日本の防衛費の積み増しを議論する前に国会議員の定数削減こそを決めるべきだ
来年度予算の在り方が関心を集めそうな時期となってきたいま、日本の防衛費を積み上げようとする動きが活発化している。もともと凶弾の倒れた安倍元首相が提唱していたいまの日本の防衛費をGDPの1%から2%に大幅に積み上げようとする保守層の声が大きくなっているもので、ことし2月のロシアのウクライナ侵攻にこのところ相次いでいる北朝鮮のミサイル発射で国際的に日本の地位が脅かされていて、日本の防衛力を一層高めないと日本の安全保障が保たれない、という理屈である。そもそも日本はいまの憲法下では憲法9条で「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」としており、「この目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は...日本の防衛費の積み増しを議論する前に国会議員の定数削減こそを決めるべきだ
2022/12/01 10:17