2007年からの「チェルト君のひとりごと」は2013年4月でおしまい。今度は「パパのひとりごと」です。
<コルソ・ブエノス・アイレス2012年PublicDomain>コルソ・ブエノス・アイレスは、1980年ごろから、どんどん変わってきて、僕が最後に訪れた2016年には、どこか伝統的な雰囲気は失われ、東京の銀座と同じように有名ブテイックが並ぶ街に変化していた。非常に残念に思ったものだ。その昔、買い物の品定めは、日曜日にみんなで下見をする、つまりウインドーショッピングをするというのはミラネーゼの行動パターンだった。だから店は日曜日でも、ショーウインドー(ヴェトリーナ)には明かりがつき、店は閉まっているけれども商品が見えるようになっていた。<あるヴェトリーナ>日本のように、味もそっけもないシャッターが下りているのではなく、入口の左右にショーウインドーがあって、真ん中が店内への入り口だった。だから日曜日で店が閉まってい...コルソ・ブエノス・アイレスその2
僕がミラノに住んでいた頃も、その後も、しょっちゅう歩いていたコルソ・ブエノス・アイレスについて書いておきたいと思う。<コルソ・ブエノス・アイレスwikipediabyG.dallorto>昔、コルソ・ブエノス・アイレスを車で走っていると、急に前の車がスローダウンして、慌てて僕がブレーキを踏むことになることが時々あった。その運転者の目的は、歩道を歩いている美しい女に声をかけるためだと、後でわかった。とりあえず、美しい女性を見たらば、声をかけるのはイタリア人にとっては当たり前。それを車を運転しながら実行していることに出会った僕は、ビックリしてしまうのは当たり前だろう。コルソ・ブエノス・アイレスとは、ミラノのある大通り。場所はミラノの中心、ドウオモからサン・バビラを通って、ボルト・ヴェネチアを潜って歩き始めると、ここ...コルソ・ブエノス・アイレスその1
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