『老前整理』(くらしかる代表 坂岡洋子著)を読んで
前に図書館で借りていた本をこの年末の休暇を利用して読んだ。「ろうぜんせいり」とPCで打ち込んで変換しても、「老全整理」となるが、「老前整理」にはならない。それくらいこの言葉は「断捨離」のようには知られてはいない。しかし、イメージとしては、なんとなくわかる。それは、亡くなってから遺品を整理する、「遺品整理」でもなく、生前に財産を分けておく「生前整理」でもなく、「モノと一緒に今までの人間関係やお金、時間も含めて今後の人生に有益なものを残し、不要なものを処分する」という考え方(哲学)のようである。だから、当然「モノ」の整理(処分)が中心にはなるが、何がなんでも処分しようというものでなく、ゆっくりと時間をかけて整理していくという考え方を身につける。だから、当然新規購入は控えるという哲学でもある。来年65歳を迎える...『老前整理』(くらしかる代表坂岡洋子著)を読んで
2022/12/31 16:19