かつてアメリカに存在した「女子プロ野球リーグ」の歴史
戦争による野球興行の衰退を恐れ設立された女子プロ野球 アメリカで女性が野球をするようになったのは、1860年代にニューヨーク州ポキプシーのヴァッサー大学がチームを結成したときにさかのぼります。 それから約80年後、世界初の女子プロ野球リーグ「全米女子プロ野球リーグ(All-American Girls Professional Baseball League)」が発足しました。 女子プロ野球の登場は、第二次世界大戦の勃発と密接な関わりがあります。男性の出征によりプレイヤーの数が減り、野球興行が衰退することを恐れたプロモーターが、女性に白羽の矢を立てたのがそのきっかけです。
2021/06/28 18:30