変数を変える
昨日は御託を並べてしまいました。でも、これは壊れていく自分の頭の状態を見つめるための行為でした。耳鳴りが激しく、毎朝起床の度に苦しんでいるのです。頭の中が壊れているのではないかと、句を詠んで日々確かめたり、畠でも連作障害が発生しないように、コンパニオンプランツを組み合わせたりと、元々凡庸な頭なので堂々巡りしています。読書にもどれだけ耐えられるかと、天候不順と台風の連続の中で、井上ひさしの「四千万歩の男」長編3冊を読んでみました。これは1986年刊の初版で書庫に眠っていたものです。伊能忠敬が50歳過ぎてから星学・暦学を修め、1800年に誰も測ったことのない子午線1度の長さを、自分の足で歩いて求めたことは、誰でも知っていることです。現在の測量技術との差も千分の1とか。その記録を縦糸に、前後100年程の様々な同時代人...変数を変える
2019/10/31 21:05