのたわごと」に変えたいきさつを書いた。つまり、14年間の変遷の中で、ブログの中身はすっかり変わり、酒も旅も多くは姿を消し、中身は新鮮味のない「たわご」に過ぎないものになってきたのだ。ここまで来て「ハッ」と思ったことは、これ以上ブログを書き続ける意味があるのだろうか、ということだ。酒についてはそれなりの探求してきた自負もあるし、日本酒自体が大変な進歩を遂げた時代でもあったので、それなりの発信力もあった。旅も、国内は全県を歩いたし、海外旅行も22か国80都市を回ったのでそれなりのネタもあった。それらを失った今、ブログに新鮮味は何もないのではないか?自らその内容を「たわごと」と認めるに至って、書き綴っけるのは不遜ではない...ブログを続ける意味はあるのか?

  • 変わりゆくブログの中身

    「旅のプラズマ」と題して14年間ブログを書き続けてきた。そして毎年、一年分のブログを「酒と旅と人」という表題で冊子に纏めてきた今、昨年分(14年目)の編集をあらかた終えて読み返すと、その中身と表題とはかなり変わってきている。ブログを始めた動機は、趣味としての日本酒の探求と、海外旅行を含めた旅の記録を発信しようとするものであった。しかしこの間、20年間続いた純米酒フェスティバルは一昨年をもって閉じられ、それに伴い純米酒普及推進委員会は解散した。海外旅行に至っては、2011年のオーストラリアを最後に10年間行っていない。今後行くことはないであろう。酒の記事も旅の記事もめっきり減った。読み返すと、毎年同じ時期に同じことを書いている。新鮮味は何もなく、毎日あったことを記録する凡庸な日記のようなものだ。冊子の表題を「老い...変わりゆくブログの中身

  • どこまで混乱は続く? ・・・ 2021年

    前回の投稿で、今年の年明けを「暗い年明け」と書いたが、2週間を経て早くもその度を増してきた。感染急拡大の様相を見せ始めたコロナ情勢に対し、政府は再び緊急事態宣言を発したが、時期も内容もピリッとせず、間の抜けたような菅首相の宣言姿勢も相まって、それを受けた国民に「緊急」や「緊張」の感じはない。日本人特有の自粛精神も働くので、それなりの効果は発揮するだろうが、感染増勢を防ぐことはできないだろう。1日数千から万単位の感染者増の到来を防ぐことはできないのではないか?アメリカの混乱も気になる。私は、人類の進化の度合い、ひいてはそれぞれの国の進化の度合いを「民主主義の進化の度合い」で見ることとしており、その意味では、アメリカを「最も進んだ国」の一つに数えていた。ところがその国の大統領が、民主主義のイロハのイである選挙の結果...どこまで混乱は続く?・・・2021年

  • 暗い年明け

    21世紀も節目の年、2021年を迎えた。暗い年明けであった。新型コロナ患者は増勢の一途をたどり、東京だけでも一日の感染者が1500人を超える日が出た。世は、緊急事態宣言の発令を巡って大騒ぎだ。例年なら希望に満ちた諸計画が並ぶはずの日程表に、一行の記載もない。会食も、集会も、勉強会も、イベント参加も、何も計画はない。コロナは、これらの諸計画を先行き短い老人からも奪ったのである。経済はもちろん、政治も暗い。7年間、ウソの答弁や諸資料の改ざんなどで維持してきた安倍政権の実態がようやく暴かれてきて、このコロナ緊急体制にありながら国会も開けないでいる。安倍政権のウソ・ゴマカシ政治を裏で支えたのは菅首相本人であり、安倍の実態を暴くことは菅体制の中身をさらすことにつながる。すべては暗い。この年明け状況が一年間続くのだろうか?暗い年明け

  • 85歳の年が暮れる

    今年も暮れる。85歳の年が暮れる。コロナ禍で何もできない年であった。何といっても年初から突如襲われたので、慌てふためいて何もできなかったのだ。過ぎてみて、やりたいことがいっぱいあることに気が付いた。80代も半ばを過ぎたのだ。来年こそは、コロナの下でもできる方法を考えて、今年の轍を踏まないようにしよう。コロナごときに、残された貴重な時間を奪われてはたまらない。85歳の年が暮れる

  • 今年はどんな年であったのか?

    今年はどんな年であったのか?良かったこと・一家、コロナに襲われず大病もなし・コロナ禍にあって、ミャゴラトーリ公演成功10月『ガラ・コンサート』(持続化給付金200万円を受けて)12月『ドン・カルロ』(文化庁支援150万円を受けて)・マザーズ社の業績順調コロナ手当月額5万円の新設(実質ベースアップ)・はやぶさ2、ロマンに満ちた6年ぶりの帰還・トランプの敗北、安倍首相の退陣(菅内閣も変わり映えしないが)悪かったこと・夫の視力、夫妻の記憶力の衰え老齢化現象の最たるもので、嘆くに値しないか?・コロナ禍で、集会や交友が絶たれたこと・「純米酒を楽しむ会」1回のみの開催で無期延期コロナのせいで、今後の開催メド立たず・弟健次の手術。病院での年越しとは悲しいまだまだいろいろあるが、総じて良い年なのか悪い年だったのか…今年はどんな年であったのか?

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