バフェットが動く期待
米国の株の神様と称せられるウォーレン・バフェットが日本の大手商社の三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅の大手5社の株式に投資し、昨年来、各銘柄5%ずつ保有した。バフェットの商社の注目は日本株では一歩遅れての出動であった。外人投資家の日本株の保有率は三井物産46%、住友商事60%、三菱商事48%、伊藤忠商事20%、丸紅63%と高い持ち株比率を保っている。伊藤忠商事の外人比率20%を除くと外人の持ち株比率は高い。海外投資家の日本商社の持ち株比率が高いのは納得できる。いずれも伊藤忠商事を除いて財閥企業のグループである。三井、三菱などの財閥系を除くと、商社は大阪本社のところも多く関西地方の存在感が高かった。私は大学卒業後に日本経済新聞社の記者として世の中に出た。大学を出た昭和30年代当時では日本の産業界...バフェットが動く期待
2024/02/28 05:11